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現場に徹底しよう!倒壊・崩壊災害の防止方法とは【前編】

現場では足場や支保工などの設置にあたっては倒壊や崩壊防止策を練る必要があります。
もしも倒壊や崩壊災害が起こってしまえば最悪の場合、死傷者が出てしまう危険性があるためです。
そこで倒壊・崩壊災害を防止するために行いたい方法をご紹介します。

倒壊災害を防止するには

足場や型枠支保工などの仮設構造物を設計する際には、安全性を十分に考慮する必要があります。
特に水平方向の安全性を十分に考慮します。
そして荷重や外力を計算し、強度を確保しましょう。
また組み立てる時には、倒壊や作業中の墜落などを防止するため、あらかじめ作業計画を立てます。
型枠支保工の場合は、組み立て図を作成し主任者の指揮の下で組み立てる必要があります。
仮設構造物に使用する材料は事前に点検を行います。
損傷・変形・腐食のあるものは使用しません。
組み立てる際には関係者以外立ち入り禁止にし、悪天候の際には作業を中断します。
足場に防護柵や建設用のリグと、工事用エレベーターなどを取り付ける際には、あらかじめ垂直材や水平材などで足場を補給しておきます。
またスライディング積層足場を設置する際には、構造や強度について十分に検討しましょう。

崩壊災害を防止するには

現場の状況によっては崩壊災害を防止するため、あらかじめ対策を講じる必要があります。
小規模な溝掘削などを行う上下水道工事などでは、土止め先行工法を実施します。
降雨時には法面を養生し、安全な勾配を守りながら掘削します。
地山の掘削を行う際には、周辺の地山について調査したあと施工計画を定めましょう。
施工の時期や方法、順序、安全な勾配の取り方、排水の方法、落石の防止方法などの措置を講じます。
地山が地質的に崩壊する危険性がある場合には、あらかじめ土止め支保工、落石防止柵、ロックボルトなどを設けましょう。
またこれらを設けた場合でも、作業者の立ち入りは禁止します。
掘削面が高さ2m以上になる場合は、掘削作業主任者を専任します。
作業開始前には作業中の掘削面の状態をしっかり確認しましょう。
すかし掘りをしていないか、排水は良好か、湧水の状態などを見ていきます。

倒壊・崩壊防止方法を徹底し作業員の安全を確保する

倒壊・崩壊防止をする際には、あらかじめ地質や周囲の環境などをしっかり把握しておく必要があります。
これを怠ると倒壊や崩壊を引き起こし、作業員に危険が及ぶ可能性があります。
また場合によっては主任者を選出することにより、監視や指示体制を強化します。
それに準じた施工計画を立てて、作業員の安全を確保しましょう。