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建築会社の事務としてキャリアアップするには?スキルや資格について紹介

働く
公開日時 2022.08.22 最終更新日時 2024.01.29

こちらの記事では、建築会社の事務としてキャリアアップするために必要なことをご紹介いたします。

 


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目次

建築会社の事務の仕事内容とは?


建築会社の事務の仕事は、大まかに経理・総務・現場事務・営業事務に分かれています。経理と総務は、他の業界の企業と同じような事務仕事をしています。たとえば、経理の仕事は予算管理、総務の仕事は保守や物品管理を担当しています。

一方、現場事務と営業事務の仕事は社内で働くスタッフのサポートが中心です。具体例としては、工事関連の書類や契約書の事務処理などが挙げられるでしょう。

参考までに、建築会社の事務仕事について一日の流れを紹介します。

  • 始業時 朝礼、簡易的なミーティング
  • 午前中 電話対応、メール対応、事務処理
  • お昼  昼食
  • 午後  部門内のミーティング
  • 終業まで 職場環境整備、事務処理、電話対応、メール対応

基本的に、事務の仕事は一日の中で仕事を完結するタイプの働き方です。ただし、スタッフから急な依頼が入る場合があるため、ある程度余裕を持った働き方が求められます。

建築会社の事務としてキャリアアップするために身につけたいスキルや知識6つ


建築会社で働く事務が身につけてほしいスキルや知識を紹介していきます。事務の仕事を円滑に進めるためには、現場で役立つスキルや知識を学び、習得していくことが非常に大切です。

本章では、ぜひ習得してほしいスキルや知識について解説しているため、ぜひ参考にしてみて下さい。

  • 正確に事務処理をするスキル
  • コミュニケーションスキル
  • 簿記に関する知識
  • 建設業務に関する経理の知識
  • 能動的な姿勢で仕事を進めるスキル
  • パソコンを操作するスキル

1:正確に事務処理をするスキル

正確な事務処理能力は事務の仕事の基本です。事務はさまざまな書類を扱うため、ミスしないよう正確に処理する必要があります。

万が一、事務処理を間違ってしまうと社内だけではなく、建設現場全体に影響が及びます。事務職は、ミスが発生しないよう責任を持って働く姿勢やスキルが求められるでしょう。

2:コミュニケーションスキル

事務の仕事は社内だけでなく、協力会社やクライアントなど、多くの人とコミュニケーションを取りながら進めています。仕事を円滑に進めるためにもコミュニケーション力は大切なスキルです。

事務の場合、受動的ではなく能動的に働く姿勢が評価されるでしょう。自ら問題点を見出し、解決策を提案する働き方は、事務職として大切な姿勢です。

3:簿記に関する知識

建設業界に関わらず事務として働く場合、簿記に関する知識は役立ちます。特に、経理を担当する事務職は高く求められる知識の1つです。

簿記の知識を身につけるために資格取得を目指す方法があります。代表的な簿記の資格として「日商簿記検定試験(日商簿記)」が挙げられるでしょう。

「日商簿記」とは、日本商工会議所および各地商工会議所が実施している検定試験です。「日商簿記」は3級・2級・1級に分かれており、一番難易度が高いのは1級です。企業の経理事務に必要な会計知識、基礎的な経営管理や分析力を身につけられます。

出典:簿記 商工会議所の検定試験|日本商工会議所・各地商工会議所

4:建設業務に関する経理の知識

建築業務に特化した経理の知識を身につけましょう。建築関連の会計知識があれば、仕事の幅が広がります。

建築業務に関連した経理の資格に「建設業経理事務士」があります。資格を取得するためには、一般財団法人建設振興基金が実施している「建設業経理事務士検定試験」に合格しなければなりません。検定試験では、建設に関連した会計知識や会計処理能力が問われています。

出典:建設業経理検定|一般財団法人建設業振興基金

5:能動的な姿勢で仕事を進めるスキル

建築会社では日々現場が変化しているため、さまざまな状況に対応する必要があります。事務職であっても指示された仕事をただ処理するのではなく、能動的に働く姿勢が求められるでしょう。

工夫しながら仕事に取り組んだり、積極的な姿勢で業務に携わったりすることが大切です。

6:パソコンを操作するスキル

事務作業においては、パソコンを操作するスキルも重要でしょう。事務の仕事はメールの送受信、文書作成、表計算、企画書作成などパソコンを使った作業が多くあります。

建築会社で働く事務職も、他業種の会社と同様にパソコンを操作するスキルを習得しておきましょう。

建築会社の事務として働く5つのメリット


建築会社の事務として働くメリットには、どのようなものがあるのか気になる方もいるでしょうか。メリットを十分に理解し、今後のキャリアアップにつなげることが大切です。

本章では、建築会社の事務として働くメリットを5つ紹介し、各メリットについて解説します。

  • 転職しやすい
  • 達成感を味わうことができる
  • CADオペレーターのスキルを身につけることができる場合がある
  • プライベートと両立しやすい
  • 事務に関するスキルを身につけることができる

1:転職しやすい

基本的に事務職の経験があれば、建築会社の事務職にチャレンジすることは可能です。

建築会社の事務職を目指すにあたって、建設に関する専門知識や資格を必ず習得しなければならないということもなく、挑戦しやすい職業だと言えます。

また、建設会社の事務から転職する際も、経験した事務スキルは他の業界にも評価され、転職しやすいでしょう。

2:達成感を味わうことができる

建築会社の事務として働くメリットに「達成感を味わえる」が挙げられるでしょう。建設業界は、他の業界に比べて大きいプロジェクトを扱っています。建設現場で働くスタッフは、プロジェクトが成功したとき、大きい達成感を味わっているのです。

事務職はプロジェクトに直接携わることはありませんが、現場スタッフへのサポートを介して、成功したときの喜びや達成感を味わえます。

3:CADオペレーターのスキルを身につけることができる場合がある

建築会社によっては、事務とCADオペレーターを兼務するケースがあるため、CDのスキルが身につくことがあります。

パソコンで設計図を作成するCADのスキルは、一般的な事務職で身につけることは難しく、建築会社で働くメリットの1つだと言えるでしょう。

4:プライベートと両立しやすい

建築会社で働く事務職はプライベートと両立しやすい仕事です。急な依頼やトラブルがなければ、スケジュール通りに仕事を進められるでしょう。また基本的には残業が少なく、退勤時間もほぼ決まっています。

自分の仕事をきちんと管理し、スケジュール通り進めていれば、プライベートと両立できるでしょう。

5:事務に関するスキルを身につけることができる

建築会社で働く事務職も、来客対応や電話、書類作成や決算処理などさまざまな事務作業をしています。多くの事務作業をこなすことで、事務に関するスキルを身につけられるでしょう。

また、工事に関する書類作成の機会も多くあります。書類作成の多くはパソコンを使用するため、パソコンのスキルも身につけられるでしょう。

建築会社の事務職のキャリアアップにおすすめの資格7選


建築会社で働く事務職におすすめの資格を7つ紹介しましょう。今回紹介する資格は、事務関連の資格だけではなく、建設関連の資格も含まれています。

建設業界への転職や就職、今後のキャリアアップに有利な資格なので、今後の就職活動の参考にしてください。

1:建設業経理検定試験について

建設業経理検定試験とは、建設業に特化した会計の知識やスキルを証明する試験です。検定試験は1級と2級に区分されており、難易度は1級が高くなっています。1級の合格者は「1級建設業経理士」、2級の合格者は「2級建設業経理士」と認定されます。

たとえば、2級の試験内容は建設業の簿記、原価計算及び会社会計です。基礎的な建設業原価計算の修得、建設業簿記や決算等の実務が行えることを目指しています。

出典:建設業経理検定試験とは|一般財団法人建設業振興基金

2:日商簿記検定試験について

日商簿記検定試験は経理事務が目指す代表的な資格の1つで、略して「日商簿記」と呼ばれています。簿記に関する知識やスキルを証明することが可能です。日商簿記は日本商工会議所と各地商工会議所によって運営されています。

日商簿記は、難易度によって原価計算初級・簿記初級・3級・2級・1級に区分されています。たとえば、2級は企業から高く求められるレベルの資格です。2級のレベルは、商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)から経営内容を把握できる程度にあたります。

出典:簿記 商工会議所の検定試験|日本商工会議所・各地商工会議所

3:宅地建物取引士資格試験について

宅地建物取引士資格試験とは不動産取引の専門家を示す国家資格で、合格して都道府県に登録すれば宅地建物取引士として業務に従事できます。

宅地建物取引士は土地や建物の売買、賃貸物件の斡旋など、不動産取引に関わる専門的な資格です。建築会社の事務職が資格を持っていれば、クライアントの要望実現や課題解決の一助になる可能性があります。

出典:宅建試験|一般財団法人不動産適正取引推進機構

4:建築CAD検定試験について

建築CAD検定試験は、CADを使って建築用図面を描くスキルを認定する試験です。検定試験ではCADに関する知識だけではなく、建築一般図を作成するスキルなど実務力も測定しています。検定試験の等級は、准1級・2級・3級・4級に区分されています。

建築に特化したCADの検定試験のため、建築会社に入社できれば有能な人材として評価される可能性があります。

出典:建築CAD検定試験|一般社団法人全国建築CAD連盟

5:CAD利用技術者試験について

CAD利用技術者試験は、CADシステムに関する基本的な知識からスキルまでを問う試験です。おもに、CADを勉強している人、設計や製図に携わっている人、CADオペレーターを目指している人が対象になります。

建築会社の事務職でCAD利用技術者試験に合格していれば、高く評価される可能性はあるでしょう。ただし、CADの実務力も必要なので、資格があるだけでは厳しい面もあります。キャリアアップにつながる実務的なスキルを磨くように努めましょう。

出典:CAD利用技術者試験|一般社団法人コンピュータ教育振興協会

6:秘書検定について

秘書検定とは、社会人として働く上での基本的な常識を評価する試験です。秘書検定の等級は、3級・2級・準1級・1級に区分されています。3級と2級は筆記試験のみですが、準1級と1級は筆記試験と面接試験から成っています。

検定試験では、基本的な職場常識、物事の判断力や対応力が問われています。検定試験に合格していれば、事務職として自信を持って働けるでしょう。

出典:秘書検定|公益財団法人実務技能検定協会

7:マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)について

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)とは、ビジネスでよく使用されているマイクロソフトオフィス製品(ExcelやWordなど)の操作スキルを評価する試験です。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)の資格があれば、パソコンスキルの証明ができ、事務職への転職や就職にも効果が期待できるでしょう。

また、実際の職場ではパソコンスキルのレベルが分かるため、自信を持って仕事ができ、今後のキャリアアップにつながるでしょう。

出典:マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)|株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ

建設事務の求人を選ぶポイント7つ

建設事務の求人を選ぶポイント7つ


事務職の求人を選ぶときのポイントを7つ紹介します。企業を選ぶときは、後悔しないよう選択基準をしっかりと設けてください。

企業を選ぶ前に、自己分析や業界研究をしておきましょう。さらには、建設業界への自身の適性や将来性を理解しておけば、企業選びの役に立つでしょう。

  • 勤務地の条件をよく見て選ぶ
  • キャリアアップが望めそうな職場を選ぶ
  • 複数企業の給与を見比べる
  • 自分に合った契約形態の職場を探す
  • 建設業のうちどの業種であるか確認する
  • 福利厚生の充実している企業を選ぶ
  • 労働環境や労働条件を見る

1:勤務地の条件をよく見て選ぶ

求人を探すとき、勤務地の条件を確認しましょう。もし、全国あるいは海外に展開している企業であれば、転勤の可能性があります。または、特定の地域内に複数出店しているケースもあります。

興味深い求人があれば、勤務地の条件がどのようになっているのか確認してください。

2:キャリアアップが望めそうな職場を選ぶ

建築会社の事務職を探すとき、キャリアアップが望めそうな職場を選びましょう。そのためには、興味のある建築会社の将来性や成長力を確認してください。キャリアアップするためには、あなたが働いている企業が成長し存続している必要があります。

企業研究では、事業内容や社風、働いているスタッフの様子などを確認しましょう。入社後もキャリアアップができれば、仕事に対するやりがいにもつながります。

3:複数企業の給与を見比べる

求人先を探すとき、複数企業の給与を比較検討しましょう。たとえば、入社時は給与の差がなくても、数年後には差が開く可能性があります。

給与について検討するとき、手当や賞与の有無などもチェックしましょう。入社後、給与に関する不満を感じることのないよう、確認することが大切です。

4:自分に合った契約形態の職場を探す

自分に適した雇用形態の建築企業を探しましょう。雇用形態には、正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイトといった種類があります。

どの雇用形態にもメリットとデメリットがあるため、この働き方がおすすめと言い切ることは難しいでしょう。

雇用形態については、自分の働き方や将来設計、適性や環境などを考慮しながら選ぶことが大切です。

5:建設業のうちどの業種であるか確認する

建設業界ではどのような企業が求人募集をしているのでしょうか。求人を探すときは、企業の規模を確認することが大切です。企業規模によって、任される仕事の範囲などに違いが生じる場合があります。

建設業界の企業規模は、ゼネコン、サブコン、小規模の建築会社などに分けられます。ゼネコンとは総合建設工事会社のことで、公共施設や高層マンションなど大規模な建築物を建設しています。

サブコンとはゼネコンの下請工事を行う建築会社のことです。建築全般を担う企業もあれば、設備工事など工程の一部だけを担う企業もあります。

小規模の建築会社は、ゼネコンやサブコンと同じような仕事をしています。ただし、一つの建設現場だけではなく、複数の建設現場を抱えている可能性があるでしょう。また少人数で行っているため、雑用などさまざまな仕事をする可能性があります。

6:福利厚生の充実している企業を選ぶ

企業選びでは、福利厚生が充実しているかどうかも大切なポイントです。福利厚生は、研修制度や休暇制度、各種手当など多岐に渡り、企業によってさまざまな福利厚生が提供されています。

関心のある建築企業がどのような福利厚生を提供しているのか、求人情報などで確認しましょう。福利厚生が充実していれば、金銭的な安定、モチベーションのキープ、キャリアアップなどのメリットがあります。

7:労働環境や労働条件を見る

建築企業を探すとき、求人情報などで労働環境や労働条件を確認しましょう。労働環境とは実際に働く場所、あるいは作業環境や職場環境を指します。一方、労働条件とは、働く場所・始業と終業時間・賃金・労働契約の期間のことです。

求人情報などを元に、労働環境や労働条件を事前に知ることで、就職する際のミスマッチする確率を下げられるでしょう。

建築会社の事務としてキャリアアップする方法を知ろう


建築会社の事務職は、一般的な事務職と異なって、建設現場と関わりながら仕事に携わっています。基本的な事務作業だけではなく、さまざまな知識やスキルを習得できるでしょう。

建築会社の事務職になるためには、他業界の事務職と同様に事務処理能力やコミュニケーション能力が求められます。事務や建設に関するスキルなどを身につけ、キャリアアップを目指しましょう。

 


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建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
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