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工事責任者って何?どんな責任を持つの?

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公開日時 2022.09.27 最終更新日時 2022.09.27

「工事責任者」は不思議な言葉です。
「建設工事の工事責任者とは?」尋ねられたら、なんと答えるでしょうか。
現場監督でしょうか。主任技術者でしょうか。監理技術者でしょうか。設計者でしょうか。現場代理人でしょうか。建設業者の社長でしょうか。発注者でしょうか。

その答えは「すべて正解」ですが「すべて不正解」でもあります。
だから不思議な言葉なのです。

法律用語ではない

建設業界にかかわる代表的な法律に建設業法と建築基準法がありますが、この2つの法律に「工事責任者」という単語は1回も登場しません。
したがって工事責任者という役職の人は、建設現場にいないことになります。

しかし、建設現場では「ここの工事責任者に会いたい」といったように頻繁に工事責任者という単語が登場します。

「一般的な言葉」と考えよう

建設現場には工事責任者という役職がありませんが、ある自動車メーカーは「工事責任者」という言葉を正式に使っています。
その自動車メーカーは工場内の安全教育施策のなかで、工事責任者と作業責任者という言葉を使っています。
工事責任者は、作業責任者より上位の役職です。つまり、全体の責任を負うのが工事責任者で、部分の責任を負うのが作業責任者というわけです。

この位置付けは、とても理解しやすいと思います。
工事は規模が大きくなることがあります。そうなると工事責任者が工事の全体を事細かにチェックすることができなくなります。
また事細かにチェックしようとすると、どこかに見落としが発生してしまいます。
それで工事全体をいくつかの作業で区切り、作業ごとに作業責任者を置くわけです。
工事責任者は、作業責任者に自身の作業範囲の状況を確認させれば、工事は順調に進んでいくのです。

まとめ

建設業における現場監督や現場代理人などは、まさに工事責任者といえるでしょう。分業体制を敷いているから、どれだけ大きな国家プロジェクトでも工事責任者が全体の責任を負うことができるのです。

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