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現場監督なら知っておこう!設計図の種類と内容【意匠図】前編

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公開日時 2022.10.06 最終更新日時 2022.10.06

建築で使用される図面の種類は多くありますが、意匠図と構造図の二つに大きく分けることができます。
このうちの意匠図とは、主に建物のデザインや外観などに関する情報を記している設計図になります。
意匠図を見ることで、建物が完成したときの見た目を把握できるでしょう。
ここでは意匠図のうち設計概要書や特記仕様書、仕上表、配置図、案内図、求積図について詳しく解説していきます。

文章や表を用いて建物全体のことを示す


「設計概要書」「特記仕様書」「仕上書」は文章や表などによって、施工についての説明が記載されている書類です。
「設計概要書」は設計の方針や工区計画、開発区域内の土地の現況、土地利用計画などについて書く欄が設けられています。日付や数字、該当の有無について記載する欄がほとんどです。工区計画には着工予定年月日と完了予定年月日を記載する欄があります。
「特記仕様書」は図面には表記しにくい使用材料の種類や、グレードなどに関する情報を記載する書類です。
「仕上表」は屋根や壁、天井などの仕上材に関することが、表を用いて記載されています。
建設会社によって設けられている項目が異なり、詳しく記載する建設会社もあれば大まかに記載するだけの建設会社もあります。
完成後には見えなくなる部分に使用する部材まで、詳細に記載する重要度の高い書類です。

建物の配置や周囲との位置関係が分かる図面

配置図

上から見て、どの部分に何を設置するのか、分かるように記載されている図面です。
専門的な知識を持たない一般の人が見ても、どのような建物になるのか大まかに分かるよう書かれています。
配置図で書く範囲は敷地と建物だけでなく、周囲の道路なども含めるのが一般的です。
また、高低差や周囲の道路の幅員なども記載します。

案内図

建築場所の付近の地図です。
小さな道路などは省略可能で、周囲の大きな道路や建築場所に面している道路、大きな建物などが明記されています。
建築場所を確認するだけのものであるため、縮尺などの表記は不要です。
建築確認申請を行うときに提出を求められます。
現在は、航空地図やグーグルマップなどをそのまま用いることも多くあります。

求積図

建物や土地の面積を求めるための計算式や図を記載している図面です。
建ぺい率や容積率などに関して法律上の制限があるため、求積図が必要になります。
現場監督の業務にとってはあまり使用度が高い書類ではありませんが、法律に則って設計されていることを照明するのに必要な書類です。

書類の種類と記載内容を把握しておこう

ここで紹介した図面は、現場監督が現場で業務をする際に使用することはあまり多くないでしょう。
しかし、建築確認申請を提出する際など、工事を始める段階で必要になります。
現場監督を務めるなら、どんな種類の書類があり、どんなことが記載されているのか把握しておきましょう。

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