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施工管理とは主な業務5選|やりがい7選とおすすめのキャリアアップ資格8選

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公開日時 2022.08.24 最終更新日時 2023.10.27

目次

施工管理とはどんな仕事

施工管理とは様々な工事で施工の工程や出来形を管理する仕事で、大きな工事や責任ある立場で業務を行います。資格がない現場監督と違い、「施工管理技士」という国家資格により技術を証明できます。施工管理は工事現場の施工や予算の他に安全管理や役所への手続き書類まで管理します。

施工管理者の需要と将来性

施工管理者の需要を考えてみると、オリンピック関連の一連の大規模工事が一段落し主要な駅周辺の再開発やリニューアル工事など、ビックプロジェクトが多い傾向にあります。現在はコロナの影響もあり停滞気味ですが、落ち着けば引き続き需要が見込めるでしょう。

土木関連では東日本大震災の復興事業に続いて、熊本地震の復興事業など、毎年の災害関連工事が続いています。公共事業の発注も増えておりまだまだ施工管理技士のニーズは高い状況でしょう。

施工管理者と現場監督者の違い

施工管理者と現場監督者は似たような仕事と誤解されることが多い傾向にありますが、仕事内容と資格の有無によって違いを区別できます。施工管理者は工事現場の管理の他に役所への手続きや書類作成まで含めて全てを管理します。

現場監督者は工事現場において作業員への指示や進捗状況の管理など、現場の管理を中心に行う仕事です。施工管理者は「施工管理技士」という国家資格を受けることで技術の証明ができますが、現場監督者はそういった資格は用意されていません。

施工管理とは主な業務5選

施工管理とは建設現場において非常に重要な役割を担う業務で、様々な管理業務を行わなければいけない建設現場には欠かせない重要な存在と言えます。ここでは施工管理として求められる主な業務について5つに絞って解説します。

施工管理とは主な業務1:施工計画の作成

施工管理の主な業務として1つ目は、施工計画を作成する業務です。大きな仕事を始める前に各部門の工事をどの順番で行い、どれだけの期間がかかるのか、いつ完成するのかという工事全体の計画を事前にまとめる必要があります。

現場責任者クラスの施工管理経験者が全体の工事を把握して、効率的で無理のない計画を立てることが大切です。よって施工管理者の経験と全体を取りまとめる能力が問われます。

施工管理とは主な業務2:原価管理

施工管理の主な業務として2つ目は、現場における人件費や材料費などの原価を計算して管理することです。人件費や材料費のほか各種設備などに掛かる原価を計算して計画を立て、決められた予算内に収めるための重要な業務です。

工事が長期間に渡るため途中経過を把握して予算と実施の差をチェックし、必要に応じて経費削減の処置を検討するなど対応策を講じます。施工管理者には原価を抑えて利益を残すことが求められます。

施工管理とは主な業務3:品質管理

施工管理の主な業務として3つ目は、工事で使用する材料などの品質を管理することです。設計で指定された規格を満たす材料が使用されているか、材料の寸法や品質が所定の基準以上の適切なものかどうかを管理します。

必要以上に品質が高い材料を使えば工事費が上がるため、規格を満たしながら経済的に施工を完了させるために厳密な管理が要求されます。品質評価の対象項目を整理して必要に応じて試験を行います。

施工管理とは主な業務4:工程管理

施工管理の主な業務として4つ目は、工事に関する全ての工程を管理することです。作業の進め方を考えて作業員の人員配置や必要な機材の手配などを管理して、予定の工期内に全ての工事を完了させるための重要な業務です。

工程管理を無駄なく適切に行えるかどうかが工期の遅れに直結するため、日々作業の状況を把握して工程通りの進行ができているかチェックします。工期を守れなければ契約違反となるため責任重大でしょう。

施工管理とは主な業務5:安全管理

施工管理の主な業務として5つ目は、作業員の安全を守るための安全管理です。建設現場では様々な工種で多くの作業員が出入りして工事を行なっており、全ての作業員が事故や怪我なく安全に作業ができるように設備や環境を整える必要があります。

作業員が怪我したり事故が起これば工事は一旦中断され大きな被害に発展するため、事前に危険を予知して安全に作業できるような手すり、消化設備、使用機材の点検などに神経を注ぐことが大切です。

施工管理者の働く現場の主な種類5選

各種建設現場において全体の施工計画を立案したり工程管理、品質管理、原価管理、安全管理を通じて工事全体の安全で円滑な進行に責任を持つのが施工管理者と言えます。施工管理者が働く現場は様々な分野に渡りますが、ここでは主な現場として5種類を説明します。

施工管理者の働く現場の主な種類1:建築工事

施工管理者の働く現場の主な種類として1つ目は、建築工事です。建築工事には鉄筋工事や大工工事、内装の仕上げ工事なども含まれるので、大規模マンションやオフィスビルの建築から住宅、公共施設など幅広い業界と言えます。

建築工事においては建築施工管理技士が現場での工程管理や品質管理、安全管理などを指導的立場に立ち、潤滑に進めるための重要な業務を担当します。

施工管理者の働く現場の主な種類2:造園工事

施工管理者の働く現場の主な種類として2つ目は、造園工事です。造園工事は緑地工事や庭園工事、道路緑化工事、公園工事などの幅広い造園分野で行う工事のことで、造園施工管理技士が施工計画や工程管理などを行います。

国家資格を受験するには造園会社に入って職人として経験を重ねて、知識と技術を習得した上で資格取得を目指します。各種工事の中でも経験と高いスキルが要求される造園工事は将来的にも重要な分野です。

施工管理者の働く現場の主な種類3:土木工事

施工管理者の働く現場の主な種類として3つ目は、土木工事です。建築物に関連する建築工事に対して、土木工事は橋や河川工事、港湾工事、道路・舗装工事などインフラ整備に関連する工事で、土木施工管理技士が土木現場の各管理を行ないます。

公共性が高く一般市民の生活に密接した工事が多いので、土木工事の現場で活躍する土木施工のスペシャリストとして責任とやりがいのある分野と言えます。

施工管理者の働く現場の主な種類4:管工事

施工管理者の働く現場の主な種類として4つ目は、管工事です。管工事とは上下水道設備やガス管の他、冷暖房設備や浄化槽などの配管工事全般を言い、様々な建築物に欠かせない工事でいつの時代も高い需要があると言える分野です。

各設備のパイプやダクトなどを配置する工事において、管工事施工管理技士は工事を安全にスムーズに進めるために全体を管理する重要な業務を担当します。

施工管理者の働く現場の主な種類5:電気工事

施工管理者の働く現場の主な種類として5つ目は、電気工事です。我々の生活に欠かせない電気に関連するすべての工事は資格を持った人が作業しますが、施工計画や四大管理を行なうのが電機工事施工管理技士です。

一般住宅の電気配線工事から巨大商業ビルや大規模建造物、更には鉄道や信号など生活の中で重要な役割を果たす電気工事は、常に危険が伴い事故が起これば被害の影響が大きいことから施工管理者の責任も重大です。

施工管理者のやりがい7選

施工管理の仕事は建築現場や土木現場では欠かせない重要な存在ですが、その分多くの工程に携わり多くの人を取りまとめなければいけません。ここでは施工管理者としての仕事のやりがいについて7つに絞って紹介します。

施工管理者のやりがい1:安定性が高い

施工管理者のやりがいとして1つ目は、常に仕事の需要があり安定性が高いことです。施工管理の仕事は新規の建設工事だけでなく、老朽化による建て替え工事もあり需要が尽きにくい仕事と言えます。

そのため施工管理の仕事は衰退することなく安定的に仕事があるため、職種としても安定したやりがいのある仕事でしょう。その分常に新しい基準や施設などの知識の習得を怠らず、努力し続けることも要求されます。

施工管理者のやりがい2:達成感を味わえる

施工管理者のやりがいとして2つ目は、責任が重い分大きな達成感を味わえることです。大きな工事全体でスムーズな運営と管理を行なうには責任が伴いますが、苦労した分だけ工事が完成した時に感じる達成感は人一倍大きいものでしょう。

施工管理者は各部署の調整が大変ですが、経験を積めばコミュニケーション力を活かして連携を図り安全でスムーズな現場運営ができるでしょう。日々の努力が求められ根気強く続けることが大切な業務です。

施工管理者のやりがい3:自分の成長を実感できる

施工管理者のやりがいとして3つ目は、仕事を通じて自分の成長を実感できることです。大規模な工事で各部署の施工状況を把握して遅延なく作業が行えるように調整する仕事は、ストレスも多くプレッシャーも大きいかもしれません。

常に勉強と相談、調整しつつ、多くの人の助けを得ながら進める必要があります。一つのプロジェクトが終わった時には一回り自分が成長したことを感じられて大きな満足感を得られるでしょう。

施工管理者のやりがい4:報酬が高い

施工管理者のやりがいとして4つ目は、高い給与と報酬が与えられることです。建設業の中でも高いスキルと管理能力が要求される施工管理者は、大きな仕事も任されるため他の職種に比べて給与も高いという特徴があります。

資格の有無に応じて更に加算されたり、現場での実績を積んで管理能力を評価されれば実力に応じて更に報酬が上がる可能性があります。全体の工程を管理し事故を防ぎ、理想通りに仕事を終えて相応の対価を得ることができるでしょう。

施工管理者のやりがい5:形として残る物づくりを実感できる

施工管理者のやりがいとして5つ目は、仕事が終わった後に形として残る物づくりが体感できることです。建設の仕事は目に見えて残る一種の作品作りとも言えるので、施工管理として関わった仕事で成果を実感しやすいでしょう。

住宅の建設など完成した家に満足される顧客の姿を見れば、苦労も癒される体験ができるでしょう。直接結果が目に見える分、実感も沸きやすい仕事と言えます。

施工管理者のやりがい6:公共性の高い仕事に関われる

施工管理者のやりがいとして6つ目は、公共性の高い仕事に多く関われることです。大規模な建造物や道路、橋などの地図に残る仕事と言われる公共工事や大規模開発などの仕事が多いため、より多くの人に安全と快適を届けられます。

高層マンションや大規模商業施設、美術館など人の生活に密接して支える公共性が高い建築物の工事に関われることは、仕事のモチベーションになりより高いレベルを目指す原動力になるでしょう。

施工管理者のやりがい7:職人や作業員信頼関係を築ける

施工管理者のやりがいとして7つ目は、職人や作業員との信頼関係を築けることです。現場では多くの職人や工種ごとの作業員が一緒に仕事を行うため、施工管理者は常にコミュニケーションを取りながらスムーズでストレスのない現場作りを心がける必要があります。

長い期間一緒に仕事しながらお互いに信頼関係を築き、良いものを作り上げる仕事はやりがいを感じられるでしょう。現場では常に声掛けして作業状況を把握することが大切です。

施工管理者におすすめのキャリアアップ資格8選

施工管理者として長く仕事を続けるためには、各種資格を取得すると良いでしょう。常に上を目指してキャリアアップするために、ここでは施工管理者におすすめのキャリアアップの資格を8種類紹介します。

キャリアアップ資格1:管工事施工管理技士1級・2級

施工管理者のキャリアアップ資格として1つ目は、菅工事施工管理技士1級と2級です。管工事施工管理技士とは空調設備やガスの配管、ダクト工事、上下水道工事などの菅工事の専門的施工管理者になれる資格です。

生活を支える設備に欠かせない菅工事は景気に左右されず常に高い需要が見込まれる仕事で、安定して仕事ができるメリットがあります。管工事自体は資格がなくても可能ですが、施工管理を行なうためには資格が必要です。

キャリアアップ資格2:建築施工管理技士1級・2級

施工管理者のキャリアアップ資格として2つ目は、建築施工管理技士1級と2級です。建築施工管理技士とは建築工事における施工計画や施工図の作成、工程管理、品質管理などの施工管理全般を適切に行う技術を有することを証明する資格です。

1級は特定建設業の専任技術者や現場に配置される監理技術者として仕事をします。2級は建築工事の主任技術者および特定建設業の専任技術者として認められます。

キャリアアップ資格3:造園施工管理技士1級・2級

施工管理者のキャリアアップ資格として3つ目は、造園施工管理技士1級と2級です。造園施工管理技士とは道路の緑化工事や公園、遊園地などの造園工事に置いて施工管理の仕事を行える資格です。

受験には実務経験が必要なため、造園会社などで職人として経験を積みながら知識と実務を身に付ける必要があります。海外からも注目される日本の造園工事を守り、環境保全や景観など社会貢献にも通じるやりがいのある仕事でしょう。

キャリアアップ資格4:建設機械施工技士1級・2級

施工管理者のキャリアアップ資格として4つ目は、建設機械施工技士1級と2級です。建設機械施工技士とは建設機械を使用する現場において施工管理する技術を証明する国家資格で、機械を運転・操縦する資格とは異なります。

施工管理の資格であり専任技術者や主任技術者、監理技術者としての資格を得られます。建設用機械の操縦で経験を積んでキャリアアップできるため、資格取得の難易度が低いことがメリットです。

キャリアアップ資格5:電気工事施工管理技士1級・2級

施工管理者のキャリアアップ資格として5つ目は、電気工事施工管理技士1級と2級です。電気工事施工管理技士とは変電設備や送電設備さらには照明や配線などの電気設備工事で施工管理を行う国家資格です。

各種建設工事では必ずと言っていいほど電気工事が伴うため需要も高く、有資格者は電気工事を行う企業への転職で有利でしょう。電気工事のスペシャリストとして評価が高く、電気工事で入札する場合は有資格者が必要とされます。

キャリアアップ資格6:土木施工管理技士1級・2級

施工管理者のキャリアアップ資格として6つ目は、土木施工管理技士1級と2級です。土木施工管理技士とは道路や橋、トンネル、ダムなどの土木工事において施工現場の管理を行う技術を証明する資格です。

大規模な工事では各種専門職の作業員が多数働いており、安全でスムーズな作業ができるように施工管理を行う必要があります。工事の規模に応じて1級土木施工管理技士の専任が要求されるため転職にも有利でしょう。

キャリアアップ資格7:電気通信工事施工管理技士1級・2級

施工管理者のキャリアアップ資格として7つ目は、電気通信工事施工管理技士1級と2級です。電気通信工事施工管理技士とは電気通信工事の現場で施工管理を行う資格で2019年に新設されたものです。

建設業の許可を得た事業所に配置が義務付けられており、主任技術者や監理技術者として仕事を行います。有資格者を配置していると経営事項審査の技術力評価に大きなポイントになるため、電気通信事業での転職にも有利でしょう。

キャリアアップ資格8:監理技術者資格者証の交付

施工管理者のキャリアアップ資格として8つ目は、監理技術者資格者証です。建設工事に専任で携わる場合は監理技術者として監理技術者資格者証の交付を受けて特別な講習を受けなければいけません。

監理技術者資格者証はその工事の監理技術者としての資格を有していることを証明するもので、登録講習実施機関が行う専門の講習を受講して初めて交付されます。工事中は常に携帯して必要に応じてすぐに提示できなければいけません。

施工管理者の資格所得とキャリアアップを目指そう

建設現場には様々な分野がありますが欠かせないのが施工管理者の存在です。工事全体の安全とスムーズな進行を管理するのが施工管理技士の業務で、四大管理と呼ばれる安全管理、工程管理、原価管理、品質管理を始めとする重大な役目を果たします。

資格は2級から取得して経験と実績を積み上げながら1級施工管理技士の資格を取得してキャリアアップすれば、やりがいと高収入に繋がるので、目標を立てて努力を続けると良いでしょう。


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