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新人現場監督の新人教育のポイント10選|マスターさせるべき基礎業務

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公開日時 2023.03.02 最終更新日時 2023.03.02

新人現場監督の実態とは


現場監督の仕事とは、現場の責任者として建築工事を計画通りに進めることです。
業務内容は、施工計画を作成して現場の工程や安全管理を行ったり、建築物の品質管理を行うなど多岐にわたります。
現場の仕事は朝が早く、現場での作業が終わると次は書類の作成業務に取り掛かります。
そのため、大変な仕事ではありますが、それと同時に喜びも多い仕事でしょう。
現場監督の仕事は「4大管理」と呼ばれる、建設工事に関わる管理業務が主となります。

新人現場監督の1日

新人現場監督の1日は、就業開始時刻前に現場に入り掃除や道具を準備します。
現場周辺の住宅などの状況により、時間が左右することもあるでしょう。
全体朝礼で作業工程を確認し、午前中の作業としては掃除や道具の調達、写真の撮影などをします。
昼休憩は各自でとり、午後の作業は再び掃除や道具の調達、写真を撮影することになります。
天候の変化に合わせて、作業指示を出す場合もあります。
現場作業が終了し職人の帰宅後は、事務所に戻り事務作業となります。
報告書や発注書などの書類を作成します。
事務作業終が終了したら帰宅となります。

新人現場監督に新人教育が必要な理由

現場監督は仕事量が多いため、新人の時は仕事がつらいと感じてしまう現場監督もいるでしょう。
新人が育たない会社はいずれ廃れてしまう可能性があります。
新人の時は失敗を重ねると落ち込んでしまいがちなので、それが重なっていくと「辞める」という選択肢も出てきてしまいます。
つらい思いをしている新人現場監督へ、先輩の現場監督に何ができるのかなど、新人教育についてポイントを紹介していきます。

新人現場監督の新人教育のポイント10個

新人現場監督の新人教育のポイント10個


新人現場監督が辞めそうと感じた時、先輩現場監督として、どういったことすれば良いのか悩むこともあるでしょう。
新人現場監督がすぐに辞めてしまうことが多ければ、上司の立場からの新人教育に問題があるのかもしれません。
何気ない発言が引き金となって、新人がやる気を失ってしまうこともあるでしょう。
ここからは新人教育のポイントを10個ご紹介します。

1:新人現場監督がつらそうな時にかけたい言葉

現場監督といっても、新人のうちは色々悩んでしまうものです。
早く一人前になって欲しいからと、激励のつもりでかけた言葉も、相手を追い詰める結果になってしまいかねません。
そのため、特につらそうだなと思った時はかける言葉を選びましょう。
「本人のために」と思いしっかり叱っても、相手が同じように受けとるとは限りません。
強く叱られたということが印象に残ってしまい、のびのびと仕事ができなくなることもあります。
また「あの人ができるからできる」という言葉も、人と比べてしまっており、言われた相手にとってはかなりのプレッシャーです。
その場合は「誰でも最初はできない」と言って仕事をフォローしてあげましょう。
他人と比べるのではなく、その人がどのくらい成長しているのかを見てあげるべきです。

2:どのように注意すれば良いのか?

相手のためを思っても裏目に出てしまうことは多いです。
特に「辞める」と言ってしまっているような新人現場監督ならなおさらです。
先輩現場監督が優しい言葉をかけても、それを素直に信じられなくなってしまっているかもしれません。
例えば、つらそうだから「今日はもう帰った方が良い」と言うと「ここにいてダメなのか」と感じてしまうこともあります。
また「悪いのはあなただけじゃないよ」と言うと「先輩にとても迷惑をかけてしまった」と感じてしまう方もいます。
こうならないためには、単に優しい言葉をかけるのではなく言葉の意図を明確にすることが必要です。
例えば、「体調が悪そうで心配だから帰った方が良い」などとひとこと付け加えてみてはいかがでしょうか。
また失敗した時などは、言葉をかけるだけでなく、一緒に解決策を考えてみましょう。
意図も伝わり、新人の成長にも繋がります。

3:単に言葉だけでなく、一緒に考える

新人の時は失敗を重ねると落ち込んでしまいがちなので、それが重なっていくと「辞める」という選択肢も出てきます。
そうならないためにも、先輩現場監督は新人を気にかけて言葉をかけてあげましょう。
少しでもおかしいと感じたら早めにケアすることが必要です。
話をしてもつらそうな時は、一緒に解決策を考えてあげると、新人の成長にも繋がり、信頼感も生まれるのでおすすめです。

4:いま必要な知識とこれから必要な知識を分けて説明する

新人は、仕事に慣れていない場合が多いでしょう。
分からないことが出てくると、限られた知識や経験をもとに業務を進めることになります。
また、ミスをして焦ってしまうこともあります。
そのため効率が悪く、時間がかかってしまうこともあるでしょう。
一方で、長年現場監督をしている方であれば仕事に慣れているため、効率良く進める方法を理解しているでしょう。
ミスが少なく、焦ることなくトラブルの対応も可能です。
これは、経験値の差が大きいと言えるでしょう。
現場監督の新人教育では今必要な知識と、これから徐々に身に着ける知識を分けて教えることで、焦らず必要な知識を覚えていけるでしょう。

5:新人現場監督の仕事内容をしっかり説明する

建設業における現場監督は主に、工程管理や発注、予算算出、計画書などの書類作成、顧客対応といった仕事をこなします。
現場監督は、工事や作業を進めていく上で欠かせない存在でしょう。
新人現場監督には、現場監督業務の中でもどういうことを行っていくのかをあらかじめ説明しておくことで、イメージが湧きやすくなるでしょう。

6:中長期的なキャリアプランを立てた上で研修を実施する

個人によりキャリアプランはさまざまです。
そのため、新人教育の中でそれぞれに合った中長期的なキャリアプランを立てて、研修を実施することが大切です。
また、必要な資格や取得のタイミングなどもプランに組み込むことで、より研修を実施しやすくなるでしょう。

7:報連相の内容を具体的に示す

現場監督の仕事は幅広く対応することになるため、常に全体を把握する必要があります。
そのため、現場の状況を教えてもらったり、報告を上げたりするために報連相はとても大切です。
特に人数が多い現場では、内容や進捗を把握しきれないこともあります。
新人教育の中では、どのような内容で報連相が発生するのか、具体的に示すことで実際の業務において状況の把握ができていないという事態を防げるでしょう。

8:しっかりと振り返りを行う

新人教育をする上で振り返りは重要です。
業務がやりっぱなしになってしまっては、いつまでもより良い対応や問題解決能力が身につかないでしょう。
きちんと目標を定めて振り返りを行い、それをさらに次に役立てるように意識付けをし、幅広い視点が持てるようにサポートしてあげましょう。

9:教育担当の人材を育てる

仕事の内容に関わらず、最初はみんな初心者です。
そのため上司の教える能力も、新人教育の中で部下の成長には欠かせない要素でしょう。
特に現場監督の仕事は経験を積んで学んでいくことも多く、教育するためには一緒に過ごしたり、話し合いの時間を設けるなどの付き合い方も必要になる場合があります。
そのため、新人現場監督が質問しやすい環境を整え、適切なフォローができる教育担当の人材を育てることが大切です。

10:新人現場監督と積極的にコミュニケーションをとる

新人教育の中でお互いが心地よく仕事ができるように、信頼関係を築き上げていくことは大切です。
何気ない雑談を入れても構わないため、新人現場監督と積極的にコミュニケーションをとるように心がけましょう。
また、困っていることなど部下に問いかけるような内容を質問し、そこから褒めることも可能です。
新人教育は仕事だけでなく、新人現場監督の周りの細かい部分まで気遣う思いやりの気持ちが大切でもあるのです。

新人現場監督がマスターしたい基礎業務4つ

新人現場監督がマスターしたい基礎業務4つ


現場監督の仕事は、建設工事に関わる管理業務が挙げられます。
小さな現場でも管理するのは大変ですが、無事に工事を終えた時のやりがいは格別でしょう。
ここからは、新人現場監督にマスターしてもらいたい基礎業務を4つ紹介します。

1:工事写真の撮り方

施工物の品質を管理するのも現場監督の仕事の一つです。
例えば、建築工事などで鉄骨や塗料などの材料を検収する際、写真に収め品質を確認、管理することがあります。
そこで新人教育の中では、工事写真の撮り方を確認していきましょう。
工事ごとに施工前や施工中、施工完了後の状況などを確認し、それぞれが品質を満たしているかどうかを管理することで、全体的な工事の品質を満たせます。

2:測量・墨だし・図面の読解方法

現場監督は、測量・墨だし・図面の読解方法も新人教育の中で指導し、理解できるようにフォローしましょう。
構造に関わる部分の寸法や形状などが、きちんと基準を満たしているかどうかを管理します。
こちらも品質管理と同様に、数量などを写真に収め管理します。
また、寸法などは直接計測し、基準を満たしているかどうか、異常の有無などを確認して管理します。
構造部は施工が完了すると見えなくなるものが多いためきちんと管理の方法を理解する必要があります。

3:出面を取る方法

新人現場監督は、上司による新人教育の中で出面を取る方法もマスターしなければいけません。
建設工事は危険を伴う大変な仕事です。
現場内で施工する職人の安全確保や、災害を起こさないためにも安全管理は重要となります。
出面を取ることで、現場監督の責務である安全管理に繋がるでしょう。

4:歩掛りをまとめる方法

現場監督として、歩掛りをまとめる方法も覚える必要があります。
上司による新人教育の中で、マスターしていかなければいけません。
歩掛りとは、作業に対してどれくらいの作業員や機械、材料が必要なのかをデータとして算出することです。
歩掛りをまとめるということは、工程管理に繋がります。
進捗を確認し調整を加え、全体の施工工程に遅れが出ないようにします。
作業間の調整は現場監督が携わる仕事でしょう。

新人現場監督への新人教育について理解しよう


新人現場監督が目標設定を立てやすく仕事の達成感を感じられ、スキルアップしやすい環境を作ることが、上司には求められます。
上司の立場から新人現場監督に対しての新人教育は容易ではありませんが、ポイントを押さえて取り組みましょう。


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