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公開日時 2020.07.25
最終更新日時 2022.04.05

新人施工管理の仕事内容とは?仕事の悩みと改善策についても紹介

施工管理は建設工事の管理・監督を行う仕事です。その中で、新人の方はどのような業務に携わるのでしょうか。この記事では、新人施工管理の方を対象に以下の点を紹介します。

・新人施工管理の仕事内容
・新人施工管理の悩み

これから施工管理として成長したいと考えている方には必見の内容なりますので、是非ご覧ください。

新人の施工管理が携わる仕事とは?

施工管理として新たに建設工事に携わることになった新人の方はどのような仕事を担当するのでしょうか。ここでは、例として下記の4つを紹介します。

安全管理

建設工事では、事故などで重大な災害に繋がる可能性があります。新築工事等、どの現場でも安全旗が掲げられているように、建設業界における安全への意識は非常に高いです。

建設工事に伴う安全管理は、施工管理の管理業務の一つとなります。新人の方の場合、朝礼や危険予知活動を通して安全管理を担当することも多いのではないでしょうか。

朝礼後の現場巡回などでも、足場などの仮設の点検や職人の方が不安善行動を行っていないかなど注意しなければなりません。他にも現場内に安全標識がしっかりと備えられているかなど、安全管理として業務に従事することは多岐にわたります。

工事写真の撮影

建設工事で施工されたものが設計通りに作られ、基準をしっかりと満たしているか工事写真に収める事も新人の方が任される業務の一つではないでしょうか。例えば、基礎配筋など建設工事が完了してしまうと、外から見えなくなってしまうものもある為、施工がしっかりと完了できていることを写真に収め、管理することは非常に重要です。

また、新人の方の場合には工事の状況写真を撮る事により、工事の流れを覚える為の勉強にもなります。類似した用途の建設物の施工など、次に活かすことができるので実践してみるのも良いかもしれません。、

現場の段取り

建設工事では、様々な業者が入り交じり工事を進めていきます。次に入る業者が使用する材料が搬入できているか、また現在施工中の業者に遅れが出ていないかなど、工事の進捗を円滑に行う上で確認や、現場の段取りに携わることもあるのではないでしょうか。

業者の方が問題無く、施工を行えるよう環境を整える事も非常に重要な仕事です。全体的な工程に影響がないか含め、各専門工事の進捗を管理する必要があります。

事務関連

建設工事の管理業務に伴い、各種申請や提出が必要な書類作成など事務関連の業務を行う事も施工管理の仕事の一つです。例えば、建設工事に伴い道路上で建設機械を使用する際には道路使用許可が必要となります。

新人の方であれば、そのような許可申請を得る為に、申請書の提出対応を担当することもあるのではないでしょうか。繁忙期になれば、このような事務関連の業務も増えてくるため、書類関連で日々作成ができるものなどは普段からこまめに準備しておく必要が有ります。

新人施工管理の悩みとは?

飛び交う専門用語

初めて建設現場に入った新人の方であれば、実際に現場で飛び交う言葉に理解できない事も多くあるのではないでしょうか。予め研修などで用語について学んでいたとしても、実際に建設現場使用されている用語が異なる場合もあるでしょう。

そのような時は新人という立場を利用して、分からない事についてどんどん聞いてみることがおすすめです。聞かれた方は、意欲があると感じ評価する場合もありますし、コミュケーションを行うきっかけにもなります。

建設工事は様々な人が関り合うため、工事を円滑に進める上でコミュニケーションは欠かせません。物事について分からない事を伝える事で、聞かれた側も知らないということを正しく認識してくれます。

携わる業務の多さ

初めて建設工事に携わったばかりの頃は、覚える事が膨大で中々余裕を持つ事が難しい場合もあるのではないでしょうか。そのような中、新人施工管理として各種業務に携わると余計に逼迫することもあるでしょう。

しかし、一つ一つの工事を終えるたび、建設工事が竣工を迎える度、自分に知識や経験が見についていることが実感できるはずです。大変な思いをして培った知識や経験は、今後のキャリアに活かす際にも非常に有用なものとなります。

人間関係

建設業界は高齢化が非常に進んでいる業界と言えます。若い新人の方であれば、年の差などから人間関係で悩みや問題を抱えることもあるかもしれません。

年の差に関わらず、合う合わないなどの相性の良し悪しに関わるものもあるでしょう。また、新人の頃であれば、周囲からの信頼もまだそれほど得られてはいないことから、焦りや憤りを感じる事もある筈です。

日頃から周囲とのコミュニケーションを行う事は勿論必要ですが、日々知識や経験を培っていくことで徐々に信頼を得る事ができるようになります。周囲から信頼を得られると、それが仕事のやりがいに繋がる方も多いのではないでしょうか。

キャリアアップの手段は?

施工管理として、新人の方がキャリアアップを目指すのであれば資格を取得することがおすすめです。施工管理技士の資格を取得することによって、携わることのできる業務の幅が広がります。

主任技術者や監理技術者など、資格を所持することにより就くことのできる役職もある為、キャリアアップの第一歩として施工管理技士の取得を目指してみては如何でしょうか。

まとめ

新人施工管理として携わる仕事内容は、安全管理や工事写真撮影、現場の段取り、事務関連の業務等が挙げられます。初めの内は、専門用語が分からなかったり、業務量の多さや人間関係に悩みをもつこともあるでしょう。

しかし、知識や経験を積んでいく中で、それらの悩みは徐々に改善される場合があります。また、施工管理としてキャリアアップを考えているのであれば、施工管理技士の取得を目指すことがおすすめです。

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