施工管理の求人・転職情報掲載。資格者・現場経験者は即採用【施工管理求人サーチ】

施工管理求人サーチロゴ
夢真の転職支援 施工管理求人サーチ電話番号
お気に入りリスト
まずは無料WEB登録
メルマガ登録

女性現場監督は転職やキャリアアップをしやすい?仕事上のメリットも解説

働く
公開日時 2022.09.08 最終更新日時 2023.10.27

現場監督の仕事について4つ


建設業界は、男性の世界というイメージがないでしょうか。しかし、女性にとっても働きやすい環境が整ってきており、女性の現場監督が活躍している業界になっています。

ここでは、女性が働きながら活躍できる現場監督の仕事内容について解説します。

  • 現場監督の仕事内容
  • 現場監督のやりがい
  • 現場監督の年収
  • 現場監督の1日の大まかな流れ

1:現場監督の仕事内容

現場監督の仕事は一般的に「工程管理」「安全管理」「品質管理」「原価管理」「出来形管理」といった施工管理を基本としています。

これらの他に、報告書の制作や工程を確認したりといった事務作業から、現場近隣へのあいさつ、現場の写真撮影、現場の清掃などの細かい業務があります。

2:現場監督のやりがい

現場監督として働く上で感じるやりがいは、見守ってきた建物の完成やお客様に喜んでもらえることが挙げられるでしょう。お客様だけではなく、無事に完成したことで職人の方にも認められます。

設計する段階から完成までをいつも間近で見てきた建物が、お客様の役に立てたときに達成感を得て、やりがいを感じるでしょう。

3:現場監督の年収

厚生労働省の「職業情報提供サイト」によると、建築施工管理技術者の平均年収は、619.8万円とされており、月額賃金は31.2万円となっています。残業が発生する場合にはこの金額を上回り、さらに給与が増えるでしょう。

また業務管理能力やスキルが上がれば、より年収が上がっていく可能性もあります。

出典:建築施工管理技術者|厚生労働省
参照:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/21

4:現場監督の1日の大まかな流れ

現場監督の1日は、その日の現場の工程内容や注意点、危険な場所などを全員に周知させます。その後は現場を巡回し、しっかりと工程通りに進んでいるか、問題がないか確認することが基本的な仕事とされています。

現場監督も安全のために作業服とヘルメットを着用して現場を管理していきます。

建設業界でも女性の就職や転職が増えつつある


建設業界は、スキルが上がれば年収も上がる業界だと言われており、女性の現場監督への就職や転職が増えつつあります。

国土交通省の「女性の定着促進に向けた建設産業行動計画」によると、建設業界における女性離職者の割合は2017年に66.7%であり、産業業界全体の92.0%と比較して低値です。

女性入職者は2017年で19.4%であり、産業界全体の51.3%と比較すると低値になります。しかし、男性の文化が強い職場環境の体制から、女性の働きやすさを応援する体制を整え始めている業界です。

たとえば、育児休暇や復職サポート、時短勤務など、仕事と育児・介護の両立を目指す女性にとって嬉しい働き方ができるようになってきています。また、キャリアアップしたいと希望する女性が、安心して自分のキャリアを考えられる体制を整える職場が増えてきているでしょう。

出典:女性の定着促進に向けた建設産業行動計画|国土交通省
参照:https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/content/001323991.pdf

女性で現場監督をする6つのメリット


女性で現場監督をするメリットについても気になるのではないでしょうか。建設業界に転職を考えている女性は、現場監督も選択肢の一つとして知っておくことで、働き方の選択肢が広がるでしょう。

ここでは、女性が現場監督として働くメリットについて、大きく分けて6つ解説していきます。

  • 顔を覚えてもらいやすい
  • 優しくしてもらえることがある
  • 女性用の装備や設備が用意されている現場もある
  • 女性が働きやすい環境整備が進みつつある
  • 産休や育休が取りやすい
  • 女性ならではの視点が重宝されることがある

1:顔を覚えてもらいやすい

建設業界で働く女性は増えてきましたが、まだまだ男性が中心になって働く業界とされています。力仕事、長時間の外勤、クライアントとの調整などは男性に任される業務だと考えられ、女性の仕事は事務になりやすいです。

しかし、そのような中で女性が現場監督として働いていると、顔を覚えてもらいやすいというメリットがあります。顔を早く覚えてもらうことで、コミュニケーションも円滑にいきやすく、楽しく仕事ができるのではないでしょうか。

2:優しくしてもらえることがある

建設現場で汗をかきながら重い資材を運んで、一生懸命働いている女性現場監督を見て、周りの男性が業務を手伝ってくれることがあります。

仕事をしっかりとこなせて、ミスや危険なく監督できる女性なら、なおさら一生懸命さが伝わります。わからないことを職人さんに教えてもらえることが多く、優しくしてもらえるでしょう。

3:女性用の装備や設備が用意されている現場もある

建設現場では、作業服とヘルメット、簡易トイレや簡易休憩テントが張られている現場が多いです。女性用の設備がない職場もまだわずかにあり、女性が快適に働きづらいと感じることもあるでしょう。

しかし、女性が現場監督として活躍することを推進している職場では、女性用の装備や設備を用意し、女性でも嫌な思いをせずに働けるよう配慮されていることがあります。就職する際は、この点についても意識しておくといいでしょう。

4:女性が働きやすい環境整備が進みつつある

建設業界は男性が働きやすく女性は事務作業ばかり、という職場だけではなくなってきました。さまざまな面で女性が働きやすい環境整備が推進されています。

女性が現場監督として働けると知り、建設業界に転職する女性も増えてきています。そして、安定した年収がもらえることに魅力を感じ、女性としての新しい働き方の一つになったと言えるのではないでしょうか。

これからの建設業界は、より一層女性にとって働きやすい環境に改善が進んでいくでしょう。

5:産休や育休が取りやすい

女性の現場監督としてしっかり働けるようになれば、その職場からは重宝される存在となるでしょう。建設現場で働く職人はいても、現場監督を任される人はまだまだ不足していると言われているためです。

つまり、産休や育休が取れずに退職してしまうと、職場自体が困ることになるため、女性が復職できるようにしっかりと産休や育休を取れる体制を整えている企業もあります。

6:女性ならではの視点が重宝されることがある

男性の活気に満ちあふれた建設現場では、女性ならではの視点が重宝されることがあります。男性の視点では思い浮かばないようなアイデアやきめ細かな配慮など、建設の設計時点から女性現場監督として活躍する機会があるでしょう。

女性ならではの、きめ細かな気配りや丁寧なコミュニケーションにより、現場の雰囲気も明るく楽しいものになるのでしょう。

女性で現場監督をする5つのデメリット


女性が建設業界で現場監督をすると、メリットだけではなく、デメリットもいくつかあります。男性と女性の考え方のちがいから不快に感じる場面に遭遇することもあるでしょう。

ここでは、女性が現場監督として働く上で感じるデメリットについて、大きく分けて5つ解説します。

  • 男性中心という考え方がある
  • 女性に配慮した環境整備がされていない現場もある
  • 労働時間が多い
  • 力仕事が難しい
  • 身だしなみに気を配れない

1:男性中心という考え方がある

建設業界で働く男性の中には、「現場は男が仕切るもの」と固定観念を持つ男性がいる可能性もあります。建設業界の女性就業者数の比率は14.9%となっており、全業界の女性就業者数と比較して低い状況と言えるでしょう。

ただし、女性が働きやすい職場に変わりつつあり、男性中心の考え方も徐々に変化しているとされています。

出典:建設労働者を取り巻く状況について|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000090621.pdf

2:女性に配慮した環境整備がされていない現場もある

建設現場では、工程どおりに安全に作業をすすめていくことを重視しており、トイレの快適さや更衣室の設置に配慮をされていない現場もあります。

簡易トイレや簡易テントの更衣室を設置することはあっても、「現場監督が女性だから、特別に女性用を」とあえて設置するような手間は省くことがあります。女性にとって、そのような現場で働きつづけることは難しいでしょう。

3:労働時間が多い

一般的な業界とはちがい、建設現場では女性の現場監督であっても長い労働時間や外での立ち仕事が多くなる傾向にあるでしょう。大事にしていることは、工程どおりに時間や安全管理をすることであり、長い時間拘束されても仕方ないと割り切って業務に臨むことも大切でしょう。

4:力仕事が難しい

現場監督は、現場の作業員ではないので、基本的に重労働は少ないでしょう。しかし、場合によっては重い資材を持つ状況になることもあります。そのような場合、力仕事を得意とする女性もいますが、力仕事が苦手な女性も少なくありません。

引け目を感じる必要はありませんが、「女性に力仕事は無理だ」と考える男性もいるでしょう。

5:身だしなみに気を配れない

一般的な事務作業をしている女性であれば、身だしなみを整えてキープすることはできます。しかし、女性の現場監督は、安全第一に考えられた作業着とヘルメットを装着し、現場で男性と一緒に働くことになります。

化粧を直すことや、髪型や身だしなみを整える必要もないため、その方が楽だと考える女性もいれば、女性として身だしなみに気を配れないことがストレスと感じる女性もいるでしょう。

女性の現場監督でも大手企業への転職やキャリアアップが見込める


女性の現場監督だとしても、これまで現場監督で培ったさまざまな管理能力は、企業側にアピールできるスキルの1つだと言えます。大手企業への転職やキャリアアップすることは可能でしょう。

ここでは、女性の現場監督が働きやすさを求めた転職や、キャリアアップについて詳しく解説していきます。

  • 女性のライフイベントに合わせた働き方改革
  • 資格取得でさらなるキャリアアップを目指せる

女性のライフイベントに合わせた働き方改革

建設業界は、結婚や出産、育児などのライフイベントに合わせた働き方に改革しつつある業界です。長く働くことで、知識やスキルが身につき、女性が将来キャリアアップできる環境になってきています。

出産育児によって一時的に離職したとしても、そのまま退職することなく復帰しやすい環境が整う職場が増えています。

資格取得でさらなるキャリアアップを目指せる

現場監督がキャリアアップする方法の一つとして、「施工管理技士」という資格を取得するとさらなるキャリアアップを目指せるでしょう。

この資格を取得することで、より一人前の現場監督として認めてもらいやすくなり、資格手当や給与アップにもつながり、転職にも有利となる場合があります。

女性でも現場監督に転職してキャリアを積もう


男性が中心だと思われている建設業界でも、女性の現場監督としてもやりがいを持って働けます。女性として働きやすい環境が整いつつあり、資格取得でキャリアアップも期待できる職業と言えるでしょう。

女性でも現場監督に転職し、キャリアを積んでいきましょう。


当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。

RECOMMEND

おすすめ求人

建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。

株式会社夢真 コーポレートサイト

Twitter LINE
RECOMMEND

おすすめ求人

PAGE TOP

まずは無料登録
お電話でのお問い合わせはこちら