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プラントエンジニアへの転職が向いている人とは|業界の特徴と仕事内容も紹介

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公開日時 2022.09.08 最終更新日時 2023.10.27

こちらの記事では、プラントエンジニアへの転職が向いている人についてご紹介いたします。

 


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プラントエンジニアリング業務とは


プラントとは工場の設備一式のことを指し、ジャンルや規模は問いません。

プラントエンジニアリング業務とは、請け負ったプラントを設備面で運営サポートすることです。新規にプラントを立ち上げる事業から、すでにあるプラントの保守や点検・整備を行うなど幅広い業務を行う場合もあれば、専門の業種のみに対応している場合もあります。

プラントエンジニアリング業界の特徴6つ


プラントエンジニアリング業界には、多くの学生が求める社会貢献度が高いという特徴や、スケールの大きい仕事ができるという特徴などがあります。

ここでは、プラントエンジニアリング業界が持つ6つの特徴について、詳しく見ていきましょう。

1:平均年収が高い

プラントエンジニアリング業界の平均年収は、他の職業と比較して高い傾向にあります。建築業界そのものが他の業種と比べて年収が高い傾向にありますが、その中でも特にプラントエンジニアリング業界は高年収と言えるでしょう。

厚生労働省の「職業情報提供サイト」によると、一般的なプラントエンジニアの平均年収はおよそ500万円と言われていますが、なかには1,000万円を超える年収のプラントエンジニアもいます。

プラントエンジニア業界には小規模の企業から中堅企業、大規模の企業まで様々あり、規模が大きければ大きいほど年収が高くなる傾向にあると言えるでしょう。

出典:就業者統計データ|プラント設計技術者 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(日本版O-NET)

2:スケールの大きい仕事ができる

プラントエンジニアはスケールの大きい仕事ができるという魅力があります。1つのプラントを設計するには莫大な資源や部品が必要で、状況次第では周辺環境の整備もしなくてはなりません。

そのため、1つのプラントを設計・製造するために約数十億円、さらに大きな事業であれば受注額が約数千億円を上回ることもあり、スケールの大きな仕事ができるでしょう。

3:年齢層が高い

バブル崩壊後に大規模なプロジェクトが減少したこともあり、若いプラントエンジニアがあまりおらず、年齢層が高い傾向にあります。

プラントエンジニアリング業界の高齢化が進んでいるため人材が不足しているため、プラントエンジニアの需要は増加傾向にあります。

そのため、これからプラントエンジニアを目指す方にとっては、若いうちから任される仕事が多くなり、スキルアップも狙えるため飛躍のチャンスと言えるでしょう。

4:社会貢献度が高い

プラントエンジニアは社会貢献度が高い仕事です。設計するプラントの規模も大きく、長期間にわたって使われることになります。

また、発展途上国では水やエネルギーなどの生活に必要な基盤を支える事業などに関わることができ、社会貢献度の高さを感じることもできるでしょう。自分の仕事が人々の役に立つため、やりがいを感じられるでしょう。

人の役に立つ仕事がしたいという方や、自分の仕事を形にして残したいという方におすすめの職業と言えます。

5:将来性が高い

プラント建設は国内では頭打ちになってきていますが、アジアやアフリカなどの発展途上国での需要は増加傾向にあります。

また国内でも、技術の発展に伴い新しいものを製造したり、品質を向上させるためにプラントを設計し直したり、改築したりする需要があります。

そのため、プラントエンジニアリング業界の仕事は需要が途切れることなく、将来性の高い仕事と言えるでしょう。

6:海外出張が多い

国内でのプラント建設は頭打ちになってきているため、プラントエンジニアが活躍できるのは主に海外のプラントになってきています。

そのため、海外出張もあり、世界中で活躍できる可能性が高いでしょう。国内での需要もありますが、海外出張や海外に長期滞在して働くことも多く、プラントエンジニアはワールドワイドに活躍できる仕事でしょう。

プラントエンジニアの仕事内容5つ


プラントエンジニアリング業界の特徴についてご紹介しました。では、プラントエンジニアリング業界で働くプラントエンジニアの仕事内容とは具体的にどのようなものなのでしょうか。

ここでは、プラントエンジニアの仕事内容についてご紹介します。

プラントエンジニアの仕事内容について知ることでイメージがしやすくなるでしょう。

1:施工管理を行う

プラントでの作業では施工管理が必要不可欠です。施工管理では、プラントで作業する人々の安全を確保するリスク管理や、工期内に作業を終わらせるためのスケジュール管理、行政機関への届出や書類作成など、それぞれの工程を把握して調整を行います。

また、安全管理に関する法令を確認するなど、エンジニアが安全に働ける環境づくりも行う重要な役割を担っています。

2:基本の設計を大まかに行う

プラントを建設する際の基本の設計を大まかに行います。プラントは多数の機械を集めた集合体のため、いきなり細かい部分から設計してくことは困難です。

そのため、最初に基本となる大まかな設計を行い、徐々に細かな部分のプランを立てていきます。

大まかな基本設計では、プラントが効率よく稼働するための装置の組み合わせや配置を考えたり、原料の温度や圧力、流量や機材の大きさ、全体的な構造などを決めます。

3:基本設計を元に詳細な設計を行う

基本の設計を大まかに行ったら、次はその基本設計を元に、詳細の設計を行っていきます。

ボイラーなどの機器を設計する機械設計や、気体や液体を送るパイプの配管を設計する配管設計、プラントを作動させるための電力設備や制御システムなどを設計する電気設備設計、回転機を設計する回転機械設計など、様々な設計をする必要があります。

これらは、それぞれのエンジニアが分担して行います。

4:仕様書を元に資材や部品の調達を行う

仕様書を元に資材や部品の調達を行うのもプラントエンジニアの仕事です。まず仕様書を元に見積もりを依頼し、費用や工期などを考えて発注するメーカーを決めます。

その後、メーカーと打ち合わせを行い、メーカーの作成した設計図書が依頼したものと合っているか確認を行います。

そして、最終的に完成した機器が依頼した仕様書通りになっているか、不具合がないかなどを確認します。

5:動作の試運転を行う

最後にプラント動作の試運転を行うのもプラントエンジニアの仕事です。動作の試運転を行い、設計した通りに機器が作動するか、プラントに求められている性能が発揮できているかを確認します。

また、安全面にも問題がないか、厳しく確認しながら試運転を行います。

プラントエンジニアの種類4つ


プラントエンジニアと一口に言っても、プラントエンジニアには専門性が求められるため、専門領域が分かれており、分野によって業務内容も異なります。

では、どのような分野の業務があるのでしょうか。ここでは、プラントエンジニアの種類について見ていきましょう。

1:機械の分類

機械系のプラントエンジニアはプラントそのものの基本設計や、詳細設計、構築を行います。さらにオペレーションやメンテナンスも行うため、業務内容が幅広いです。また、機械装置の設計や開発も行います。

機械系のプラントエンジニアは大学の工学部で学ぶなど、機械工学系の専門的知識が必要となります。

2:電気の分類

電気系のプラントエンジニアはプラントの電力供給システムや制御システムを構築したり、プラント全体の制御システムを構築するのが主な業務です。

電気系プラントエンジニアは電気工学や電子工学系の知識が必要とされ、配電制御や配電方法などの知識も必要になります。

3:土木の分類

土木系のプラントエンジニアは、プラントに付随する道路や港湾施設の設計・施工を行います。他のプラントエンジニアと比較して、より広い範囲の設備や周辺環境の設計、メンテナンスを行わなくてはなりません。

そのため、土木系のプラントエンジニアは、土木工学科系の知識を持っていることが望ましいでしょう。

4:化学の分類

化学系プラントエンジニアは、原料から製品にするための過程を構築し、マネジメントします。

化学系プラントエンジニアには化学製品や化学薬品、化学変化などの専門知識が必要であるため、大学の工学部や理学部で学ぶなど、科学系の知識を持っていることが必要です。

プラントエンジニアに有利な資格


プラントエンジニアになるために必要な資格というものはありません。しかし、プラントエンジニアは高度な専門的知識が必要とされる職業のため、どの分類のプラントエンジニアでも大学の理工学部学士以上の知識が求められるでしょう。

また、持っていると有利になる資格もあるため、ここではプラントエンジニアに有利な資格をご紹介します。

CAD利用技術者試験

CAD利用技術者試験は、一般社団法人コンピュータ教育振興協会が認定する民間資格で、CADを扱う技術を持つことを証明します。

設計や製図にはCADを使用することが一般的になっているため、プラントエンジニアが持っていると有利になるでしょう。

試験は3次元CAD利用技術者試験と2次元CAD利用技術者試験に分かれています。3次元CAD利用技術者試験は2級と準1級、1級があり、2次元CAD利用技術者試験は基礎(IBT)と2級(CBT)、機械・建築・トレースそれぞれの分野に分かれた1級があります。

3次元CAD利用技術者試験も2次元CAD利用技術者試験も準1級、1級を受験するためには2級試験に合格する必要があるため、まずは2級を取得しましょう。

機械設計技術者試験

機械設計技術者試験は一般社団法人日本機械設計工業会が実施する民間資格で、機械設計技術者の技術力を認める試験です。

試験は1級、2級、3級があり、3級については受験資格はありませんが、1級と2級には実務経験が必要となります。

そのため、未経験から機械系プラントエンジニアを目指す場合にはまず3級の資格を取得し、実務経験を積むと良いでしょう。

また機械系プラントエンジニアで働いている方がキャリアアップで転職を目指す場合には、2級や1級を取得すると有利です。

プラントエンジニアへの転職が向いている人の特徴4つ


プラントエンジニアは魅力的な仕事ではありますが、決して楽ではない難しい仕事でもあります。では、どのような人がプラントエンジニアへの転職に向いているのでしょうか。

ここではプラントエンジニアへの転職が向いている人の特徴について見ていきましょう。

1:柔軟な働き方がしたい

プラントエンジニアは、柔軟な働き方が可能です。そのため、柔軟な働き方を求めて転職を考える人におすすめの職業と言えるでしょう。

休みは少なくても良いのでとにかく働いて稼ぎたいという方や、プロジェクト間に長期の休暇を取りたいという方、海外で働きたいという方もいるでしょう。

技術者派遣という働き方であれば、自分でプロジェクトを探さなくても希望の条件を満たしたプロジェクトを探してくれるため、希望に沿った柔軟な働き方ができます。

2:設計にやりがいを持てる

設計にやりがいを持てる方は、プラントエンジニアへの転職が向いているでしょう。プラントエンジニアでは、大規模なプラントの設計に携わることができます。

ものを作ることにやりがいを持てたり、大規模な建築物を手掛けたいという方は、プラントエンジニアに向いているでしょう。自分が設計に関わったプラントが、人々の役に立つということは大きなやりがいになります。

3:職人気質である

プラントエンジニアは職人気質の人に向いているでしょう。プラントエンジニアは専門的なスキルが必要な職業のため、黙々と作業に取り組む人や、自分のスキルを信じて納得できるまで念入りに仕事をするような職人気質の人に合う職業です。

また、エネルギーや水など生活と切り離せないものを扱っているため、一生をかけてプラントエンジニアとして働くことができるでしょう。

4:高収入を目指している

プラントエンジニアは他の職業と比べて比較的給与が高い傾向にあります。そのため、高収入を目指して転職を考える人にもおすすめの職業と言えるでしょう。

未経験でも、仕事を通じて経験や技術を磨けば収入アップも期待できるため、未経験から高収入を目指したいという方にもおすすめの職業です。

プラントエンジニアへの転職は未経験でも可能なのか?


未経験からプラントエンジニアへの転職は可能なのでしょうか。プラントエンジニアは若い人材が少ないため、経験者を採用する傾向があります。

また、新規採用では専門知識を持った大学の理工学部や、工業系高専卒の学生を採用することが多いですが、なかには働きながら学ばせてくれる会社もあります。研修制度が整っている会社もあるため、未経験でも転職することは可能でしょう。

プラントエンジニアに転職しよう


プラントエンジニアリング業界の特徴やプラントエンジニアの概要、プラントエンジニアに向いている人などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

プラントエンジニアは専門性が高い職業ですが、やりがいもあり、海外で活躍できる可能性もある魅力的な仕事です。

プラントエンジニアの高齢化で、若いプラントエンジニアが不足しているため求人も活発に行われています。これから転職してプラントエンジニアを目指す方にとってはチャンスとも言えるでしょう。

記事の内容を参考に、プラントエンジニアについて理解を深め、転職しましょう。

 


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