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公開日時 2020.03.16
最終更新日時 2022.04.06

【建築施工管理技士必見!工事の豆知識】内装工事の種類:天井工事

施工から年数が経つと、建築物の内装にはさまざまなダメージが現れてきます。
クロス工事や塗装工事など、内装工事に携わる施工管理技士は施工に関して多くの知識が必要です。
この記事では、内装の天井部に汚れやシミ、ヒビなどのダメージが出てきたとき、それを補修する天井工事についての一部を紹介します。

天井工事とは

天井工事

天井工事とは施工・修理など天井に関する工事全般のことを指します。
ここでは主に改修工事の種類について紹介します。

天井工事の種類と特徴一覧

・天井の穴の修繕
天井に穴が開いた等の場合は、部分的な工事で済む場合もあります。
穴部分のクロスを剥がし、穴の補強を行うなど比較的簡単な修理で済ませることも多いです。
もちろん穴の大きさや築年数、傷の具合などから、他の修理方法を提案する場合もあります。

・天井のクロス張替え
クロスがボロボロになった、シミが目立つようになった等の場合は、クロスの張替え工事を行います。
壁と一緒に施工する場合も多いです。

・天井の塗装工事
天井の塗装をきれいに塗り直す工事です。
場所によって塗料を変える必要があります。

天井工事は顧客の要望や現場の状態によって費用や工法も多岐にわたります。
そのため一度現場を確認し、詳細な見積もりを行いましょう。

天井工事に使われる塗料の種類

塗料

天井部の塗装工事では、塗装する場所によって塗料を変える必要があります。
ここでは天井の塗装工事でよく使われる「アクリル系塗料」と「エマルション系塗料」について紹介します。

アクリル系塗料

アクリル系塗料とは、アクリル樹脂を主成分とする塗料です。
安価なことと、カラーバリエーションが豊富なことから、さまざまな場所に使用されています。
デメリットは、塗膜が薄く耐用年数が5~7年と短いことです。
そのため頻繁に天井の塗り替えが必要となります。

エマルション系塗料

エマルション系塗料とは、水溶性の溶液の中に油性の成分が含まれている塗料のことです。
水溶性塗料のような塗りやすさがありながら、油性の塗料のように落ちにくいという特徴があります。
時間が経つと水分が蒸発し、油性のものが残ります。
そのため耐用性に優れており、耐用年数が長いのがメリットです。
デメリットは、アクリル系塗料などに比べて価格が高いことなどが挙げられます。

場所に適した改装工事を行おう

天井工事には天井の穴の修繕やクロスの張替え、塗装工事などさまざまな種類があります。
いずれも場所や傷の具合、顧客の要望によって施す工事が異なってきます。
建築施工管理技士は工事を行う際には必ず現場にいって状態を確認することが大切です。

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