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土木設計に求められるスキル4つ|仕事内容やおすすめの資格も紹介

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公開日時 2022.08.08 最終更新日時 2024.01.31

こちらの記事では、土木設計に求められるスキルについてご紹介いたします。

 


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土木設計の主な役割3つ


「土木」とは、建設業の分野のうち、道路・トンネル・橋・ダム・河川などの分野を指しています。大手の会社で言うと、大成建設株式会社やエイテック株式会社などが挙げられます。

産業分類(種類)における「建設」との違いは、「地面の下が土木」「地面の上が建設」といったイメージです。

ここでは、土木設計を主たるテーマとして、土木設計の仕事内容や業務において活用できる資格について紹介していきます。まずは、土木設計の役割について説明していきます。

1:社会基盤を支える土木構造物の設計

土木設計の主たる役割の1つとして、「土木構造物の設計」が挙げられます。「土木構造物」の定義は、道路施設や鉄道施設・エネルギー施設・ダム、河川施設・上下水道施設などとされていて、社会生活基盤を支えるインフラ施設と言われています。

例えば、ダムでは黒部ダム(富山県)橋では天満橋(関西・大阪市)最近では、複合商業施設の日光ランドマークなども挙げられます。

これらの建設プロジェクトは規模が大きく、社会貢献度の高い事業です。社会基盤を支える構造物建設の出発点が土木設計と言えます。

2:生活の安全・ライフラインを支える

土木設計が担う役割の1つとして、「生活の安全性の担保」「ライフラインの維持」が挙げられます。

土木設計の学問領域は「土木工学」です。土木工学の根底には、人々の安全性の確保が学問的命題とされています。また、インフラ施設の建設も担っているため、人々のよりよい生活を追求したライフラインの確保も土木設計に課される役割となっています。

3:ランドマークとして残る

土木設計は事業プロジェクトが大規模になることから、その土地・街の景観を特徴づける象徴(英語:ランドマーク)になります。

「ランドマークタワー(横浜市、日本大通り周辺の景観)」や「東京タワー(東京都)」「千葉ポートタワー(千葉市)」「レインボータワー(新潟市)」「五稜郭タワー(北海道函館市)」などがその例です。

ランドマークは、「目立つこと」「特徴的・魅力的であること」「永続的(歴史的)であること」などが要件になっていて、土木設計は、人々の生活に役立つ「社会基盤確保」のほかにも、「生活利便」「ランドマーク」などさまざまな役割を担っています。

土木設計の仕事内容


土木設計とは主として「概略設計」と「詳細設計」に分類されます。ここからは、土木設計における「概略設計」と「詳細設計」それぞれの仕事内容について解説していきます。

土木構造物完成に向けて、事前準備として行われる「概略設計」と「詳細設計」は、いずれも欠かすことのできない重要なプロセスと言われているので、ここでしっかり確認しておきましょう。

概略設計

土木設計における「概略設計」とは、事業の全体像を捉えるために、依頼主(発注者)の求める要件や具備すべき項目を掲げ、そのために必要な施工を認識するプロセスを指します。施工計画全体の概略を決定する重要な設計段階で、技術・経験の両方が要求されています。

橋を設計する場合を例に挙げると、契約書、契約約款・土木設計業務等積算基準・数量計算書
をもとに構造や形状・用いる資材・下請け業者などを決定する段階のことです。

詳細設計

土木設計における「詳細設計」とは、概略設計において決められた事柄に則して、詳細を決めていくプロセスを指します。

設計は緻密かつ繊細であるため、ミリ単位の細部まで目を通して設計案を作成します。また、土木設計業務等の電子納品要領や土木設計業務等共通仕様書をもとに、原価管理や工程管理といった事業性の確認や見積もりも、この詳細設計時に並行して行われます。

土木設計に求められるスキル4つ


ここからは、土木設計において求められるスキルを紹介していきます。主に「学問的視点」「技術的視点」「精神的視点」の3つに分類されています。

学問的視点においては、土木工学を基礎とした専門的知識やそれに基づく創造性について、技術的視点は、設計時に用いられるツールの活用についてそれぞれ解説していきます。

これらの能力に自信のある方々は、土木設計に向いている人とも言えるでしょう。

1:大学などで学習した知識

土木設計の基礎知識は、大学・大学院などで習得でき、主として、「構造力学」「土質力学」「水理学」などが該当します。構造計算や端数処理の数学的知識も必要です。

土木系の学科を専攻することで、より専門性の高い領域に踏み込み勉強できます。また、建築士や技術士・測量士・地質調査士の試験問題などにも挑戦することで、現場での対応力などに生かせるでしょう。

2:イメージする力

土木設計の出発点は「想像力(イメージする力)」です。土木設計における想像力のポイントは、「構造的イメージ」「機能的イメージ」「(外構の)デザイン的イメージ」のそれぞれの分野を兼ね備える必要があります。

また建築設計を完遂するためには、構造的要素が基盤として固まっていなければなりません。より利便性を追求した設備の機能的要素や景観の象徴となるデザイン的要素のイメージを膨らませることが、土木設計の求められる想像力のスキルと言えるでしょう。

ただし、デザイン性については、著作権に配慮する必要があるので注意しましょう。併せて2次元(展開図・平面図)ではなく、3次元・立体的に捉える想像力も求められます。

CADソフトを使用する

現代の設計現場では、CADを用いて図面を作成します。CADソフトを円滑に使いこなすことも重要ですが、さまざまなCADソフトがあるなかで、どのソフトを利用できるのかもポイントとなります。

もし転職に伴う中途採用などの即戦力として採用される場合は、どのようなCADソフトを使いこなせるかという点に重きを置く会社も見受けられます。

また、近年では3DCADを用いれることも大きな利点になってきています。

3:細かいところまで確認する能力

設計において、図面は1つだけでは足りません。さまざまな視点・観点から作成された図面に求められるのは整合性です。整合性の取れていない図面では、土木構造物設計の完遂は難しいでしょう。

細部まで気を配り、確認できる能力は当たり前だと思えても、実際には難易度が高い領域と言われています。作成した図面において、「矛盾点はないか」「寸法の狂いはないか」など多面的・多角的な視点から確認できる能力は必要不可欠です。

4:集中力

前述した「細かいところまで確認する能力」に付随するのが「集中力」です。図面作成はかなりの時間を要し、高い集中力を維持できる能力を求められます。

図面上の誤りは取り返しのつかないケースになる可能性があるため、細部まで気を配ることのできる、高い集中力が土木設計には要求されます。

土木設計におすすめの資格4選


ここからは、土木設計業務において推奨される2つの資格について紹介します。主に、「土木施工管理技士」「土木設計技士」の2つについて解説していきます。

土木施工管理技士は国土交通省が管轄する国家資格に該当するため比較的難しいですが、土木設計業務において有効的に活用できる資格です。

資格取得によって、年収が上がることや志望動機・転職理由の1つとして職務経歴書などに記載できます。転職サイト・求人サイト・ハローワーク(マイナビ転職・エン転職など)でも優遇資格として掲載されている場合も見受けられます。

1:2級土木施工管理技士

2級土木施工管理技士は、土木・鋼構造物塗装・薬液注入に大別されていて、それぞれにおいて、道路・橋・鉄道・上下水道などの土木工事に主任技術者として施工計画を作成できます。加えて、工程管理や安全管理の施工において必要な技術上の管理をする立場にあります。

土木施工管理技士になるには、1次試験で学科試験があり、2次試験では実地試験があります。学科試験・実地試験のいずれも合格点に達していることが資格取得の条件です。

学科対策としては、参考書の読み込みや、公式・用語などの暗記が必要な場合もあります。学習のやり方は個人で異なりますが、セミナーや講習会・通信講座なども受講してもよいでしょう。

出典:2級土木施工管理技術検定|一般財団法人 全国建設研修センター

2:1級土木施工管理技士

1級土木施工管理技士は、道路・橋・鉄道・上下水道などの土木工事における主任技術者または、管理技術者として施工計画を作成できます。2級土木施工管理技士同様に、工程・安全管理など工事施工において必要となる技術上の管理をする立場にあります。

1級土木施工管理技士も、1次試験として学科試験、2次試験として実地試験があり、1級土木施工管理技士の合格率は直近5年では30%前後で推移しています。

1級・2級ともに国交省が管轄する国家資格として位置づけられています。

出典:1級土木施工管理技術検定|一般財団法人 全国建設研修センター

3:土木設計技士

「土木設計技士」という民間資格も土木設計においては、推奨されている資格の1つです。

土木設計技師は、全国建設産業教育訓練協会が運営する資格であり、土木設計分野において「基本的な知識・素養を有していること」「土木設計技術者として高い倫理観を有していること」などが認められた資格です。

いわゆる建設コンサルタントとして、土木設計に関して助言・コンサルティングできる能力を習得できます。

出典:土木設計技士とは|土木設計技士資格検定

土木設計の仕事内容について知ろう


日本で土木設計は、主に公共的事業であることがほとんどです。そのため、土木設計の今後の将来性は高いと言えるでしょう。

業務に課される責任や役割も伴うため、大変な仕事とも言われていますが、大規模な事業を成功へと導くためには、携わる人材が優秀でなければなりません。

土木設計の仕事内容について適切に理解したうえで、高度な知識やより専門的な知識を身に着けて、やりがいのある仕事に挑戦してみることをおすすめします。

 


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土木設計の主な役割3つとは?

「土木」とは、建設業の分野のうち、道路・トンネル・橋・ダム・河川などの分野を指しています。大手の会社で言うと、大成建設株式会社やエイテック株式会社などが挙げられます。
産業分類(種類)における「建設」との違いは、「地面の下が土木」「地面の上が建設」といったイメージです。

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