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公開日時 2018.12.06
最終更新日時 2022.04.06

土木でよく使われる専門用語とは?

土木工事のスキルを高めようとするとき、現場で使う技術を磨くことはとても重要です。そして知識を身につけることも、技術と同じくらい大切です。
なぜなら、先輩や現場監督たちは土木の専門用語を使って会話をしているからです。彼らから多くのことを吸収するためには、彼らが使っている言葉を理解する必要があります。
ひとつでも多く専門用語を身につけていきましょう。

【土木工事】とは

最も基本的な専門用語である【土木工事】には次のような意味があります。
河川工事、海岸工事、砂防工事、ダム工事、道路工事、港湾工事、海岸工事、空港工事、空港整備工事、空港維持修繕工事

【監督職員】とは

土木工事現場の【監督職員】には次の役職があります。
総括監督員、主任監督員、監督員
例えば【総括監督員】は、監督総括業務を担当し、受注者に対する指示、承諾または協議及び関連工事の調整のうち重要なものの処理、及び設計図書の変更、一時中止または打切りの必要があると認める場合における契約担当官等に対する報告等を行う者のことです。

【図書】とは

土木工事で使われる【図書】には次のようなものがあります。
【契約図書】契約書および設計図書のこと
【設計図書】仕様書、図面、現場説明書及び現場説明に対する質問回答書、工事数量総括表

【図面】とは

土木工事の【図面】とは、入札に際して発注者が示した設計図や工事完成図などのことです。
なお、設計図書に基づき監督職員が受注者に指示した図面も含みます。

【指示】とは

土木工事の【指示】とは、契約図書の定めに基づき、監督職員が受注者に対し、工事の施工上必要な事項について書面により示し、実施させることです。

【工事管理台帳】とは

土木工事における【工事管理台帳】とは、設計図書に従って工事目的物の完成状態を記録した台帳のことです。また、工事目的物の諸元をとりまとめた【施設管理台帳】や工事目的物の品質記録をとりまとめた【品質記録台帳】も【工事管理台帳】の一種です。

まとめ

これらの用語はほんの一部にすぎませんが、それでも【図書】がわかると【図面】も【指示】も【工事管理台帳】もわかるようになることが理解できると思います。
土木専門用語は、勉強のし始めは無数にあるように思えますが、勉強を進めるにつれ関連語が増えていくので、あるとき急に覚えるのが簡単になります。
知識は「芋ずる式」に増えていきますので、コツコツと勉強を積み重ねていきましょう。

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