ページトップに戻る
公開日時 2018.11.12
最終更新日時 2022.04.06

【体験談】元々は社交的じゃない。でも現場監督は天職でした

現場監督は人と話す機会が多い職種です。話す内容も多岐にわたり、職人や作業員への指示出しや説得、悩み相談から、上司への説明や報告、業種によってはクライアントへのセールストークまでをこなさなければなりません。

一見社交的でないとできなさそうな仕事ですが、社交的でなかった人でも問題なく現場監督の仕事をこなすことができた例が存在します。「自分には社交性がない」とお悩みの方は、ぜひお読みください。

社交的でない人が現場監督になったらこうなった

あくまで一例ですが、「自分は社交的でない」と考えていた人が現場監督をする前とした後では、以下のような性格の変化が見られました。

現場監督になる前

後の現場監督であるAさんは、元々他人と話すことが苦手で、学生時代は非常に大人しく、特に異性には声をかけることができないほどコミュニケーション能力に難がありました。本人もそれは自覚しており、できれば社交性が必要ない仕事をしたいと思っていました。

しかし現場監督になったことで、Aさんの性格は一変します。

現場監督になった後

現場の一日は朝礼での挨拶から始まりますが、社交性に難があったにも関わらず、Aさんは堂々とメンバーの前に出て挨拶を行い、滞りなく朝礼を進行することができました。朝礼以外の仕事においても、年上の職人さんに臆することなく確実に指示出しなどを行い、休憩時間には初対面の人と談笑するまでに至りました。

Aさんを「社交性がない人」だと思う人は誰もおらず、キャリアを重ねるに連れてAさんのコミュニケーション能力は向上していきました。

なぜ社交的じゃないのに仕事をこなせるようになったのか?

「現場監督は他の人よりも立場が上なので、自信を持って人と話せる」と、Aさんは言いました。立場が上か同等の人と話すときには「この人の機嫌を損ねまい」と考えてしまい、結果的にうまく話ができないAさんでしたが、立場が下の人には「自分の方が偉いんだ」と変な自信を持って堂々と話すことができたため、それが良い方向に働いたようです。

ここでAさんが調子に乗ると「権力を盾に人と話す横柄な人物」になってしまう可能性がありましたが、特にそういったこともなく、Aさんは現場監督を天職として日々楽しげに働いています。

立場が自分を作ることもある

社交性に難があっても、現場監督という立場を得ることで社交性を身につけられた事例は確かに存在します。立場が人を作るケースも往々にしてあるので、自分の性格を過度に気にすることなく、やりたい仕事や入りたい業界に飛び込むのもいいかもしれません。

関連記事:
嫌われない現場監督!コミュニケーションが重要
施工管理者としての働き方のいろいろ
現場監督はやりがいがある

俺の夢は「施工管理技士の派遣転職」に特化し、業界最大級の求人数、30年以上の転職サポート実績を誇る求人サイトです。
このサイトでは、施工管理技士の方に役立つ情報を「トレンド」「キャリア」「知識」の3つに分けてお届けしています。
運営企業:株式会社 夢真

Twitter LINE
NEW

新着求人

2024年4月24日更新
新着情報0
現在、新着求人はありません。