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公開日時 2018.12.11
最終更新日時 2022.04.06

測量士?測量士補?測量士と測量士補の違いを仕事内容などから解説

建設や土木の現場で測量を行うことができる資格には、測量士と測量士補の2種類があります。どちらも国土交通省が管轄するものですが、携わることができる業務の範囲に違いがあります。今回は、測量士と測量士補の違いについて、主に仕事内容を取り上げて解説します。

測量士と測量士補の仕事内容はどう違う?

測量士と測量士補は、法律上それぞれの仕事内容は次のように明確に分けられています。

  • 測量士:測量計画を立案し、測量も行う
  • 測量士補:測量士が作った測量計画の内容に従って測量を行う

測量の作業においては、測量士が主任者としてリーダーシップを発揮して測量士補に指示を与え、測量士補が測量に従事します。ただし、実際にはそのように厳密に役割分担を行っているわけではありません。現場では効率が優先されることが多いため、状況に応じて臨機応変に対応しなくてはなりません。

測量士と測量士補の資格取得難易度の違い

測量士の資格試験では、午前中に選択式筆記試験が、午後に記述式筆記試験が実施されます。パスするには、両方を合計して65%以上の正答率が必要で、選択式筆記試験で50%以上の正答率がなくてはなりません。合格率はおよそ1割と低く、難易度はやや高めです。

測量士補の資格試験では、選択式筆記試験のみが実施されます。正答率が65%以上であればパスできるとされます。合格率はおよそ2割で、測量士に比べて難易度はやや低めです。

測量士と測量士補とでは、法律上は上下関係がはっきりしています。そのため、測量士のほうが就職や転職に有利な場合が少なくありませんが、待遇や報酬面ではそれほど大きな違いがない場合も多いようです。

まとめ

測量士と測量士補の仕事内容は、法律上大きな違いがあり、明確に上下関係がありますが、現場で必ずしもその通りに業務が行われるとは限りません。とはいえ、やや資格取得の難易度が高い測量士のほうが、就職・転職の際には有利なのが現状といえるでしょう。

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