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1級&2級管工事施工管理技士の給与や待遇は?年収を上げるポイントも紹介

働く
公開日時 2023.04.16 最終更新日時 2023.10.27

管工事施工管理技士とは


管工事施工管理技士とは国土交通省の管轄になる国家試験です。

管工事とは冷暖房設備工事やガス管配管工事などの水道やガスなどの配管を設置するための工事のことで、この管工事施工管理技士資格を持っていると、管工事の事業所の営業所に配置しなければいけない専任の技術者になれます。

専任の技術者とは国家資格を持っている者か、決められた実務経験年数がある者のことで、この国家資格の1つが管工事施工管理技士です。

出典:技術検定制度|国土交通省

1級と2級管工事施工管理技士の主な違い3つ


管工事施工管理技士には1級と2級があり、受験資格や業務領域、給与や待遇などに違いがあります。

1級、2級管工事施工管理技士を取得するためには学歴によって細かく実務経験年数が違います。受験する場合は事前に調べておくとよいでしょう。ここからは、それぞれの級の違いを紹介します。

  • 1:受験資格
  • 2:業務領域の広さ
  • 3:給与・待遇

1:受験資格

管工事施工管理技士の受験資格は年齢や学歴による実務経験年数など、いずれかに該当していなければなりません。

2級の受験者は第一次検定(学科試験)のみ受験する場合は満17歳以上、第一次検定と第二次検定を両方受験する場合は学歴による実務経験年数がある者か、職業能力開発促進法による技能検定合格者が受験できます。

1級の受験者は学歴による実務経験年数がある者か、2級に合格した後の実務経験年数がある者、専任の主任技術者の経験が1年以上ある者など、4つの条件のいずれかに該当していれば受験できます。

試験は2021年度から学科試験が第一次検定、実地試験が第二次検定と名称が変わりました。なお、1級と2級では問題数などの違いがあります。

出典:1級管工事施工管理技術検定|一般財団法人 全国建設研修センター

2:業務領域の広さ

管工事施工管理技士の業務領域には1級と2級で違いがありますが、業務領域が3つあります。

1つ目は「管工事施工管理技士とは」で紹介した営業所に配置しなければならない専任の技術者として認められることです。

2つ目は元請けでも下請けでも、管理技術者が必要な工事以外の全ての工事で配置しなければならない主任技術者となることです。ここまでが1級&2級管工事施工管理技士に共通する業務領域になります。

3つ目は1級取得者だけですが、元請けの特定建設業者が総額4,000万円以上で建築一式の総額が6,000万円以上の下請け契約を請け負った工事に設置しなければならない監理技術者になれます。

出典:実務経験不備事案の概要について|国土交通省

管工事施工管理技士の給与や待遇は一般的なサラリーマンより高い傾向があります。

管工事施工管理技士は学科試験と実地試験の両方に合格しなければならない国家資格のため、平均年収はやや高めの傾向があります。

積水工業株式会社によると1級管工事施工管理技士の平均年収が500万円~700万円ほど、2級管工事施工管理技士の平均年収が400万円~500万円ほどです。

2級に比べて1級の平均年収が高いのは上で紹介した業務領域の広さだけでなく、1級取得者に対して資格手当を支給している場合が多いことが考えられるでしょう。

企業規模によっても給与や待遇に差が出る

企業規模によっても給与や待遇に差が出る


国家資格である管工事施工管理技士は一般的なサラリーマンと比べて年収が高い傾向があると言えますが、企業の規模によっても給与や待遇は変化するでしょう。

中小企業か大企業かで給与や待遇は変わってくることが考えられ、2級管工事施工管理技士か1級管工事施工管理技士か、資格によっても変化があるでしょう。

出典:建設技能者の能力評価制度の進捗状況について|国土交通省

管工事施工管理技士として年収を上げる3つのポイント


1級、2級管工事施工管理技士は国家資格のため、給料はもともと高めと言えますが、さらに年収を上げるには3つのポイントが挙げられます。

国家資格で知識や実務経験年数が証明されていますが、それだけでは年収を上げるには時間がかかることもあるでしょう。

日々新たな技術が開発されているため、知識や情報のアップデートは重要と言えます。年収を上げるためにさらに関連資格を取得したり、転職も視野に入れてみてもよいでしょう。

  • 新しい知識や技術を習得する
  • 実績を積んでから転職をする
  • 他の関連資格を取得する

1:新しい知識や技術を習得する

資格取得したら終わりではなく、新しい知識や技術を積極的に取得していくことで仕事に対しての姿勢などを評価されることに繋がるでしょう。

技術は日々進化するため、絶えず新しい情報に敏感になり習得していきましょう。新しい知識や技術を習得することで工期の短縮や予算の削減などに繋がることもあるため、積極的に取り入れるとよいでしょう。

2:実績を積んでから転職をする

1級&2級管工事施工管理技士の資格を取得するためには実務経験が必要となりますが、資格取得後も実績を積んでおけば転職する際に有利となるでしょう。

実績を積むには時間もかかりますが、転職の際にアピールできる材料になり、転職前より給与の高い企業に転職しやすくなることが期待できます。

3:他の関連資格を取得する

管工事は管工事施工管理技士の資格だけでなく、工事に関連するような資格を取得しておくとよいでしょう。

1級管工事施工管理技士を取得して、2年の実務経験を積めば「建築設備士」が受験できます。建築設備士の資格は換気や空調、電気などの建築設備の設計や工事監理ができる資格です。その他にも管工事と関わりのある資格を探して取得しておきましょう。

出典:技術検定制度における実務経験の意義について|国土交通省

管工事施工管理技士の給与や待遇は1級と2級では差がある


上でもご紹介したように管工事施工管理技士の給与や待遇は1級と2級では差があり、1級管工事施工管理技士の方が給与は高くなると言えます。

1級を取得するためには学歴による実務経験年数などの受験資格がありますが、年収や業務領域の違いもあるため、1級を取得することを目標にするとよいでしょう。


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