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施工管理を辞めたいと思う人が多い理由とは|辞めるときの注意点は?

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公開日時 2022.09.12 最終更新日時 2024.02.19

こちらの記事では、施工管理を辞めたいと思う人が多い理由についてご紹介いたします。

 


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目次

施工管理の仕事はハード?


そもそもですが施工とは、ビルや家を建てたり道路など公共の場所で使用する物の新設・改修したりする工事のことを指します。規模にもよりますが、基本的に「ハードな仕事が多い」と言われるのが施工を管理する施工管理者です。

施工は屋外での肉体労働でもあるため、重たい建材を運んだり複数の階段を登ったりなど、現場によっては足場を使って施工管理し、安全を整備して作業します。

そして、それらを企業として運営・管理するのが施工管理者ですので、注意を払うポイント・工程が複雑に入り組んでいます。

主に建設業務の経験を積んだ男性が施工管理を行い、若手ですと40歳前の施工管理者や、ベテランの50~60歳代の施工管理者が勤務する企業も少なくありません。

施工管理に向いている人・向いていない人の特徴


次に施工管理に向いている人の特徴、そして向いていない人の特徴をそれぞれ3つずつ紹介します。施工管理は多くの管理を行う業務なので、計画性がある人材でなければ難しいでしょう。

このように施工管理をする仕事は向き不向きがある仕事であると言えるでしょう。さらに、企業と顧客にとっても楽しく労働することが良いので、施工管理は人を選ぶ仕事です。

施工管理に向いている人の特徴3つ

施工管理の適任者は、企業による選ばれし人材です。今回は適性を知るべく、3つある施工管理者に適している人物像について見ていきましょう。

やることが多い施工管理者には「適性がある」と言われています。向いていない方が施工管理を行うと「辞めたい」と思うシーンに多々遭遇することでしょう。

主には工事現場で実際に働く仕事ではありませんが、多くの管理を行う業務ですので、「綿密な計画性のある人材が最適」と言われるのが施工管理業務です。

何よりも、楽しく労務できる人材が企業と顧客にとって最善ですので、施工管理者に適している3つの特徴を理解しておきましょう。

1:コミュニケーション能力がある人

多くの職人に作業の指示し現場の管理も行う仕事でもあるため、施工管理者にはコミュニケーション能力が求められます。

施工管理は工事進行をすべて管理する業務ですので、対話力がなければ務まりません。例えば、職人を適材適所に配置するためには、個々のスキルを確認するためのコミュニケーションが必要です。

もしくは、社内で施工についての計画書を作成する際にも必須です。建材調達・資金・工事の進行についての高いコミュニケーション能力が、施工管理者には求められています。

2:体力・忍耐力がある人

高い体力と忍耐力は施工管理者が保持しておくとよい基本的なスキルです。現場仕事と管理業務を行うのが施工管理者ですので「両立したエネルギーが非常に大切」と言われています。

早朝出勤も多く、現場が遠方であればあるほど体力が必要です。また、1日の労働時間も長いケースが大半ですので、移動時間を含めると半日以上働く施工管理者も存在しています。

忍耐力がなければ「辞めたい」という気持ちが起きてしまうため、日ごろから体力と忍耐力のトレーニングも欠かさず行う必要があります。

3:リーダーシップがある人

1つの案件を的確に取り仕切れる、リーダーシップを備える人材が施工管理に適しています。現場の業務を網羅していて、なおかつ管理能力も保持している人材でなければ、無駄なく快活なまま施工を完結できません。

また、多くの職人の業務管理も安全面に配慮しながら遂行していく仕事ですので、個々の適性判断を的確に検討できるスキルも重要です。つまり、企業の中心的存在とも言い換えられるのが、施工管理という職業でしょう。

施工管理に向いていない人の特徴3つ

3つある、施工管理者には不向きな人物像の特徴を挙げていきましょう。

ここまで見てきたように、多くの業務と責任がのしかかるのが施工管理業務です。経験が浅かったり性格的に向いていなかったりと、不適切な人物が施工管理者に就任してしまうケースも少なからず存在しています。

これから施工管理者を決定する企業としても、もっとも適した人物を任命しなければ何度も退職問題を抱えてしまう可能性も否めません。労働者と企業が無駄な時間・資金を費やしてしまわないよう、施工管理者に不向きな人物像を誰もが共通して理解しておきましょう。

1:計画性がない人

すべての仕事に悪影響を及ぼすため、計画性がない人は施工管理業務には不向きです。そもそも施工管理業務は計画が基礎となるため、闇雲に仕事をしてしまう人物では多大な損失を出し、時として顧客へ迷惑となりかねないからです。

無鉄砲な性格ですと、現場で働く職人にも命にかかわる危険を招きやすいため、安全管理の計画性も含めた全体の計画・管理をしっかりと構築できる人材が施工管理者として適しています。

自信がない場合に、もしも施工管理者に任命された人材は断ることも重要です。企業が選定する場合にも、綿密な検討を繰り返してから適切な人物を施工管理者として認定しましょう。

2:責任感がない人

何事へも無責任な人物では、施工管理者として責任感のある業務を全うできません。例えば、工期を大幅に遅らせてしまったり、管理作業を適当に行ってしまう無責任な人物は施工管理者としてNGです。

地道な作業と管理能力が備わっていない人物は、危険が伴う現場仕事や運営管理をすることが困難です。そのため、会社としても世間からの信頼を失いかねません。

また、漠然と施工管理者になろうとする考えも危険です。やはり、適任者は企業が思慮を重ねた上で選定しますので、施工管理者として末永い労働が実現しそうな人材を企業は求めています。

3:体育会系が苦手・嫌いな人

建設業界である施工管理業務は体育会系ですので、人間関係や仕事におけるメリハリが苦痛に感じる人物は向いていません。

例えば、上司が「この作業を今日中に終わらせてほしい」といきなり言ってくることも少なくありません。その際に、仮に不安があったとしても「はい、分かりました」と気持ちよく返事をして、指示された作業を完結できる人物が施工管理者として適任です。

つまり、体育会系という業界での業務は、常に上司が大きな権限を持っているため、不満を抱いたり反発したりする人物は施工管理者として失格ですので、体育会系ならではの上下関係や長時間労働にも堪えて働ける高いスキルを備えた人物が適任です。

施工管理を辞めたいと思う15の理由


次に施工管理の仕事を辞めたいと思ってしまう15個の理由について紹介します。施工管理という仕事は一般的にはハードといわれており、実際に働いてみると予想以上にきつく、適していなかった、という人もいます。

施工管理で転職を考えている人、あるいは、目指している人はこの15個の理由について事前に把握しておきましょう。その上で、自分の特性と施工管理という業種が合致しているかどうか確認してみましょう。

1:休日出勤が多い

休日であっても、施工がスムーズに完結できるように現場や会社へ赴く必要性が出てくるのが施工管理者です。施工には完成予定日が設定されているため、遅れそうな場合には休日出勤をします。

つまり、施工管理者は休日がないまま1つの現場の完成まで働くパターンも存在しているため、非常にストレスが蓄積しやすい立場と言えます。

家族や友人とのプライベート時間の捻出も困難となる仕事もあるため、長期間が必要な施工案件の場合には「辞めたい」と思ってしまう施工管理者が少なくありません。

2:仕事量が多い

とにかくやるべき仕事が多いのが施工管理業務です。一人で行うケースも多く、前項のように休日出勤する必要性も生じるほどです。

辞めたいという思いの発端は「仕事量の多さ」とも言われる施工管理ですので、肉体的・精神的な負担は大きいでしょう。

工程・運営資金・安全・品質の管理をする上でどのようなミスも許されないため、「施工管理者を辞めたい」と思う方も数多く存在しています。

3:残業が多い

施工管理者は休日出勤が多いことが理解できました。つまり、残業時間も短くありません。できるだけ休日出勤をしないように取り組んでいても、多大な仕事量によって日々の残業時間が長引くパターンも存在しています。

例えば、書類作成や建材の手配、そして天候による施工現場の措置や職人の出勤の必要性も検討・管理しなければなりません。日中は現場へ出かけて工事の進展状況を確認し、滞りなく作業が進んでいるかをチェックする確認作業もあります。

要するに、施工管理者は毎日、定時にて帰路に就くことが困難な立場なのです。

4:時給換算した時の給料が低い

施工管理業務は、時給換算すると驚くほど安いと言われています。仮に月給が50万円だったとしても休日出勤・残業を考えると、時給換算上では低賃金であるケースが数多く存在しています。

求められるスキルと専門性の高い業務ですが、時給換算すると一般的なパート業務とあまり変わりがないケースさえあり、「辞めたい」と考える施工管理者も存在しているでしょう。

年収が平均以上であっても、疲弊度が年収の高さより上回ってしまう施工管理業務では、末永い勤務は困難と化し、やがて辞めたいと思い始める方も少なくありません。

5:飲み会の頻度が高い

建設業界は飲み会が多いため、お酒が苦手な方や早く帰宅したい方はストレスを感じやすく、会社を辞めたい衝動に駆られるでしょう。

建設業は職人が多く、肉体労働を終えた後はお酒を飲んで1日を終了させる方が多い業界です。施工管理者も飲み会に同席せざるを得ない状況が多いため、仕事を辞めたいと思う理由の1つにもなるでしょう。

頻度にもよりますが、あまりにも飲み会が多い会社では、日々の仕事量が多い施工管理者は疲弊度を高めてしまうことでしょう。

6:体を壊しやすい

人間関係・仕事量の多さなどによって、体調を崩す施工管理者は会社を辞めたいと考え始めます。多くの責任を負って働く施工管理業務ですので、体調悪化を引き起こしてしまうケースが少なくありません。

早朝から夜遅くまで働き、なおかつ休日出勤が嵩み、飲み会に参加し続ければ誰しも体調不良を招きます。施工管理者は、まずは自分自身の管理が非常に重要ですので、健全な心身を保持した上で、適切な業務が遂行・完了できる職業と言えるでしょう。

7:転勤が多く家族への負担も大きい

施工管理者を辞めたいと思う大きな理由に「家族への負担」があります。どうしても転勤しなければ遂行できない施工業務もあるため、家族と共に転勤を繰り返さざるを得ないパターンも存在しています。

転勤の数が多ければ家族の仕事や学校などにも影響が生じるため、施工管理を辞めたいと感じる方は少なくありません。費用の出費も嵩むため、仕事とは言えども負担の度合を考えると、施工管理を辞めて転勤のない職種へ転職するケースもあるでしょう。

8:危険性が高く事故も多い

施工管理者を辞めたいと考える理由に現場での危険性が挙げられます。工事現場ですので、施工管理者が建物や造形物の確認作業を実施する必要があります。そのなかで、落下事故や施工ミスによる大事故も発生する可能性があるのが施工業務です。

非常に危険性が高いため、命にかかわるケースさえ存在しています。それが理由で施工管理業務を辞めたいと思う方も少なくありません。

とくに疲労が蓄積したままでの施工管理業務は大きな危険が発生しやすいため、集中力が途切れた施工管理者は要注意です。

9:現場仕事をしなければならない事がある

施工管理者は管理業務のみならず、現場で作業を行う必要性もあります。

管理業務ですので、基本的には現場仕事を行うことはありませんが、必要に応じて作業せざるを得ない場面があります。例えば、人材不足の現場では施工管理者も作業を一緒に手伝いますし、職人に欠勤者が出た場合には現場仕事をします。

管理業務と現場仕事の両立は非常に困難ですので、施工管理者を辞めたいと思う方も存在することでしょう。

10:プレッシャー・責任が重い

施工管理業務は重圧がのしかかる仕事です。現場仕事とデスクワークもあり、なおかつ職人との意思疎通も重要な仕事です。プレッシャーに負けてしまい、施工管理者を辞めたいと思う方は少なからず存在します。

もしくは、企業の上層部からの大きな重圧もあるでしょう。中間の立場で上層と職人の応対をするなか、素晴らしい建造物・作品の工事を完了することが必須ですので、辞めたい気持ちがあるまま勤務する施工管理者にとっては苦痛が大きいでしょう。

11:人間関係

「施工管理を辞めたい」と感じやすい理由に人間関係が挙げられます。前述にもありましたが、施工管理者は会社の中間で上層部と職人と接するパターンが多いですので、複雑な人間関係によって疲弊してしまう方も少なくありません。

管理業務・現場仕事は好きでも、社内の人間関係に多大なる疲れを感じてしまい、施工管理という業務自体を嫌いになってしまう方も存在しています。本来は好きな仕事が徐々に嫌になり、社内の人間関係をさらに悪化させてしまうケースもあるでしょう。

12:資格取得をしなければならない

1級建築施工管理技士、もしくは2級建築施工管理技士というハイレベルな資格が必要ですので、仕事を辞めたいと考える施工管理者も存在しています。取得するには実務経験が3~15年必要な資格ですので、学歴によっても条件が大きく異なる難関な資格です。

資格取得が困難な場合には、施工管理者を辞めたいと思うケースもあるでしょう。合格率は30~40%台が中心ですので、決して容易な試験ではありません。

自ら辞めたいパターンや、資格取得ができない施工管理者は、場合によって会社を辞めざるを得ない状況も生じるでしょう。

13:業務範囲が広く覚える事が多い

実務作業が多く、施工管理者を辞めたいと思う方は多いのが現実です。ここまで見てきたように施工管理者には多くの業務があるため、対応し切れずに仕事を辞めたいと考える方も存在しています。

業務範囲が膨大なため覚えきれない内容もあり、仕事を嫌ってしまうパターンもあるでしょう。仮に実務経験が長くても、新たに覚えなければならない業務が舞い込むため、いつでも落ち着きなく仕事へ取り掛かっていなければ成立しない案件もあります。

そのため、施工管理者を辞めたいと実感して退職するケースも存在します。

14:精神的にきつい

業務内容と賃金のバランスが取れていないため、やがて精神的負担を増大して施工管理者を辞めたいと思う方も存在しています。

多くの辞めたい理由がありましたが、それらが混じり合うことによって施工管理者を辞めたい方が増えています。

精神面へのダメージが大きくなれば、好きな仕事であっても継続が困難化してしまう状況が多々あるため、施工管理者としての労務に不安を抱いてしまうパターンもあるでしょう。

責任重大であり、なおかつ多くの業務を完結しなければいけない立場である施工管理者は、身体をはじめ、やがて精神面にも多大なダメージが蓄積され、辞職願望が芽生えるケースもあります。

15:他に挑戦したいことが見つかった

施工管理という業務で働いているうちに、他に挑戦したいことが見つかったということもあります。そういう場合は、やりたいことに挑戦するか、もしくは挑戦したいことを諦めて施工管理の仕事を続行するか、の二者択一になるでしょう。

まずは、自分自身の気持ちを再確認しましょう。施工管理と両立して挑戦することが難しいのであれば、会社に相談してみましょう。その際は今担当している現場に影響のないように配慮することが肝心です。

施工管理を辞めたいと思ったらとるべき行動5つ

施工管理を辞めたいと思ったらとるべき行動5つ


先ほど述べた15個の理由を見て、施工管理を辞めたいと思う人の理由にはどのような理由があるか理解できたのではないでしょうか。また、実際に施工管理の仕事を辞めたいと感じている人のなかには、先ほどの理由に当てはまっている人もいるでしょう。

そこで、次に施工管理を辞めたいと思ったらとるべき5つの行動について紹介します。実際に施工管理を辞めたいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。

1:悩みとなる問題点を明確化する

前の章では、施工管理を辞めたいと感じる悩みについて例として3つ大別しましたが、実際に当事者の抱える悩みはそれら以外にも様々あるでしょう。悩みとなる理由について明確化出来ているものもあれば、現在身を置く状況などによっては漠然と悩みをもっている場合もあります。

悩みを解消したい、また現状を改善したいのであれば、対応策を考える必要があります。その為に、自身の抱えている悩みについて何が問題となっているかを整理することで、取れる手段や、行う手順が明確になってくるのではないでしょうか。

2:周囲で望ましい人に相談をしてみる

自身の抱える悩みについて問題点が明確にできたら、次の手順は取れる手段・対応策を考えることです。これは、一人で考えるのではなく、悩みによって自分に相応しい人物に相談することが望ましいでしょう。

一人きりで考えた場合、良くない方向に考えてしまいがちです。また、物事を捉える視野が狭くなってしまうため、周りに相談し別の視点から助言を貰うことで、複数の手段を考えるようにしましょう。

複数の手段を持つ事によって、行動に移す際に余裕を持つことができます。もし、抱えている悩みが直接会社などに相談がしづらいものであれば、家族や友人など社外の人に相談してみるのも良いでしょう。

3:実際に行動に移す

悩みに関して対応する手段が得られれば、後は実際に行動に移すことです。労働条件などの問題であれば、会社へ相談することが手段そのものになる場合もあります。

差し迫った状況ではなく、今後の人間関係や、自身の立場・役割に悩みを抱えているのであれば、スキルアップやキャリアアップが改善の手段になるかもしれません。

現在、施工管理に関わる主な資格などを取得していないのであれば、資格取得を目標にしてみるのも良いのではないでしょうか。

また、強く「辞めたい」と感じている人であれば、自分の働く環境を大きく変えることも手段の一つです。転職や雇用形態を変えることで、働き方の改善が図れる場合もあります。

4:期間を決めて計画的に続けてみる

施工管理を辞めたいと思ったら、期間を決めて計画的に続けてみるという手もあります。施工管理の仕事を辞めたいと感じたからすぐ辞める、というのではなく、まずは、ある程度期間を決めて、そこで計画的に施工管理の仕事を続けてみるとよいでしょう。

もちろん、その期間が終わっても「やはり施工管理の仕事を辞めたい」と感じることもあれば、気が変わり、「施工管理の仕事を続けよう」と思うこともあるでしょう。

期間を決めることで、自分の「辞めたい」という気持ちが、一時的なものかどうか見極めることができます。

5:他部署への異動願いを出す

他部署への異動願を出すという方法もあります。この際、異動したいという旨を上司や会社側に伝えることが大切になってきます。

異動する理由を聞かれた際には、施工管理へのやりがいが感じられなくなったことや、人とのコミュニケーションができないなどのネガティブな理由を述べることはおすすめしません。

むしろ、他部署へ異動したのち、どのように自分は貢献していけるのかなど、前向きな意見を言うことで異動願いが通りやすくなります。

それでも施工管理を続けたい4つの理由


ここまで施工管理を辞めたいと思ったら取るべき行動について5つ紹介しました。ここからは反対に、それでも施工管理を続けたいときの理由4つを考えていきましょう。

辞めるか辞めないか迷いがあるということは、施工管理を続けることにおいてまだメリットがあると考えているからでしょう。そのなかには施工管理という仕事への魅力だけでなく、それに伴う責任の重さなども含まれます。

ここから具体的に解説していきますので参考にしてみてください。

1:培ってきたものがある

施工管理は、その専門性から「手に職をつける」ことのできる仕事です。新人や業務経験の浅い段階では、覚える事もたくさんあり、より大変さや辛さを感じる事も多いでしょう。

しかし、大変な努力をして培った知識や経験、技術などは、施工管理のキャリアとして非常に有益なものです。これは、自身の内にあるものだけではなく、周囲から得た信頼も同様に言えるでしょう。

これら培ったことすべてが、自身の努力・成長の証となる為、今後も施工管理を続けていきたいと思える良い点と言えるのではないでしょうか。

2:仕事の重要性・必要性を知っている

建設工事を行う上で、施工管理は工事の中心となり現場の責任者として、管理・監督を行います。この役割が無ければ建設工事は立ち行かず、施工管理は、その責任の重要性・必要性を知り仕事に従事しているでしょう。

そのような重要な役割を持って、実際に工事を完成させることにやりがいを感じ、施工管理を続ける方も多いのではないでしょうか。

3:「モノづくり」のやりがいがある

仕事を続けるなかで、やりがいを持っていることは非常に重要なことです。建設工事は「モノづくり」に関わるもので、実際に建設物が完了するまでの過程に直接携わることができる施工管理は非常に魅力のあるものではないでしょうか。

施工後の建設物は地図に残ることになり、建設物の用途や規模によっては今後街のランドマークとなるものに携わる場合もあるでしょう。そのような「モノづくり」の魅力にやりがいを持って業務に従事している施工管理の方も多いのではないでしょうか。

4:人との繋がりを感じられる仕事だから

施工管理は人との繋がりが感じられる仕事といえるでしょう。多くの職人に作業の指示をし、現場の管理を行う仕事であるため、人との繋がりをより感じられます。

例えば、職人を適材適所に配置するためには、個々のスキルを確認するためのコミュニケーションが必要となります。そのため、必然的に人とコミュニケーションを行うことになるため、施工管理は人との繋がりが大事な仕事であると言えます。

辞める際に注意するべきポイント5つ


次に施工管理の仕事を辞める際に注意するべき5つのポイントについて紹介します。辞めたいと感じたからといって、すぐ仕事を辞められるということは基本的にありません。

どうしても施工管理を辞めたくなっても、これから紹介するポイントを踏まえて、会社や現場に迷惑がかからないように配慮することは大切です。また辞めた後に、自分自身がどうするのか、今後についても計画していく必要があります。

1:直属の上司に伝える

日ごろからお世話になっている上司へ「会社を辞めたい」という意思を伝えましょう。その際は施工管理者として勤務する社内で、日常からコミュニケーションしている直属の上司が最適です。辞めたい理由をしっかりと述べ、企業に理解してもらう必要があるからです。

また、会社を辞めたい場合には、上司とゆっくり話せる場所が適していますで、何かのついでに社内で話すのはNGです。場合によっては1時間やそれ以上の時間を要するケースもありますので、社内で落ち着ける空間にて退職したい話をする方法が望ましいでしょう。

2:就業規則に記載された期間は退職できない

会社の規則によっては、施工管理者を辞めたいと考える時期が希望通りに行かないケースもあります。なぜならば、企業には就業規則という方針がありますので、身勝手な退職は不可能だからです。

例えば、「明日で会社を辞めたいです」といった急な願望は、企業との雇用契約上で通りません。会社によりけりではありますが、1か月、もしくは3か月ほどが退職までの必要な時間として設けられているケースが多いでしょう。

または、場合によっては次の適任者が見つからず、半年以上辞められないケースも実在しています。そのため、施工管理者をはじめ、「会社を辞めたい」と思っても企業方針によっては長期間辞められないパターンも少なくありません。

つまり、会社の方針によって期間が設定されているため、施工管理を辞めたい意思が決定したならば、早々に直属の上司へ話をすることが望ましい方法です。

3:辞める話は朝礼前に話す

施工管理者が会社を辞める際は、社内での朝礼が開始される前に上司へ伝えておきましょう。施工管理者を辞職するときは、早々に社内全体へも伝達しなければ業務が滞ってしまう可能性もあるからです。

会社側としても、早々に次の施工管理者を探さなければなりませんので、早目に会社へ辞める意思を話しておくのが誰にとっても得策です。

朝礼の際に社内へも施工管理者の退職について話をしてくれる上司もいるため、施工管理者自身が社内の全員へ個別に退職する件を伝える必要がなくなります。なおかつ、上司が話すことにより、社内全体で正確な情報として共有できます。

4:辞める話をするときは曖昧にしない

4つ目のポイントは、辞める話をするときは曖昧にしないということです。これは、辞めたい理由をしっかりと述べ、企業に理解してもらう必要があるからです。

さらに、辞めるのか辞めないのか曖昧なままにしていては企業にも迷惑をかけることになってしまいます。会社側としても、早々に次の施工管理者を探さなければなりません。そのため、辞める際にはしっかり会社へ辞める意思を話しておくことが双方にとって得策です。

5:施工管理をやめた後にどの業界が向いているか考える

5つ目のポイントは、施工管理を辞めた後にどの業界が向いているか考えることです。施工管理が激務で辞めたくなったのであれば、同業種であれ他業種であれ、多忙といわれる業界はなるべく避けましょう。

おすすめはIT業界や、不動産・ハウスメーカーなどの営業職です。IT業界は一見してまったく違う業界に見えますが、同じモノづくりの仕事であること、納期までにスケジュールを組んで計画的に完成させることなど、施工管理との共通点も多く見られます。

不動産・ハウスメーカーの営業であれば、施工管理で培った建設関係の知識などを存分に活かせるでしょう。

辞めたいと思った時はまず辞めたい理由を考えよう


今回は施工管理者という職業について見てきました。「施工管理を辞めたいと思う人が多い15の理由」、そして「辞める時の注意点」なども参考になったことでしょう。

施工管理者という立場は重責がのしかかるため、時として苦痛を感じる大変な職業でもあります。

ただし、高い給与を受け取れる可能性がある職業です。施工管理業務とは、顧客の喜ぶ姿を見るためには、並々ならぬ労力と努力を重ねる現場仕事や管理案件などが豊富にあることでしょう。

社内での人間関係をはじめ、現場の安全管理も行い、なおかつ建設業務として運営面での管理も滞ることなく、ミスが出ないように段取りを進めることが施工管理者の主な任務です。

もしも「施工管理を辞めたい」と思ったときには、まずは辞職する理由を自分自身でしっかりと見つめ直した上で、場合によっては会社と相談し、さらなる検討を進めてみてはいかがでしょうか。

 


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