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工事現場で職人がケガをした!現場監督に求められる応急処置のスキルとは「指切断・爪剥がれ編」

現場監督にとって、建設現場での事故は絶対避けなければいけないもの。
でももし、作業員の方がケガをしたら、適切な応急処置を行う必要があります。
爪が剥がれたら・・・指を切断してしまったらどうしたらいいのでしょうか。パニックにならずに冷静に対処するため、今回は指切断と爪剥がれの応急処置の方法についてご紹介します。

指切断時の応急処置方法

建設現場での指切断事故は、あらゆる場面で起こります。
実際に起こったもので、丸ノコ歯によって人差し指・中指を同時に切断してしまった事例や、モルタルミキサーでの練り作業中に、ミキサーを停めずにモルタルミキサー排出口から親指を入れてしまい第一関節まで切断してしまった事例などがあり、電動ノコギリやプレス機を使用している場面はもちろん、どんな状況でも気をぬくことはできません。

指切断の応急処置

指が切断された場合、再接着をすることを考えて応急処置をする必要があります。
そのためには、切断された指の保存と、指がとれた手の止血の両方を行わなければいけません。
また、この応急処置を行いながらすぐに救急車を呼ぶのが前提です。

切断された指の保存方法

切断された指は、ガーゼやラップにくるんでビニール袋に入れるか、二重のビニール袋に入れた状態で氷水の入った容器やビニール袋に入れ、傷を負った人とともに救急搬送します。
切断された指を、直接氷水につけるケースが見られますが、これは細胞が破壊され再接着できなくなるので厳禁です。
切断指は必ず密閉して氷水につけるようにします。

傷口の応急処置方法

傷口には、清潔なガーゼを当てて、その上から包帯などで強く圧迫して止血しましょう。
傷口を頭より高い位置に上げることで早く止血することができます。

爪剥がれの応急処置方法

爪剥がれの場合で、完全に爪が剥がれきってない場合は、絶対に無理に爪を剥がしてはいけません。
傷口をしっかり消毒し、清潔なガーゼと包帯などを巻いて固定します。
万が一、爪が完全に剥がれてしまった場合でも、剥がれた爪は絶対に捨てずに、もとあった場所にのせて固定してください。

指切断・爪剥がれは応急処置が左右する

指切断や爪剥がれなどは、その後の回復状況が応急処置によって大きく左右されます。
普段あまり目にすることのないケガなので、慌ててパニックになってしまいがちですが、現場監督は冷静に応急処置をしながら、ケガした本人を落ち着かせてあげるようにしましょう。