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空調設備の仕事におすすめの資格10選【カテゴリ別に合格率/難易度を紹介】

働く
公開日時 2022.08.17 最終更新日時 2024.04.09

空調設備に関する資格はさまざまあるため、どれを取得すればいいのか分からない人もいるでしょう。

この記事では、カテゴリ別に空調設備に関する資格を具体的に解説していきます。

また、勉強方法についても紹介します。この記事を読むことで、自分の仕事や今後目指したい仕事に合った資格を選ぶことができるでしょう。

この記事を参考に、転職を成功させるためにも資格取得を目指してみましょう。

空調設備に関する資格にはどんなものがある?

空調設備の仕事をするにあたって、管理系や技術系などの持っておくとよい資格がいくつかあります。

資格を取得しておくことで業務の幅が広がったり、収入をアップさせたりすることができるでしょう。また、資格があることで転職の際に有利になる可能性もあります。

空調設備に関する資格を、管理系と技術系に分けてそれぞれ紹介します。

【管理系】空調設備に関する資格と難易度

空調設備に関する管理系の資格とは、現場の責任者として管理、監督、保守などを行うために必要な資格です。

ここからは、それぞれの資格の具体的な内容と難易度について解説していきます。

管工事施工管理技士

管工事施工管理技士は、配管工事の施工から現場責任者まで幅広い業務を行います。

管工事施工管理技士は国家資格の1つで、受験には一定の学歴や資格と管工事施工に関する実務経験年数が必要です。

管工事施工管理技士には1級と2級があり、違いは業務の範囲にあります。

2級の場合は専任技術者、主任技術者のみですが、1級はそれらに加えて監理技術者として業務を行うことができます。

1級の合格率は第1次検定が平均40%前後、第2次検定が平均60%前後です。2級の合格率は第1次検定が平均60%前後、第2次検定が平均40%前後となっており、どちらも難易度が高めといえるでしょう。

出典:1級 管工事施工管理技術検定のご案内|一般財団法人 全国建設研修センター
参照:https://www.jctc.jp/exam_old/guide/kkj-1

出典:令和3年度 2級管工事施工管理技術検定 第1次検定・第2次検定 受検の手引|一般財団法人 全国建設研修センター
参照:https://www.jctc.jp/wordpress/wp-content/uploads/tebiki_2k02_03.pdf

電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士は電気工事の施工計画図の作成、工事の管理・監督などを行います。

電気工事施工管理技士は国家資格の1つで、受験には一定の学歴や資格と電気工事に関する実務経験年数が必要です。

電気工事施工管理技士には1級と2級があり、違いは活躍できる現場の規模にあります。

2級の場合は一般建設業の電気工事における専任の技術者・主任技術者のみですが、1級は特定建設業においても可能で、監理技術者としても業務できます。

1級の合格率は第1次検定が平均45%前後、第2次検定が平均70%前後です。2級の合格率は第1次検定が平均60%前後、第2次検定が平均45%前後となっており、どちらも難易度はそれほど高くないといえるでしょう。

出典:令和4年度 1級 電気工事施工管理技術検定のご案内|一般財団法人 建設業振興基金
参照:https://www.fcip-shiken.jp/den1/index.html

出典:令和4年度 2級 電気工事施工管理技術検定のご案内|一般財団法人 建設業振興基金
参照:https://www.fcip-shiken.jp/den2/index.html

冷凍機械責任者

冷凍機械責任者は、冷凍設備における高圧ガスを製造する施設の保安業務を行います。

冷凍機械責任者は国家資格の1つで受験資格の定めは特にないため、学歴や実務経験がなくても受験できます。

冷凍機械責任者には第一種・第二種・第三種があり、その違いは冷凍能力の規模です。

第一種はすべての製造設備において製造にかかわる保安が可能であるのに対し、第二種は1日の冷凍能力が300トン未満の製造施設まで、第三種は1日の冷凍能力が100トン未満の製造施設までとなっています。

それぞれ3日間の講習を受けた後、試験を受けます。試験は第一種が年に1度、第二種・第三種が年に2度実施しています。

合格率は、第一種が平均30%前後、第二種が平均25%前後、第三種が平均30%前後となっているため、難易度が高いといえるでしょう。

出典:高圧ガス製造保安責任者講習(冷凍)|高圧ガス保安協会
参照:https://www.khk.or.jp/qualification/examination_course/course_a/course_refrig_safetymgr.html

出典:国家資格の概要及び職務範囲|高圧ガス保安協会
参照:https://www.khk.or.jp/qualification/national_qualification/examination/examination_range.html

エネルギー管理士

エネルギー管理士は省エネ法によって定められた国家資格で、工場などのエネルギー使用量の監視や改善を指揮し、維持管理を行います。

エネルギー管理士は誰でも受験できる国家試験による取得と、エネルギー使用の合理化に関する実務に3年以上従事した人が受けられる認定研修による取得の2つの方法があります。

国家試験の合格率は平均30%前後、認定研修の修了試験の合格率は平均60%前後となっています。国家試験で取得する場合は難易度が高いといえるでしょう。

出典:エネルギー管理士|一般財団法人 省エネルギーセンター
参照:https://www.eccj.or.jp/mgr1/

建築物環境衛生管理技術者

建築物環境衛生管理技術者は、建築物の維持・衛生管理を監督できる国家資格です。

建築物における衛生的環境の確保に関する法律において、特定建築物には建築物環境衛生管理技術者を選任しなければならないとされているため、ビルの管理をするためには必要な資格となります。

建築物環境衛生管理技術者の受験資格は、指定の建築物の当該用途部分において2年以上、環境衛生上の維持管理に関する実務に業として従事している必要があります。

試験は年に1度の実施で、合格率は平均20%前後と難易度は高いといえるでしょう。

出典:建築物における衛生的環境の確保に関する法律|e-Gov法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=345AC1000000020_20190401_429AC0000000041

出典:国家試験情報|公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター
参照:https://www.jahmec.or.jp/kokka/

電気主任技術者

電気主任技術者は、事業用電気工作物の工事や保安監督、維持などを行うことができる国家資格です。

受験には種類によって、一定の学歴や電気工事に関する実務経験年数が必要です。

電気主任技術者には第一種・第二種・第三種があり、取り扱うことができる電圧に違いがあります。

第一種はすべての事業用電気工作物を取り扱うことが可能ですが、第二種は電圧が17万ボルト未満、第三種は電圧が5万ボルト未満(出力5千キロワット以上の発電所を除く)となっています。

第一種の合格率は第1次検定が平均30%前後、第2次検定が平均13%前後です。第二種の合格率は第1次検定が平均25%前後、第2次検定が平均20%前後です。第三種の合格率は平均10%前後となっており、いずれも難易度が高いといえるでしょう。

出典:電気主任技術者って何だろう?|ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター
参照:https://www.shiken.or.jp/chief.html

【技術系】空調設備に関する資格と難易度

【技術系】空調設備に関する資格と難易度

空調設備に関する技術系の資格とは、実際に工事をするために必要な資格になります。

ここからは、それぞれの資格の具体的な内容と難易度について解説していきます。自分が仕事をする上で必要な資格を取得しておきましょう。

ボイラー技士

ボイラー技士は、一定規模以上のボイラーの管理・保守点検・修繕などを行うための国家資格です。

ボイラー技士には特級ボイラー技士・一級ボイラー技士・二級ボイラー技士があり、二級ボイラー技士は受験資格に制限はありませんが、特級ボイラー技士・一級ボイラー技士はそれぞれ受験資格の条件を満たす必要があります。

資格の種類の違いは、対応できる伝熱面積です。

特級ボイラー技士は500平米以上の伝熱面積のボイラーに対応できるのに対し、一級ボイラー技士は25平米以上500平米未満、二級ボイラー技士は25平米未満となっています。

令和2年度の合格率は、特級ボイラー技士が29.1%、一級ボイラー技士が50.9%、二級ボイラー技士は58.4%でした。

出典:受験資格|公益財団法人 安全衛生技術試験協会
参照:https://www.exam.or.jp/exmn/H_shikaku102.htm

出典:ボイラーの取扱い管理と作業主任者|一般社団法人 日本ボイラ協会
参照:https://www.jbanet.or.jp/license/division/boiler-chief/

出典:試験実施統計|公益財団法人 安全衛生技術試験協会
参照:https://www.exam.or.jp/exmn/H_gokakuritsu.htm

電気工事士

電気工事士は、電気設備の工事や取り扱いに必要な国家資格です。電気工事士には第一種と第二種の2つがあり、受験資格はどちらも不要なため誰でも受験できます。

電気工事士の第一種と第二種の違いは、第二種が600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できるのに対し、第一種は第二種の範囲に加えて最大電力500キロワット未満の工場、ビルなどの工事にも従事できます。

第一種の合格率は筆記で平均50%前後、技能で平均65%前後です。第二種の合格率は筆記で平均60%前後、技能で平均70%前後です。

出典:電気工事士って何だろう?|ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター
参照:https://www.shiken.or.jp/construction.html

冷媒フロン類取扱技術者

冷媒フロン類取扱技術者は、冷媒(フロンガス)が入った業務用冷凍空調機器の点検、冷媒の充塡、整備、回収などを行う際に必要な資格です。

資格には、一般社団法人日本冷凍空調設備工業連合会が認定している第一種冷媒フロン類取扱技術者と、一般財団法人日本冷媒環境保全機構が認定している第二種冷媒フロン類取扱技術者があります。

受験資格にはそれぞれ条件があり、第一種冷媒フロン類取扱技術者はすべての機器について点検・回収・充填が行えます。

しかし、第二種冷媒フロン類取扱技術者は点検と充填に関しては、空調機器であれば25キロワット以下、冷凍冷蔵機器であれば15キロワット以下の機器までであるため、注意しましょう。

出典:『冷媒フロン類取扱技術者』 |一般社団法人 日本冷凍空調設備工業連合会
参照:https://www.jarac.or.jp/business/cfc_leak/dl/shinshikaku.pdf

認定電気工事従事者

電気工事士法において、認定電気工事従事者は最大電力500キロワット未満の需要設備のうち、電圧600ボルト以下で使用する電気工作物の工事を行うことができます。

認定講習を受けることで認定電気工事従事者になれますが、受講には第二種電気工事士免状の交付を受けているか、電気主任技術者免状の交付を受けている必要があります。

出典:電気工事士法|e-Gov法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000139

出典:認定電気工事従事者認定講習|一般財団法人 電気工事技術講習センター
参照:https://www.eei.or.jp/approval/

空調設備の資格を勉強する方法

これまで紹介してきた資格を受験するためには勉強が必要ですが、勉強の方法は多くあります。

仕事をしながら効率的に勉強したい、費用をなるべくかけず勉強したいなど、自分に合った勉強方法を見つけて資格取得を目指しましょう。

ここでは、空調設備の資格を勉強する方法を紹介します。

スクールに通う

独学が苦手、効率的に勉強したいといった人は、スクールに通って勉強するのがおすすめです。

費用はかかりますが、短期間で集中して学ぶことが可能です。

出題傾向を分析したテキストやテストが用意されているため、合格のためのポイントを効率的に学ぶことができるでしょう。

独学で勉強する

勉強のための費用はあまりかけたくない、自分で学ぶ時間をしっかり確保できるという人は、独学で勉強することも可能です。

テキストや過去問題集などが出版されているため、それらを活用して勉強するとよいでしょう。

独学の場合は途中で挫折しないように、資格取得までの計画をしっかり立て勉強時間を確保する必要があります。

通信講座を受講する

独学が苦手でスクールに通いたいけど時間がなかったり、近くにスクールがなかったりする場合は、通信講座を受講する方法もあります。

スマートフォンやタブレットでも講義を視聴できるため、自宅だけでなく外出先や通勤時間中など、自分の都合に合わせて勉強することが可能です。

費用がかかりますがテキストやテストも用意してくれるため、効率的に勉強できるでしょう。

空調設備の資格を取得するメリット

ここまでご紹介してきた資格を取得することで下記のようなメリットがあります。

  • 就職・転職に有利
  • 給与・報酬がUPする

就職・転職に有利

空調設備に関する資格を持っていれば、役職に就くことが可能になったり、関わることのできる業務の幅が広がるので就職・転職に有利になります。

建築業界だけでなく、ハウスメーカーや工務店など活躍の場が広がるだけでなく、採用される確率も高くなり、自身のキャリアアップに大いに役立ちます。

給与・報酬がUPする

建築業界においては資格の有無で給与面が大きく変わることが少なく有りません。空調設備の仕事に関しても同様で、管工事施工管理技士や電気工事施工管理技士などの資格は特にニーズが高い傾向にあります。

こうした資格を取得しておくことで給与・報酬がUPすることが多いでしょう。また、企業によっては資格手当を用意しているところもあり、給与のベースアップや年収アップも期待できますよ。

空調設備の仕事に役立つ資格を積極的に取得しよう

空調設備の仕事に関するさまざまな資格を紹介してきましたが、いかがでしょうか。

今の仕事や今後目指したい仕事に役立つ資格を取得しておくことで、自分のスキルアップや転職の際に役に立つでしょう。

本記事を参考に、是非空調設備の仕事に役立つ資格取得を目指してみてください。

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