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測量士の平均年収・月収は?収入を上げる方法や仕事内容も解説

働く
公開日時 2022.07.15 最終更新日時 2024.02.08

測量士の仕事に興味を持ったものの「どのくらい稼げるのか?」と不安に思っている人は多いのではないでしょうか。

身近に測量士が居なくて、実際に働いている人の声を聞けなかったり、情報が集めにくかったりして困っている人も多いと思います。

建築関係の資格のなかでは有名な「建築士」の受験者数が約4万人なのに対して「測量士」「測量士補」の資格取得にチャレンジした人は、約1万5千人というデータがあります。※いずれも令和3年度

参照元:公益財団法人建築技術教育普及センター /国土交通省 国土地理院

この数値を見ると、「あまり人気がないのかな」と心配になるかもしれません。

しかし専門的な業務でありながら、働く人が少ないということは需要が高くなる仕事とも言えます。

需要があれば必然的に報酬もあがるので、将来的に年収がアップする可能性も十分あるでしょう。

本記事では測量士の平均年収や平均月収と、将来的に給料をアップさせるための方法を紹介しています。

闇雲に行動する前に有益な情報を得ておくことで、自分にとって最適なライフプランを考えられるようになりますよ。

測量士として転職を考えている人や、これから目指してみたい方は以下の情報をぜひ参考にしてみてください。

 


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測量士の平均年収・月収|年代別・企業規模別に紹介

測量士の平均年収と平均月収を、以下の表にまとめました。

平均年収平均月収平均賞与額
約446万円約29万円約98万円

e-stat調べ

測量士の平均年収は約446万円です。

この数値は約98万円の賞与を含んだ金額で、基本給は約348万円となり、1か月あたりの給料は約29万円です。

以下では5つの項目に分けて、さらに詳しく測量士の収入を解説していきます。

  • 測量士の年代別の平均年収
  • 測量士の企業規模別の平均年収
  • 測量士の地域別の平均年収
  • 測量士の初任給の平均
  • 自営業として独立した測量士の平均年収

それぞれを見ていきましょう。

測量士の年代別の平均年収

測量士の「年代別」の平均年収を表にまとめました。

年代平均年収(※1)※1のうち賞与額平均月収
~19歳約235万円約19万円約18万円
20~24歳約287万円約47万円約20万円
25~29歳約325万円約61万円約22万円
30~34歳約391万円約91万円約25万円
35~39歳約402万円約90万円約26万円
40~44歳約469万円約121万円約29万円
45~49歳約500万円約116万円約32万円
50~54歳約554万円約134万円約35万円
55~59歳約574万円約142万円約36万円
60~64歳約489万円約81万円約34万円
65~69歳約364万円約52万円約26万円
70歳~約267万円約27万円約20万円

e-stat調べ

平均年収がもっとも低いのは「19歳以下」の年代で年収が約235万円、平均月収は約18万円です。

「50~59歳」の平均年収は約574万円、平均月収は約36万円で10代に比べると2倍の月収になっていることがわかります。

表を見ていくと、年齢とともに順調に昇給していく様子がよくわかりますね。

65歳以降になると収入は減少していきますが、高齢になっても働き口があることは安心要素ともいえるのではないでしょうか。

測量士の企業規模別の平均年収

測量士の「企業規模別」の平均年収は以下のとおりです。

企業規模(従業員人数)平均年収
10~99人約431万円
100~999人約465万円
1,000人以上約476万円

e-stat調べ

会社の規模別の調査では、従業員が10~99人の企業に勤める測量士の平均年収は約431万円となっています。

100~999人以上の従業員がいる企業の平均年収は約465万円、1,000名以上を抱える大企業の場合は約476万円が平均年収です。

会社の規模が大きくなるにつれて、平均年収も増加していることがわかります。

測量士の地域別の平均年収

測量士の「地域別」の平均年収は以下のとおりです。

地域平均年収
北海道・東北約414万円
甲信越・北陸約424万円
関東約456万円
東海約450万円
関西約461万円
中国約427万円
四国約431万円
九州・沖縄約405万円

上記の表からわかるように、関東や関西地方で測量士として勤務している方の年収が高い傾向にあります。

測量士として高い年収を稼ぎたい方は、関東や関西の首都圏での勤務を検討してみてください。

測量士の初任給の平均

測量士の初任給は約21万円で、初年度の賞与は約71万円、平均年収は約252万円です。

e-stat調べ

入社してすぐは研修や訓練などを受けることが多く、戦力として現場で仕事をするまでには少なくとも数か月以上の時間が必要です。

そのため入社から1年間程度の給料は、あまり高く設定されていないケースが多くなっています。

指導するための人員や時間的な負担が企業側にかかることも、新入社員の初任給が安い理由のひとつです。

自営業として独立した測量士の平均年収

自営業として独立した測量士の平均年収は500〜700万円程度と言われていますが、人によっては1,000万円以上稼ぐこともあります。

測量士として携われる工事の案件を継続して獲得するためには営業活動を行う必要があり、案件が取れないと年収が下がります。

継続して仕事をするためには日ごろから営業活動を行ったり、人脈を広げたりしましょう。

測量士として年収を上げる方法|関連資格の試験難易度も紹介

測量士として年収アップさせる方法

測量士としての年収をアップさせるための方法を2つ紹介します。

  • 専門性の高い企業に転職をする
  • 独立する

以下で詳しく解説します。

専門性の高い企業に転職をする

測量士として年収をアップさせたい人にオススメなのが、専門性の高い企業への転職です。

具体的には以下の2つの案件を扱っている企業を探してみてください。

海洋測量航空測量
概要海域の調査をする上空から地上の地形を調査する
具体的な業務船から音波やレーザーを発して、海底にある必要なデータを集めるヘリコプターからレーザーを発射して地上のデータを集める

海洋測量も航空測量も、官庁(国土交通省や環境省など)の下請けとなって業務にあたるケースが多いです。

公共事業を扱っている企業は経営が安定していることが多いため、従業員の給料も高い傾向にあります。

ほかの人ができない専門性の高い業務は、必然的に報酬もアップするでしょう。

関連資格を取得する

測量士の資格を取得することによって資格手当がもらえるため、年収・給料を上げられます。

資格を取得することで、測量計画を立てた上で測量業務を行えるようになり、対応できる業務が広がって年収が上がる傾向にあります。

より難しい業務に幅広く対応して年収を上げたい方には、測量士の仕事に関連する以下の資格取得がおすすめです。

資格特徴
土地家屋調査士不動産の表示に関する登記において、必要な土地・家屋を調査して測量できる
技術士(建設部門)建築物・道路・トンネルなどの設計・施工計画・維持管理に携われる
地理空間情報専門技術地理空間情報に関する業務(測量業務)を行える

上記の資格は測量士としての実務経験があれば資格試験が一部免除になるため、測量士の資格を取得している方は受験を検討してみてはいかがでしょうか。

測量士の資格試験をこれから受験しようとしている方は、難易度・合格率について解説している以下の記事を参考にしてみてください。

※関連記事:測量士の難易度・合格率は?受験資格やおすすめの勉強方法を解説

独立する

測量士として独立するためには「測量業者」として登録をする必要があります。

国土交通省の管轄である各地方の「建設産業課」に必要書類を提出し、登録税を納めることで許可がおります。

独立時の際に取得しておきたいのは「測量士補」と「測量士」の2つの国家資格です。

資格取得をオススメする理由は、自分で仕事を獲得する際に資格や肩書きがあった方が有利だからです。

「独立して仕事があるのだろうか?」と不安になる人もいるかもしれませんが、どのような工事を行う場合でも測量ができる人材は必要不可欠です。

そのため「工事」がなくならない以上は、働く現場は無数にあるといえます。

独立すると年収や月収といった単位でなく、1案件ごとの請け負い業務となるため、会社員に比べて高額な報酬を得られます。

ただし請け負った金額から経費や税金を支払うことになるので、しっかりと収支を管理しておくことが重要です。

測量士で年収1,000万円は可能?

測量士として年収1,000万円以上を稼ぐことは可能です。

前述したように、独立したり専門性の高い企業に勤めたりすれば実現できます。

測量の実務経験があれば、年収1,000万円以上の求人にも応募できるでしょう。

具体例では、家屋を含む土地調査の企業で年収1,000万円の求人案件があることも。

その求人を出す企業では、測量だけではなく図面の制作も請け負っています。

このように1つの業務だけではなく、ほかの内容もカバーできるスキルがあれば高収入を狙えます。

独立する場合も自社の強みを打ち出したり、請け負える仕事の範囲を広げたりすれば、収入アップにつながるでしょう。

測量士は転職によって年収が落ちる可能性がある?

測量士が転職した際に、一時的に年収が減少する可能性があります。

ある程度のスキルがあっても新しい会社では「新人」扱いになるため、転職してすぐの時期はこれまでよりも低い月収になってしまうかもしれません。

契約した業務形態にもよりますが、成果型の企業の場合は四半期や年間の売上に応じてあとからボーナスが支給されるケースもあります。

会社員としての年収をアップするためには、目に見える実績を作ることが最短のルートです。

まずは与えられた仕事にまじめに取り組み、しっかりと成果をあげることが大切です。

測量士になるにはどうすればいい?

測量士になるためには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。

  • 国土交通省国土地理院が実施する国家試験に合格する
  • 測量士補の資格取得後、測量に関する専門学校・養成施設において専門知識と技能を習得する
  • 文部科学大臣が認定した学校施設で学んだ後に、規定の実務経験を積む
  • 国土交通大臣の登録を受けた学校施設で学んだ後に、規定の実務経験を積む

測量士について学べる教育施設に通う場合、金銭的に大きな負担が発生するため、国土地理院が実施している国家資格に挑戦する方が多いです。

測量士はきつい?食いっぱぐれる?やめとけと言われる理由

「測量士はやめとけ」と言われる理由は以下のとおりです。

  • 資格取得が難しい(勉強がつらい)
  • 屋外での作業なので体力的にきつい
  • 残業が多いのがつらい
  • 仕事を覚えるのが大変

まずは資格取得が難しく勉強がつらいという意見があります。令和4年度の測量士の合格率は約14.4%程度なので、その難易度の高さがわかります。

加えて、測量士になるには1〜3年以上の実務経験が必要となり、すぐには測量士になれないため「きつい」と感じる方もいます。

また、屋外作業で、かつ残業が多いなど体力的にしんどいケースがあります。特に繁忙期には労働時間がさらに長くなってしまいます。

より詳しくは下記の記事にまとめていますので合わせて読んでみてください。

※関連記事:測量士はやめとけ・きついといわれる理由を解説!高卒でも年収1,000万を目指せる?

測量士の年収に関するよくある質問

測量士を目指している方からの「よくある質問」をまとめました。

  • 測量士の仕事内容を教えて
  • 測量士の楽しさ・やりがいを教えて

以下でそれぞれを詳しく解説します。

測量士の仕事内容を教えて

測量士の仕事内容は、大きくわけて2種類があります。

外業道路や建設現場に出向き機械を使って計測する
内業事前に測量する場所をリサーチする(測量計画の作成)
計測後にデータをまとめる

測量士は外業・内業のどちらも行えますが、測量士補は測量計画の作成ができません。

つまり測量士補の資格だけだと外業しかできないため、請け負える仕事が限られることになります。

測量士は道路や建設現場の土地を計測するのが主な仕事ですが、ただ数値を測るだけではなく、事前・事後にもさまざまな業務が発生するのです。

また会社が請け負っている仕事内容によっても、測量する対象が大きく変わるのも特徴です。

トンネルや道路など大規模な公共工事の測量もあれば、一般住宅の周囲を測る仕事もあります。

就職先によって仕事内容は大幅に変わるので、あらかじめある程度の業務内容を把握しておくとよいでしょう。

測量士の楽しさ・やりがいを教えて

測量士が感じる仕事のやりがいは「携わった工事が完了した時の達成感」です。

測量士は直接、建造物を作るわけではありませんが、工事のなかで重要な役割を担っていることは間違いありません。

どちらかというと、現場で働く人を「影で支える」ような立ち位置なので、誰かをサポートするのが得意な人には向いています。

また、測量には専用の機器を用いるのですが、これらを適切に扱えるかどうかも測量士の腕の見せどころです。

測量機器は日々進化しているので、メカニックが好きな人にとっては、新しい機器の扱いを覚えられる楽しさもありますよ。

測量士として年収アップを目指そう

測量士として年収アップを狙うなら、資格取得は欠かせません。

もし資格取得がまだの方は、ぜひ早めにチャレンジしてみてください。

会社員として年収をあげることや、キャリアアップを考えている人は転職の選択肢もオススメです。

転職をする際にはさまざまな不安を感じると思いますが、そのような時に役立つのが、当社が運営する施工管理や建設業界に特化した求人サイト「施工管理求人サーチ」です。

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測量士の平均年収・月収は?

測量士の平均年収は約446万円です。
この数値は約98万円の賞与を含んだ金額で、基本給は約348万円となり、1か月あたりの給料は約29万円です。

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