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公開日時 2018.08.16
最終更新日時 2022.04.06

1年目だろうが負けるな!若手現場監督が時代を変える

現場監督という仕事は、とてもハードです。
若手現場監督の中には「正直、割に合わないな……」と思われている方もきっと多いことでしょう。
しかし、現場監督という仕事は大変な反面で、非常に高いスキルが身につく仕事でもあるのです。
そこで今回は、若手現場監督に向けて、普段の仕事を振り返りつつ、仕事に求められるスキルの高さについて解説したいと思います。

現場監督の仕事内容


最初に、現場監督の仕事内容を、改めて振り返ってみることにしましょう。

まず、工事現場の周辺住民との折衝やクレーム対応があります。
次に、施主や役所担当者などからの協議があります。
とはいえ、実際は工事内容の無茶な変更要求をのむことが仕事です。
そして、そういった無理なオーダーをクセの強い職人や下請け業者と調整し、実施の段取りをつける必要もあります。
さらに、下請け業者や製品会社、材料費用の価格交渉も行い、実行予算、工程管理、施工管理、品質管理などを実施していきます。
その合間には、たくさんの工事写真の撮影も行いますし、現場の安全管理も行わなくてはいけません。
他にも、さまざまな仕事をこなしながら、臨機応変に対応して工期内に工事を完成させていくのです。
ざっと見ただけでも、すさまじい仕事量だということが再確認できたかと思います。

現場監督のスキルとは


次は、先ほど振り返った仕事内容に必要なスキルについて、紐解いてみることにしましょう。

まず、工事を円滑に進めるための工程表や施工計画、実行予算などを作るための企画、立案能力とワードやエクセル、CADも使いこなす事務能力が必要です。
また、施主や周辺住民と交渉するための折衝能力やコミュニケーション能力、下請け業者や2次製品、材料などの価格を交渉する交渉能力も必須です。
さらに、職人や下請け業者などをまとめる統率力に加え、すべての作業者と通行者を守る危機管理能力も必要となります。
ご覧の通り、1つだけでもやっていけそうな上級スキルが目白押しです。

現場監督の仕事で培った応用力で時代を変えろ!

現場監督の仕事で求められるスキルは、どれもレベルが高いものです。
しかし、その中でも最も優れているのが、さまざまな業務に対応することで培った「応用力」でしょう。
実際に、現場監督から別の職種に転職された人は、転職先の同僚などからその応用力の高さに驚かれるそうです。
理不尽ともいえる職場環境に適応していくことで得られた応用力であれば、たとえ未経験の仕事であっても、基本的なことだけ教われば比較的早く一人で対応できるようになります。
従って、現場監督の仕事で培ったスキルは、きっとあなたの糧になることでしょう。
若手現場監督は、将来どんなことにも対応できるように、現在の仕事に邁進してみてはいかがでしょうか。

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