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施工管理が知るべき重機の部品の名称:ミキサー車編

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公開日時 2023.05.07 最終更新日時 2023.05.07

生コンクリート(生コン)を運搬するミキサー車は、工事現場に欠かせない重機です。
工事現場では重機の点検や部品交換を行うこともあります。施工管理者もミキサー車の部品について知っておくと、いざという時に役立つのではないでしょうか。
今回はミキサー車の部品の名称や役割を一覧でまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

ミキサー車の部品一覧

ミキサー車の部品一覧

まず、ミキサー車の代表的な部品を一覧でまとめました。

  • ドラム
  • ホッパ
  • 減速機
  • 油圧モータ
  • スクープ
  • シュート
  • 水タンク
  • フェンダ後方ステップ
  • レバー
  • ガイドローラ

以上がミキサー車の部品や部品です。
次に、各部品の役割について解説します。

ミキサー車の部品一覧

・ドラム
ミキサー車の要となる部品が、車両中央にある「ドラム」です。投入した生コンが固まらないよう、走るときも停車しているときも回転し続けます。ドラム表面は摩擦に強い銅板を使用し、内部には材料をかき混ぜる「ブレード」が何種類かついています。

・ホッパ
車両後方にあり、ドラムの投入口となる部品のことを「ホッパ」と呼びます。長期間使用するとホッパ内部が摩擦ですり減り、修理が必要になることも珍しくありません。

・スクープ・シュート
「スクープ」はホッパの真下にあり、投入した生コンを集めるじょうごの役割をしています。スクープの下にある「シュート」は、決められた位置に生コンを流し込むための部品です。スクープやホッパが摩擦ですり減ると生コンが流れ出て掃除が必要なこともあります。

・水タンク
ドラムの前方部分には、水を貯蔵するための「水タンク」と呼ばれる部品が取り付けられています。水タンクの役割は荷降しが終わった後のホッパやドラムなどの洗浄です。水タンクのサイズにはいくつか種類があり、ミキサー車の積載量によって異なります。

・レバー
「レバー」はドラムの回転方向、速度を調節する部品です。不具合を起こすとドラムの動作不良によって生コンが固まる原因となります。レバーの数は、運転席、車両後部左右、ホッパ付近の合計4つです。

・ガイドローラ
「ガイドローラ」はミキサー車本体とドラムを接続する部品です。ドラムの左右に1個ずつ取り付けられています。定期的にグリスアップを怠ると、ガイドローラの破損、亀裂につながるおそれがあります。

ミキサー車の部品は施工管理のチェックが重要

大型の部品が多いミキサー車は、修理に多額の費用がかかることもあります。
部品交換のコストを抑え、部品の寿命を延ばすためには施工管理のチェックが重要です。現場の作業を円滑に進められるよう、ミキサー車の部品について正しい知識を持っておきましょう。

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