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女性にもおすすめな建築業関連資格の受験資格と試験内容!年収や給料の目安も紹介

働く
公開日時 2022.08.08 最終更新日時 2024.01.29

こちらの記事では、女性にもおすすめな建築業関連資格についてご紹介いたします。

 


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女性でも建築業に従事できる?


以前は女性に建設業界は厳しいといわれていましたが、現在では女性目線での多角的な視点や担い手確保が求められています。

国土交通省と建設5団体で、平成26年に「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」を発表しており、官庁と民間企業を挙げて女性の入職、定着、活躍を応援するさまざまな取り組みが行われています。

例えば、女性専用トイレができたり、ベビーシッター補助ができたりという変化が建築業界で起きています。

出典:もっと女性が活躍できる建設業行動計画|国土交通省

女性にもおすすめな建築業関連資格


ここでは、女性にもおすすめな建築業関連資格をご紹介します。

ここでは二級建築士、建築施行管理技士について解説します。二級建築士、建築施行管理技士の資格を取ると何ができるようになるか、受験資格、試験内容について詳しくお伝えします。ぜひ参考にしてください。

  • 二級建築士
  • 建築施行管理技士

二級建築士

二級建築士は建築基準法で定められた国家資格です。

建築士の資格には「木造建築士」、「二級建築士」、「一級建築士」がありますが、二級建築士を取得すると、戸建住宅などの建築物の設計や工事管理を請け負うことができます。

二級建築士は木造や鉄筋コンクリート造、鉄骨造、石造、れん瓦造、コンクリートブロック造、無筋コンクリート造などの建物の設計が可能になります。

ただし、木造の建築物で、延べ面積が300㎡を超えるもの、又は、3階以上のものでも高さは13m以下、かつ軒の高さは9m以下のものではないと扱えないなど、他にも制限があります。

出典:建築士制度|公益財団法人 建築技術教育普及センター

受験資格

受験資格についてですが、建築士法第15条によって建築に関する学歴や資格等で必要となる建築実務の経験年数が決められています。

大学や短期大学、高等学校、高等専門学校、専修学校、職業訓練校等で指定科目を修めて卒業した方は最短0年で受験資格が得られます。学歴なしの場合、建築実務の経験の年数が7年以上ないと受験資格がありません。

受験資格を得るためには、学校を卒業するか、実務で経験年数を積むことが必要になります。

出典:受験資格|公益財団法人 建築技術教育普及センター

試験内容

学科I(建築計画)、学科II(建築法規)、学科III(建築構造)、学科IV(建築施工)と4つ学科があり、それぞれ違う分野が出題されます。

学科I(建築計画)では、計画各論・建築史・環境工学・建築設備などが出題され、学科II(建築法規)では8割ほどが「建築基準法」、それ以外では「建築士法・バリアフリー法」などが出題されます。

学科III(建築構造)では「構造力学・各部構造・材料」の3分野から出題され、学科IV(建築施工)では「各部工事・施工計画・積算・契約・測量」の5分野から出題となっています。

出典:出題科目、出題数等|公益財団法人 建築技術教育普及センター

建築施工管理技士

建築施工管理技士とは、施行管理、工程管理、安全管理をする技術者であり、建設業法第27条に基づいて実施されている国家資格です。

建築施工管理技士には1級と2級があり、2級は「建築」「躯体」「仕上げ」の3種類に分かれています。

建築業界にとって、とても重要な資格です。配置技術者の一人として現場を任されます。経営事項審査というものがあり、その(経営事項審査の)点数が上がり、入札に有利になることもあるでしょう。

出典:施工管理技術検定|一般財団法人 建設業振興基金

受験資格

受験資格は一定の条件があり、実務経験や学歴によって必要な年数が短縮されることになっています。

2級の(第一次検定)の受験資格受験年度末に年齢が17歳以上の方に受験資格があります。

2級・実地(第二次検定)では、2級の学科(第一次検定)の合格者で建築施工に関する実務経験が条件通りにある方で、指定学科では実務経験が1年以上、指定学科以外では1年6ヶ月以上などの条件があります。

該当するか分からない場合は建築振興基金に電話などで問い合わせて確認するのが確実でしょう。

出典:建築施工管理技士|建築管理センター

試験内容

試験内容は3つあり、建築学等、施工管理法、法規が主な内容です。

建築学等では建築に必要な、建築学、土木工学、電気工学、電気通信工学などの機械工学に関する知識を問われます。施工管理法では施行の管理の知識と能力が問われ、法規では、管理を適正に行うために必要な法令の知識が問われるでしょう。

出典:(4)試験の内容|一般財団法人 建設業振興基金

二級建築士は年収の幅が広い


二級建築士は、年収の幅が広いといわれています。

建設業界には技術や実績のある人材が高く評価される傾向にあり、二級建築士の年収は、300~700万円ほどです。

この幅の広さには、企業の規模で給料が異なったり、年齢が上がることで年収が上がったりとさまざまな要因が挙げられるでしょう。

二級建築士が活躍できる職場と年収・給料の目安5つ


ここでは、二級建築士が活躍できる職場と年収・給料の目安5つをご紹介します。

ゼネコン、スーパーゼネコン、ハウスメーカー、工務店、設計事務所の順に、あくまで目安ですが、年収・給料を紹介していきます。それぞれ職場によって違うため、参考にしてください。

  • ゼネコン
  • スーパーゼネコン
  • ハウスメーカー
  • 工務店
  • 設計事務所

1:ゼネコン

ゼネコンとは総合請負者として、建設や土木工事を請負契約で行う総合建設会社のことを指し、主にオフィスビルやダム、トンネルなど大きい規模のものを取り扱います。

仕事内容は、施行全体を管理して建築の下請け業者をまとめる、設計や施工管理、研究などです。また、ゼネコン全体の平均年収は約660万円となっています。

2:スーパーゼネコン

スーパーゼネコンとは大手のゼネコンです。基本的に清水建設、大林組、大成建設、鹿島建設、竹中工務店を表す総称として使われます。

定義はありませんが「単独で売上高が約1兆円以上あること」が基準で、高い技術力を持ち、日本国内だけではなく海外での施工実績も豊富な企業のことをいいます。

また、スーパーゼネコンの平均年収は約1000万円となっています。

3:ハウスメーカー

決まった定義はありませんが、自前の生産設備を持ち、注文住宅の大量生産を全国展開している会社がハウスメーカーといわれています。戸建住宅を専門に全国的に施工、販売している企業です。

ブランドや安心感が高いという理由でハウスメーカーに頼むお客様も多いでしょう。また、大手ハウスメーカーの平均年収は、約700万円~900万円になります。

4:工務店

工務店は設計と施工している会社で、地域密着型なのが特徴です。社員は数名のところもあれば大規模な人数のところもあり、内容は建築の相談や施工、設計などです。

親身で丁寧なアフターサービスなどもあるため、人とのつながりを大事にしたい方は工務店を職場に選ぶといいでしょう。

また、工務店の年収は大卒の場合で約300万円になりますが、手当等によって前後してくるでしょう。

5:設計事務所

設計事務所は建築設計を専門に扱っていて、個人経営していることが多いです。

仕事内容は設計図の作成、各種計算、書類・資料作成などで、デスクワーク基本ですが、現場に出向くこともあるでしょう。

企業規模は大きくないものの大企業並の給料といわれており、設計事務所の年収は大卒の場合、約300万円~350万円になりますが、手当等によって変わってくるでしょう。

二級建築士の年収アップ方法


年収をアップさせるためには、二級建築士として経験を積んで実力をつけることが求められます。キャリアアップし、年収を上げるためにも設計、工事管理などの仕事をし、経験を積んでいくといいでしょう。

  • 二級建築士として経験を積んで実力をつける
  • 一級建築士の資格を取得して仕事の幅を広げる

二級建築士として経験を積んで実力をつける

二級建築士としてできることは、主に戸建住宅の設計や工事管理、設計書通りに進んでいるかなどの監督をし、建物が完成したら目で見て、安全性を満たしているかどうかを確認することです。

建物が完成したら建築局などに工事完了検査書を申請するなど、建築業でできることはたくさんあります。

一級建築士の資格を取得して仕事の幅を広げる

二級建築士はできることが限られているため、一級建築士の資格を取得して仕事の幅を広げることも年収アップにつながるでしょう。

一級建築士の資格を取得すれば、二級建築士では監修できない建物に携われるため、仕事の幅が広がります。

一級建築士の試験は二級建築士の資格を持っていれば受けられるため、是非取得することをおすすめします。

一級建築士の受験資格

一級建築士試験の受験資格は、「建築士法第14条」によって、建築に関する学歴又は資格等によって決められています。

大学や短期大学、専修学校、高等専門学校などの指定科目を修めて卒業した方、二級建築士、建築設備士、その他国土交通大臣が特に認める者(外国大学を卒業した者等)が試験を受けられます。

また、建築に関する学歴について学校の入学年が、平成21年度以降の者と平成20年度以前の者とでは要件が異なるため、注意しましょう。

出典:受験資格|公益財団法人 建築技術教育普及センター

一級建築士試験の内容

建築史、建築各論、都市計画等が試験問題となっています。

一級建築士試験は、学科の試験と設計製図の試験に分かれています。学科の試験では、出題科目が5つあり、学科Iの計画、学科IIの環境設備を合わせて2時間で解きます。学科IIIの法規は1時間45分、学科IVの構造、学科V施工は合わせて2時間45分で解かなければなりません。

一級建築士の試験は範囲も広いため、難易度は高いでしょう。

出典:出題科目、出題数等|公益財団法人 建築技術教育普及センター

女性が建築士として働くメリット


男性の多い建築業界ですが、女性が建築士として働くメリットを3つピックアップしていきます。

女性ならではの空間を作れる、家事や育児の経験を生かした設計ができる、女性建築士同士のつながりが強いことについて紹介していきますので、参考にしてください。

  • 女性ならではの空間を作れる
  • 家事や育児の経験を生かした設計ができる
  • 女性建築士同士のつながりが強い

1:女性ならではの空間を作れる

キッチンやインテリア、くつろげるようなリビングなど、女性ならではの空間が作れるでしょう。

設計の細かな相談など、男性にはしにくいようなことが女性にはできることもあり、お客様の言語化しにくい要望に、女性特有の感覚で答えることも可能です。

特に戸建住宅では女性建築士であることが強みとなるでしょう。

2:家事や育児の経験を活かした設計ができる

女性であれば、家事や育児などする機会が男性よりも多い傾向にあるでしょう。

建築する際に、家事をやりやすいかなどの動線を考えたり、育児しやすい間取りにしたり、介護のしやすさなど、女性ならではの空間作りを施すことができます。

また、家族が幸せに暮らせるように設計を考えられる点も、メリットといえるでしょう。

3:女性建築士同士のつながりが強い

女性建築技術者の会や女性委員会など女性建築士同士のつながりが強いのも女性の強みです。コミュニケーションやつながりを大事にする傾向にあるため、こういった団体があるのも女性ならではでしょう。

女性建築士は多くはないため、つながりを強くすることで仕事もしやすくなるでしょう。

女性の強みを活かして建築業で活躍しよう


色彩の感覚や生活動線を分かっているなど、女性の優れている能力が建築する際にとても役に立ちます。

また、近年では団体などもあり、女性が働きやすいようになってきています。家事や育児など女性だから分かることを活かして、ぜひこの記事を参考に建築業で活躍しましょう。


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