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設備設計における仕事内容5選|おすすめの資格や必要なスキルとは?

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公開日時 2022.08.08 最終更新日時 2024.04.26

こちらの記事では、設備設計における仕事内容についてご紹介いたします。

 


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設備設計とは?

設備設計とは建物に住む住民が快適に暮らせるように給排水や空調、電気設備などを設計することです。

建築物に関する設計には「意匠設計」「構造設計」「設備設計」の3種類があります。その中でも設備設計はクライアントの要望にもとづいてコストなどを考慮し、建物の給排水や空調、電気、昇降機といった設備の設計を行います。

つまり、設備設計は建物の室内環境を設計する仕事だと言えます。

建築物の設計との違いについて

設備設計も建築物の設計の1つですが、一般的な設計と比較して、建物の構造や外観などに関する設計は行いません。

設備設計は建築物の環境やエネルギーを最適化し、そこに住む人が快適に暮らせるように室内空間の品質やコストを創造する仕事です。そのため、他の建築物の設計と異なり、建築物自体の設計やデザインなどを行うわけではありません。

設備設計の種類とは?

建築物の設計にはどのような種類があるのでしょうか。

建築物の設計には、大きく分けて「意匠設計」「構造設計」「設備設計」の3種類があります。また、実際に建物を建築する場合には、それぞれの担当者が協力して建物を設計することになります。

ここでは設備設計以外の建築物における設計の種類について詳しくご紹介しますので、どのような設計が行われているのか参考にしてみてはいかがでしょうか。

意匠設計

意匠設計とは建築物の外観や内部デザインを行うことです。

クライアントの要望をヒアリングし、条件や環境などを考慮して、建築物の構造から外観、室内空間、間取り構成など建築物全体のデザインを考えていきます。

また、意匠設計の担当者はその後の構造設計や設備設計のセクションの取りまとめなどを行うこともあるため、建築設計全体を管理する役目を担うこともあります。

構造設計

構造設計とは建築物の土台や骨組みなど、建物の構造の強度に関わる部分の設計を行います。

建物の土台や柱、梁などの構造部分の設計を行うのが構造設計です。建物を建てる場所の地質や地盤だけでなく、地震や積雪、台風などの自然災害発生も想定し、安全性や機能性などを考慮して設計する必要があります。

また、安全な構造にするのはもちろん、デザイン性も損なわずに設計することが求められます。

設備設計の役割とは?

設備設計は外から見えない部分の設計を行いますが、そこに暮らす人が快適な生活を送れるかどうかは設備設計によって決まります。

建物の室内空間における給排水や空調、電気設備などを設計していく設備設計の仕事は、暮らしやすさにも直結します。

人間でたとえれば、内臓の配置や脳や神経といった身体の機能をつかさどるものを決める重要な役割を持つのが設備設計です。

設備設計における仕事内容5選

設備設計における仕事内容をご紹介します。

設備設計は人が快適に暮らせて、建物も最適な形で維持できるように、室内環境やエネルギーを最適化する仕事です。そのためには、図面を作成するのはもちろん、それ以外にもさまざまな重要な仕事を行う必要があります。

ここでは設備設計における仕事内容5選をご紹介しますので、どのような仕事を行っているのか参考にしてみて下さい。

設備設計における仕事内容1:顧客からヒアリングをする

設備設計では最初にクライアントとの打ち合わせを行い、要望のヒアリングを行います。

設備設計も建物の設計と同様に、建築主からヒアリングを行う必要があります。設備設計では電気や空調などの普段の生活に必要不可欠なものを扱うことから、快適に暮らせるだけでなく、建築主の予算内で設計できるように品質と予算とのバランスを取らなければいけません。

そのため、ヒアリングで双方が納得できるようにすり合わせを行います。

設備設計における仕事内容2:計画と企画プランの提案をする

設備設計ではヒアリングした内容を元に、計画と企画プランを立案します。

クライアントが求める要件や予算等を考慮して、具体的な計画を立てていかなければなりません。また、快適性や必要なコストなどを踏まえて最適なプランを検討し、クライアントに提案していきます。

提案した企画プランについてクライアントから同意を得られたら、実地設計に移ります。

設備設計における仕事内容3:実地設計を行う

クライアントの同意を得られたら、基本設計や実地設計によって設備設計図を作成していきます。

設計の工程では、まず基本設計によって使用する機器の容量や予算配分などを決定していきます。さらに基本設計が完了したら、次はそれをもとにした設計図面を起こしていく作業です。

実地設計は実際に施工する内容を詳細まで決定した図面のことで、施工の際に利用することになります。

設備設計における仕事内容4:デザインや機能性を考える

設備設計ではデザインや機能性も重要なキーワードになります。

設備は建物の機能性の向上も大きく関係する要素なので、設備設計の工程では安全性や耐久性、デザイン性、機能性、環境性、経済性などのさまざまな要素を考慮し、総合的な設計を行う必要があります。

設備設計における仕事内容5:かかるコストを決める

すべての設備設計が完了したら、かかるコストを算出します。

建物に必要な設備をすべて出し終えることができたら、工事発注にかかる予算を出す必要があります。そのため、設備を設置するための機械や部材などのコストを算出し、見積もりを作成するところまでが設備設計の仕事です。

設備設計におすすめの資格4選

設備設計におすすめの資格をご紹介します。

設備設計の仕事に就きたいのであれば、設備設計として働く上で取得しておきたいおすすめの資格があります。

ここでは設備設計におすすめの資格4選をご紹介しますので、どのような資格があるのか参考にしてみてはいかがでしょうか。

設備設計におすすめの資格1:一級建築士

一級建築士は建築士の中でも学校や病院といったさまざまな建物の設計が行える資格です。

一級建築士の資格は設備設計を行うために必須というわけではありませんが、建築に関わる仕事をする上で資格取得を目指しておきたい資格です。また、設計業務を行う上で、図面作成の責任者になるためには建築士の資格が必要です。

さらに、一級建築士の資格をもっていれば、後述する設備設計一級建築士の試験を受験できるようになります。

設備設計におすすめの資格2:設備士資格検定

設備士資格検定は空調や給排水衛生設備に関わる技術者としての知識や技術の習得度を認定する資格です。

設備設計に特化した資格ですが、設備設計に必要な資格というわけではなく、主に建築士に対して設備設計や工事監理、工事に対するアドバイスを行える資格です。

そのため、建築設備士の資格を取得しなくても設備設計は可能ですが、資格自体は重要な位置づけとされているため、取得すると良いでしょう。

設備設計におすすめの資格3:技術士

技術士は科学技術に関する技術職や専門知識、実務経験などを有していることを認定する資格です。

技術士は日本技術士会が認定している資格で、建設分野だけでなく機械や化学など21種類もの科学技術分野にわかれています。

技術士は直接設備設計に必要な資格ではありませんが、建設分野での技術士の資格を取得することで専任技術者になることができるため、非常に需要の高い資格だと言えます。

設備設計におすすめの資格4:設備設計一級建築士

設備設計一級建築士は設備設計におけるもっとも価値の高い資格です。

設備設計一級建築士は2008年の新建築士法によって創設された資格で、一級建築士としての5年以上の設備設計における実務経験を持ち、特定の講習を受講、修了することによって取得できる資格です。

そのため、一級建築士よりも上位の資格となっており、非常にハードルが高い資格ですが、それだけの価値を持つ資格だと言えます。

設備設計に必要なスキル3選

設備設計に必要なスキルをご紹介します。

設備設計は建築物のデザインを設計する意匠設計や、建物の構造を設計する構造設計と違い、すでに出来上がっている建物に対して設備を設計することが仕事です。そのため、具体的にどのようなスキルが求められるのかイメージできないという方も多いのではないでしょうか。

ここでは設備設計に必要なスキル3選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

設備設計に必要なスキル1:設備についての知識全般

設備設計には建物の設備に関する幅広い知識が必要になります。

設備設計では建築物のインフラを設計することになるため、ガスなどの配管や上下水道、空調、照明やコンセント、スイッチ、インターネットなどの電気設備など、設備に関する全般の知識が必要です。

また、どのように設計すればどのくらいのコストになるのかといった知識も必要とされます。

設備設計に必要なスキル2:建築物全体の設備調整能力

設備設計には意匠や構造との関連性を踏まえて建物全体での調整能力が必要になります。

たとえば排煙ダクトを設置する場合、設備設計としては建物中央に設置することが望ましいですが、意匠設計としてはできるだけ端の方に設置したいでしょう。

また、構造設計としてはダクトが通る床には梁を追加する必要があります。このように1つの設備が他の工程にも関連するため、設備設計は全ての立場を踏まえてバランスを取る必要があります。

設備設計に必要なスキル3:環境に適応した設備の想像力

設備設計には建物完成後の使われ方まで想像して設計を行う能力が必要になります。

たとえば部屋の温度であれば、建物の熱環境や照明などの効果によってどの程度の温度になるのか想定することが可能です。

しかし実際に部屋を使用する際、使い方の違いによって部屋に温度差が発生し、結露などが発生する可能性まで想像できる力が設備設計には求められます。

設備設計に関わる仕事の将来性について

設備設計は今後も技術の進歩と共に需要の高い仕事になっていくことが予想できます。

近年では、過ごしやすい室内空間と建物の消費する年間エネルギーの収支をゼロにすることを両立した「ZEB」と呼ばれる建物が注目されており、設備設計のスキルが試されるようになってきています。

また、技術の進歩において建築物では設備によってもっとも顕著に現れますが、今後AIなどの最先端技術が導入されたとしても、設備設計の仕事は必要とされるでしょう。

設備設計への理解を深めよう

設備設計は建築物の設計の中でもそこで暮らす人々の快適な暮らしに直結する仕事です。

ぜひこの記事でご紹介した設備設計における仕事内容やおすすめの資格、設備設計に必要なスキルなどを参考に、建物の快適性を確保するために重要な役割を持つ設備設計についてより理解を深めてみてはいかがでしょうか。

 


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