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公開日時 2018.12.05
最終更新日時 2022.04.06

建設現場の人身、物損事故に備えよう!工事現場で適用される保険に関する基礎知識

事故を予防することは何より大切ですが、残念ながらどんなに注意していても、建設現場では事故が起きてしまうものです。事故予防とあわせて万が一の際の保険について認識を深めて尾きたいところ。そこで今回は、工事現場で適用される保険に関する基礎知識について解説します。

工事中の人身事故に備える保険

建設現場では人身事故や物損事故に備えておく必要があります。例えば、工事中に以下のような人身事故が起きて損害賠償責任が認められた場合に、保険金を受け取ることができます。

  • 外壁改修工事中に資材を落下させて通行人がケガをしてしまった。
  • 工事中に鉄筋が落下し、通行人が亡くなってしまった。
  • 資材の管理が悪かったために材木が倒れてしまい、子供が傷を負った。

工事中もしくは引き渡し後の物損事故に備える保険

物損事故にも備えておく必要があります。例えば、工事中に以下のような物損事故が起きた場合、損害賠償責任があると判断されれば、やはり保険金を受け取ることができます。

  • エアコンの取り付け作業中にエアコンを落下させ、床に傷をつけてしまった。
  • 設備の改修作業中にスプリンクラーを壊し、パソコンを濡らしてダメージを与えてしまった。
  • クレーン車が倒れて住宅を破壊してしまった。

引き渡し後に、以下のような物損事故が起きることもあります。損害賠償責任が認められれば、やはり保険金を受け取ることが可能です。

  • 配管工事ミスによって、工事終了数月後に水漏れ事故があった。
  • 欠陥のある建設資材を販売し、顧客がケガをしてしまった。
  • 飲食店の給排水工事を実施し引き渡し後に漏水があり、階下の事務所に損害があった。

まとめ

管理ミスや業務の遂行によって事故が起きた場合、生産物や工事が原因で賠償責任が生じた場合、保険が適用されます。ご紹介したような一般的な保険の対象とはならないものでも、特約を付加することで補償をいっそう充実させることが可能です。万が一のときのために、ぜひ押さえておきましょう。

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