建設工事において測量士の仕事は欠かすことができません。インフラ整備など公共性の高い事業に参加することも多いため、社会的なニーズや人の役に立てる仕事といえます。今回は、測量士の仕事のやりがいや魅力について解説します。

測量士の仕事のやりがいとは？

どんな建設工事でも測量が行われるため、必ず測量士の出番があります。とくにトンネルやダムや鉄道、道路といった公共事業の場合、測量は開発計画の基礎となる極めて重要な仕事です。社会生活を支える建築物は、何十年にも渡り人々が利用し、豊かな毎日を支えていくものですから、仕事の成果が形となるだけでなく、社会に貢献していることを実感できることは、測量士にとってやりがいとなるはずです。

測量士の仕事ならではの魅力

測量士は、野外に出て大自然のなかで仕事をすることが少なくありません。開放的な場所で働くことができるのはやはり爽快感があるものです。また、デスクワークばかりの仕事と違って、仕事を終えるごとに達成感を味わうことができるのも測量士ならではの魅力といえるでしょう。

測量業務は測量士もしくは測量士補人にだけ許されるものです。そのため、GPS機能や3Dスキャナーを活用した3D測量など、最新のテクノロジーを駆使した測量機器を使って仕事ができることは、とくに機械の操作に興味がある方にとっては大きな魅力となるはずです。

測量士の仕事は屋外に限られません。航空機が撮影した画像データを処理して3次元データへと変換するなど、あらゆる場面で日々進化するIT技術を取り扱うことになります。

まとめ

公共性の高い事業に従事でき、社会的なニーズも高い測量士の仕事には、ほかの仕事にはないやりがいがあります。外気に触れ、足や体を使って仕事をしたり、最新の機器を操作することに喜びを感じることができる人には、とても魅力的な仕事といえるでしょう。