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【BIM】求められる理由と導入事例について紹介

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公開日時 2022.10.06 最終更新日時 2022.10.06

アメリカやヨーロッパ、アジアの国々の中では既にBIMが浸透している国も多く、中には公共事業はもちろん民間建築においても建築申請にBIMを義務付けている国も出てきました。日本は、これらの国々と比較するとBIMの導入に後れをとっているものの、今後BIMの導入は加速していくと考えられています。

なぜ建築業界にBIMの導入が求められているのか、その理由と実際にBIMを導入して活用している事例をご紹介します。

なぜ建築業界にBIM導入が求められるのか

設計ミス・施工ミスを減らす

複雑な設計の建築物が増えたことも影響してか、設計や施工のミスから品質や安全性に問題が生じる事例が出てきました。大きなニュースとなった都心の高級マンションの施工ミスは、設計図から施工図を落とし込む際に、配管設備のための孔が正しく記載されていなかったことが原因だったと言います。

BIMを導入していれば3次元モデルを使って図面を切り出せるため、このようなミスを防ぐこともでき、さらにはシミュレーションによって干渉チェックを行うこともできます。

確認申請の審査期間を短縮

近年、建築物確認申請の審査が厳格化し、審査期間が長期化しているという現状があります。BIMの3次元モデルを活用して整合性の高い設計図を作成することは、申請の出し戻しを減らし、審査期間を短縮することを可能にします。

審査にかかる時間が短縮されれば、建築プロジェクトが長期化して工期が伸びることも防ぐことができ、コストや収益性の面でも大きなメリットを生みだすことができます。

BIM導入事例

あるゼネコンでは、設計会社が作成したBIMの図面をもとに、施工部門がBIMを活用して施工図を作成しています。3次元モデルを利用すれば、干渉チェックも簡易になり、精度の高い施工図が作れると言い、結果として手戻りの問題も解消でき、建築コストの削減や工期の短縮につながっていると言います。

また、3次元モデルは施主が建物の完成形をイメージする際にも役立ち、施主から新たな要望が出た際にもすぐに反映させることができるため、施主とのイメージの共有も容易になったそうです。逆に、施主からの要望であっても実際に施工するとなると機能面やデザイン面で、変更前よりも見劣りするものになってしまうケースもあります。

そういった場合でも3次元モデルに反映させて完成イメージを見てもらうと納得してもらえるケースが多くあり、言葉で伝えるよりも格段にコミュニケーションがとりやすくなったと言います。

進むBIMの導入

今後、建築業界ではますます人出不足が進むと予測されており、BIMは人材不足を補う面でもメリットがあると考えられています。BIMは、設計図の整合を高め、設計段階での干渉チェックやシミュレーションを実施できることで、施工段階での負荷を大幅に軽減することができます。

施工段階での設計変更や手戻りを解消することは、適正な人数で適正な予算で適正な工期での施工を可能にすると言えるでしょう。

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