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【設計図・報告書など】施工管理・工事に必要な書類の知識:総合評価計画書の概要と作成方法

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公開日時 2022.10.04 最終更新日時 2022.10.04

総合評価計画書は、妥当と認められた技術提案の内容について、受注者に確実に履行してもらう内容を示したものです。
ここでは総合評価計画書の記載項目や作成方法についてご紹介します。

総合評価計画書の記載項目(例)


総合評価計画書とは、工事書類の一種です。
提案事項や施工計画内容、それによって期待される効果などを記載します。
ここでは記載項目例についてご紹介します。

総合評価計画書記載項目

・工事名/期間
工事名や工事期間について記載します。

・提案事項
工事における提案事項について記載します。

・具体的な施工計画
具体的な工事内容について記載します。
また、それにより期待される効果も加えます。

・施工前段階/施工段階/施工後
請負者の確認方法、時期(頻度)、確認者を記載します。
また監督職員の確認方法、時期(頻度)も同様に記載します。
これは施工前段階、施工段階、施工後の3つの段階に分けます。

総合評価契約書の表紙には、主任監督員、監督員(2人)の確認印が押せる欄を作ります。
また受注者名、管理技術者、現場代理人の名前もそれぞれ記載します。

総合評価計画書の作成方法


総合評価計画書は、工事関係書類の一種で受注者が監督職員に提出します。
受注者は技術提案の履行を確認する際に使用した資料を、総合評価計画書としてまとめます。
また具体的な施工計画や実施方法、施工方法などもまとめます。
この時に必要な書類があれば添付します。
必要な書類の例としては、技術提案履行確認チェックシートの写し、技術提案書の写し、契約書の附則部分の写しなどがあります。
必ずしも書類を整備しておく必要はないとされていますが、監督職員に提示や提出を求められた際には提出する必要があります。
この書類は技術提案(施工計画又はVE提案)内容について、受注者が確実に履行するために作られます。
総合評価計画書を受け取った監督職員と発注担当課は、提出されたものが妥当と認められた技術提案内容に沿ったものであると確認します。
さらに技術提案内容が確実に履行されたことを証明するために必要な書類も添付します。
監督職員は工事完成時に総括監督員へ報告するとともに検査時に検査職員に提示できるようにしておきます。

技術提案の履行を確認するための書類

施工管理者が覚えておきたい書類のひとつが総合評価計画書です。
技術提案内容について受注者が確実に履行したかを確認するために作成されます。
また、受け取った監督職員は、整理・確認・検査し、検査職員へ提示できるようにしておきましょう。

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