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橋工事に関わる施工管理者がおさらいしたい工法:トラッククレーンベント工法

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公開日時 2023.04.11 最終更新日時 2023.04.11

橋梁の架設工事では、橋梁の型式や現場の諸条件によって異なる架設工法が選択されます。
そのため橋梁の架設工事に関わる施工管理者には、条件にあった工法を選定できるだけの知識が求められます。
そこで今回は、施工管理者なら必ずおさえておきたい架設工法「トラッククレーンベント工法」について解説します。
どういった架設工法なのか、作業の流れや特徴などをおさらいしておきましょう。

 


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トラッククレーンベント工法とは

トラッククレーンベント工法とは


「トラッククレーンレーベント工法」は、上部工(架設桁)をベント(仮受け台)で支えながら、順次、移動式クレーン(トラッククレーンまたはラフタークレーン/ラフテレーンクレーン)によって架設していく工法です。
トラッククレーンベント工法の施工の作業の流れは、以下の通りです。

1.移動式クレーンでベントを設置します

2.上部工をベントの上に、所定順序に従って架設します。

3.ベント上で、上部工の連結作業(高力ボルト締め付け、もしくは溶接)を行い、上部工の高さ(キャンバー)などを調節します。

4.ベントを解体して、完成します。

施工には移動式のトラッククレーン、またはラフタークレーン(ラフテレーンクレーン)と呼ばれる重機を使用します。
これは、普通トラックの荷台の代わりにクレーンを架装したもので、走行用とクレーン用の運転室がそれぞれ別に設けられています。
そして、作業現場まで自走しクレーン作業を開始します。
また、上部工を運ぶにはトラックやトレーラーを使用します。

トラッククレーンベント工法の特徴


「トラッククレーンベント工法」は、主に平地における鈑桁・箱桁、トラス、アーチ、ローゼ、ランガー、ラーメン等の橋の架設に適した工法です。
ベント設置が可能な平地での施工が可能ですが、基本的に80t吊り以上の大型トラッククレーンは現場で組立・解体が必要です。
そのため作業ヤードが狭い場合、事前にトラッククレーンの組立・解体ヤードを検討しておかなければなりません。

トラッククレーンベント工法のメリットは、工費が安い点と工期が短い点にあります。
これは他の橋梁の架設工法と比べて少ない設備で架設可能なためです。
そして工費の安さと工期の短さから、橋梁の架設工事のなかではもっともポピュラーな選択肢とされています。

橋工事でもっとも一般的な工法はトラッククレーンベント工法

今回は、橋梁の架設工事の工法でもっとも一般的な「トラッククレーンベント工法」について解説しました。
橋梁工事には重量物取り扱いや高所作業が多いため、現場に合わせた品質・安全対策が特に重要になってきます。
適切かつ確実な施工を行うために、まずは工法についての知識を蓄えておきましょう。

 


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