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土木で役立つ資格10選|各資格の難易度や資格を得るメリットを解説

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公開日時 2022.08.08 最終更新日時 2024.04.09

こちらの記事では、土木で役立つ資格についてご紹介いたします。

 


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土木で役立つ資格とは?


建設作業員が建設業界で「上」を目指すには資格はとても有効です。
土木工事の分野にもさまざまな資格があります。
土木工事現場で「大きな仕事」をするために必要な資格ほど、試験の内容が難しくなり、取りにくくなる傾向にあるのです。
今回は、そんな土木関連の主な資格の難易度と合格率についてご紹介します。

土木関連の資格10選


土木工事には、道路工事や橋梁工事の他にダムや河川整備、鉄道など生活に密接に関わる様々な工事があります。土木工事では常に危険が伴うため専門知識を持った技術者が工事に責任を持って管理する必要があり、各種国家資格を取得することが求められます。

ここでは土木工事で必要となることが多い代表的な国家資格を10種類選んで詳しく解説します。工事の種類に応じて必要となる資格について学びましょう。

1:1・2級土木施工管理技士

土木施工管理技士は土木工事の現場監督になるのに必要な資格です。
2017年の1級土木施工管理技士の合格率は、学科試験が66.2%、実地試験が30.0% でした。
2017年の2級土木施工管理技士の合格率は、学科試験が68.8%、実地試験が34.3% でした。
上位資格の1級のほうが、難易度は高いことがわかります。

「6~7割ほどの合格率」と聞くと難易度が低いように感じるかもしれませんが、これは土木の初心者が受験しないからであると推測できます。例えば1級土木施工管理技術検定試験を受検するには、学歴によって3~15年の実務経験が必要です。

出典:全国建設研修センター

2:1・2級建設機械施工技士

土木関連の資格として2つ目は1級および2級建設機械施工技士です。建設機械施工技士は、建設現場で建設機械施工に関する運転操作や監理技術者や主任技術者として現場の施工管理を行なう責任者を認定する国家資格です。

近年の合格率は、1級の学科は25.0%、実地は63.8%で2級の学科は42.3%、実地は83.8%程度です。

1級の受験資格は大学の指定学科卒業後に実務経験3年以上、または学歴に応じた経験年数を有することで、2級の受験資格はそれよりも幅広い条件で職務経歴や学歴によって細かく規定されています。

1級建設機械施工技士は、各種建設機械を用いた施工において指導的・監督的業務を行ないます。2級建設機械施工技士はさらに第1種から第6種まで分類され、それぞれの機械を用いた施工において運転や施工の業務に携わります。

出典:日本建設機械施工協会

3:技術士

土木関連の資格として3つ目は技術士です。技術士とは高等の専門的応用能力を備えた技術者と規定され、技術コンサルタントの能力があることを国が認定した技術者のことです。

技術士の資格保持者は建設コンサルタントや、公共工事における調査や計画、設計から管理、評価まで様々な業務を行ないます。試験難易度が高く令和元年度の合格率は僅か9.4%なので、資格を持っていると高度な知識や技術力が保証されます。

技術士の資格を持っていると公共工事の入札の際に技術点が加算されるため、建設会社では所定の人数の技術士を確保して大規模工事の入札要件を満たそうとします。専門的な知識や経験を持った技術士は需要が高く、定年後にも好待遇で採用される例があります。

出典:日本技術士会

4:技術士補

土木関連の資格として4つ目は技術士補です。技術士補とは技術士試験の一次試験に合格した者および特定の大学の課程を卒業した者で技術士補として登録した者が取得できる国家資格です。

JABEE団体と呼ばれる国際的に通用する技術者の育成を目的に設立された団体が認定している大学の課程を卒業することで、技術士一次試験を受けずに技術士補として登録できます。令和元年度の技術士第一次試験合格率は47.6%です。

出典:日本技術士会

5:コンクリート診断士

土木関連の資格として5つ目はコンクリート診断士です。現代の建築物のほとんどはコンクリート造なので、完成してから年数を経た建築物では老朽化が進みコンクリートの劣化が問題となるケースがあります。

コンクリート診断士には構造体としてのコンクリートについて劣化の程度を診断する知識が求められ、診断のための計画や調査、測定、評価および判定に関する知識が要求されます。合格率は非公開のため不明です。

コンクリート診断士は、日本コンクリート工学会が実施する講習会を修了した上でコンクリート診断士試験に合格すれば取得できます。構造物のコンクリートの劣化状態を診断する知識を活かして、建設会社や建設コンサルタントなどで活躍できます。

出典:日本コンクリート工学会

6:コンクリート技士

土木関連の資格として6つ目はコンクリート技士です。コンクリート技士とは公益法人日本コンクリート工学会が実施する試験に合格して登録した人の資格です。コンクリートの製造や施工などに伴う技術向上を図りコンクリートの信頼性を高めることを目的としています。

コンクリートの製造や施工の他に配合設計や試験、検査、管理、設計などの技術的業務を実施する能力があることを認定する資格で、令和元年度の合格率は29.5%です。

コンクリート技士の受験資格は、コンクリート診断士や技術士、1級建築士、1級土木技術者などの資格を有することと、所定年数以上のコンクリート技術関連業務の実務経験が必要です。学歴により実務経験の年数が変わり、2年から3年の実務経験が必要です。

コンクリートを扱う様々な工事で活躍でき、交通インフラなど社会基盤を作る工事やコンクリート構造物の建築物などの工事では欠かせない資格者と言えます。

出典:日本コンクリート工学会

7:測量士

土木関連の資格として7つ目は測量士です。測量士の試験は測量法と測量法施行令に基づいて国土地理院が実施する国家試験で、必要な専門的知識や技術を持っていることを判定するために行なわれます。

測量士は試験を受けずに資格を取得する方法もあり、学校や養成施設で測量に関する専門科目を習得して所定年数以上の実務経験を積んで国土地理院に登録すれば取得できます。令和元年度の合格率は14.8%と狭き門です。

測量士の試験は毎年12月に国土地理院ホームページに掲載され、5月の日曜日に実施されています。毎年1月上旬から約1か月間、国土地理院や都道府県の土木関係部局および日本測量協会と地方支部で交付されます。

出典:国土地理院

8:測量士補

土木関連の資格として8つ目は測量士補です。全ての土木工事において必ず必要となるのが測量であり、計画や設計や工事に当たって重要な役割を果たすため、測量士補の必要性はいつの時代も高いと言えます。

測量士補は測量士を補助して測量に従事する者で、測量業者は営業所に1人以上の有資格者を設置することが義務付けされています。令和元年度の合格率は35.8%なので、測量士を目指す人のステップとして受験する人もいます。

出典:国土地理院

9:労働安全コンサルタント

土木関連の資格として9つ目は労働安全コンサルタントです。労働安全コンサルタントは厚生労働大臣の指定登録機関で登録を受けて、厚生労働大臣が労働安全のスペシャリストと認めた国家資格です。

労働安全コンサルタントの業務は、労働者の安全水準向上のために事業所の安全性を診断して安全性向上の指導を行ないます。労働安全に関する専門知識が求められ十分な経験と指導力が求められる資格で、令和元年度の合格率は約30%です。

労働安全コンサルタントの試験は筆記試験と口述試験で行なわれ、機械、電気、化学、土木、建築のいずれか一つの区分で受験します。厚生労働大臣指定の試験機関である安全衛生技術試験協会が実施する試験に合格して労働安全コンサルタント名簿に登録することが必要です。

出典:安全衛生技術試験協会

10:RCCM

土木関連の資格として最後に紹介するのはRCCMです。RCCMとはシビルコンサルティングマネージャーのことで、建設業界の29種類の枠の中で土木工事業に当たる土木工事関連の専門技術者の資格を有する者のことを言います。

RCCMの有資格者は土木工事に関する専門職として、管理技術者や照査技術者として地質コンサルタント業務に必要とされる人材です。また、国土交通省でも重視されている専門技術に携わる専門技術を総称した名称です。

RCCMの資格保有者は専門技術者として建設コンサルタント業務に携わりますが、業務に中立であり独立した立場から業務遂行に当たる必要があります。

土木構造物の施工に携わる専門技術者として、橋や道路、鉄道、ダム、トンネル、河川、空港などの管理技術者や照査技術者として点検や診断などを行ないます。地盤や地質調査などを含む地球環境保全に対しての維持や調和に努め、地域の発展に貢献できます。

出典:建設コンサルタンツ協会

施工管理や現場監督でおすすめの資格は?


施工管理や現場監督の仕事をする時に持っておくと良いおすすめの資格について説明します。待遇面や評価の向上に役立ち、転職の際にも有利に働くメリットがある資格を持っておくことをおすすめします。

設計分野なら1級建築士、施工管理なら各分野の施工管理技士の資格がおすすめです。電気工事に関連する現場監督なら電気工事士や電気主任技術者の資格が有効で、消防関連は消防設備士や消防設備点検資格者などが挙げられます。

土木関連の資格を得るメリット


土木関連の資格を取得することのメリットは様々ありますが、代表的な2つのメリットについて詳しく説明します。専門的な仕事をするため、専門的な知識や経験があることを証明できる資格者がいる会社でないと土木工事を受注できないケースもあります。

作業を安全に行なう点からも、個人の知識や経験、技量などを判断する材料としても資格の有無はアピールできる必須のアイテムになります。

現場で重宝される

土木関連の資格を取得するメリットとして1つ目は、土木の現場で重宝され役立つことです。土木現場での作業の種類によっては資格者が管理することを法律で定められており、有資格者は各現場で必要な人材として重宝されます。

例えばクレーンを使用する作業では、クレーン免許がない人はオペレータとして作業できません。クレーンを用いて部材や機材を掛けたり外したりする作業は、玉掛の資格が必要です。

スキルアップが期待できる

土木関連の資格を取得するメリットとして2つ目は、自分のスキルアップが期待できることです。土木工事は道路やトンネル、橋梁など幅広い内容がありますが、色々な現場で各種作業を行なうことでスキルアップに活かせます。

施工計画通りに現場の工程管理や安全管理する現場監督として就職するためには、土木施工管理技士の資格が必要です。2級の資格から始め、経験を積んでスキルアップすれば1級の資格を取得できます。

土木関連の資格を得るための対策


土木関連の資格を取得するために準備することは何が必要でしょうか。専門知識を学べる大学で学ぶこともできますが、最近では通信教育で働きながら専門知識を身に付けることが簡単にできます。

各種資格取得のための受験資格として実務経験の年数が必要な資格があるため、その場合は有資格者の下で学びながら経験を積むことも大切です。学科試験と実地試験の両方に供えて準備した上で、資格取得を目指しましょう。

通信講座を受ける

土木関連の資格を取得するための対策として、まずは通信講座を受けて学科試験に合格するための専門知識を学ぶことが考えられます。取得したい資格に応じて学ぶべき専門知識が違うので、過去問を中心に基礎的な勉強から受験対策まで効率的に準備ができます。

指定学科を卒業した人なら基本的な知識は備わっていますが、資格試験の内容に対して独学では得られない傾向と対策が通信講座を利用するメリットと言えます。

実務経験を積む

土木関連の資格を取得するための対策として、実務経験を必要期間積む必要があります。例えば1級土木施工管理技士の場合は指定学科の卒業者で3年の実務経験が必要で、一般大学卒業者は2級合格後に3年の実務経験を積むことが必要です。

大学を卒業したかどうかで実務経験の必要年数が変わるため、通信教育を活用して大卒の資格を取得して必要年数を短縮する方法を取る人もいます。

土木で役立つ資格の取得を目指そう


生活に密着したインフラ関連の仕事や大規模公共工事などの土木建築工事においては、各種国家資格の取得が安全で円滑な作業進行に欠かせません。ここで紹介した10種類の代表的な資格について学んで、必要な要件を満たして資格取得を目指しましょう。

土木業界では専門的な知識や経験が要求される場面が多く技術も多岐に渡っており、それぞれの分野に特化した資格を取得して責任ある立場で能力を発揮する人材が求められています。

 


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土木関連の資格を得るメリットとは?

土木関連の資格を取得するメリットとして1つ目は、土木の現場で重宝され役立つことです。土木現場での作業の種類によっては資格者が管理することを法律で定められており、有資格者は各現場で必要な人材として重宝されます。
土木関連の資格を取得するメリットとして2つ目は、自分のスキルアップが期待できることです。土木工事は道路やトンネル、橋梁など幅広い内容がありますが、色々な現場で各種作業を行なうことでスキルアップに活かせます。

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