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造園業界でキャリアアップしたい人は必見!取るべき資格や資取得のポイントを解説

働く
公開日時 2022.08.19 最終更新日時 2024.04.09

造園業界における一般の造園工事業と特定の造園工事業の違い

一般造園業と特定造園業の違いとは、発注者から直接請け負う工事と下請で工事を受けるかによります。
一般建設業許可を取得すると、造園工事業での請負金額が500万円以上の工事が可能です。
また、特定建設業許可取得では、造園工事業での4000万円以上の工事が実施できます。
ここでは、造園業界における一般と特定の違いを詳しく解説しましょう。

出典:一般建設業と特定建設業|国土交通省
参照:https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000080.html

工事名と工事内容で異なる

造園工事業は植栽工事、池被工事、景石工事、地ごしらえ工事、広場工事、水景工事、緑化工事などの工事のことを指します。
造園工事業に該当するかどうかは工事名と工事内容で確認します。
この造園工事業は営業所ごとに常勤の技術者が必要です。
この専任技術者の資格が一般の造園工事業か、特定の造園工事業によって異なります。

必要な資格が異なる

一般の造園工事業に必要な専任技術者の資格は、「2級造園施工管理技士」と「造園(職業能力開発促進法技術技能検定)です。
特定の造園工事業に必要な資格は、「1級造園施工管理技士」「技術士試験(建設・総合技術管理、鋼構造及びコンクリート、総合技術管理、森林林業総合技術管理、森林土木総合技術管理)です。
特定の造園工事業の方が必要な資格が多くなっています。
また特定の造園工事業の資格要件を満たせば、一般の造園工事業の技術者にもなれます。

造園業界のキャリアアップのために取るべき資格

造園業でキャリアアップを目指したり、造園業の会社に転職を考えたりしているならば必要な資格取得を目指しましょう。
造園工事業に必要な資格は、1級造園施工管理技士や2級造園施工管理技士です。
1級造園施工管理技士は、造園工事全体の施工管理や品質管理などを担い、2級造園施工管理技士は工事現場での管理や技術面のスキル者として活躍します。
ここでは、造園工事業に必要な資格を詳しく紹介しましょう。

出典:1級造園施工管理技術検定|一般財団法人全国建設研修センター
参照:https://www.jctc.jp/exam/zouen-1

1級造園施工管理技士

1級造園施工管理技士とは、造園工事に関する管理、監督の立場の資格者を呼びます。
1級造園施工管理技士の仕事は、造園工事の施工計画や工程管理、安全管理など工事全般の管理を実施します。
1級造園施工管理技士になるためには、国土交通省が所管する国家資格の取得が必須となります。
また、キャリアアップにはこの資格が必要となります。

出典:1級造園施工管理技術検定|一般財団法人全国建設研修センター
参照:https://www.jctc.jp/exam/zouen-1

受験の条件は?

1級造園施工管理技士の受験条件は、国が定める指定学科と実務経験年数の条件を満たしていることです。
指定学科とは、国土交通省が定める大学や短大、高校などの学科です。
また、造園施工に関する実務経験の条件も合わせて定義されています。
この両方の条件を満たしていないと、受験資格はありません。
具体的には、大学の指定学科を卒業後、実務経験が3年以上や短大や高専の指定学科を卒業後、実務経験が5年以上必要です。
高卒では、卒業後、10年以上の実務経験が必要とされています。

出典:1級造園施工管理技術検定受検資格|一般財団法人全国建設研修センター
参照:https://www.jctc.jp/exam/zouen-1

試験内容について

1級造園施工管理技術検定の試験内容は、第1次試験と第2次試験に分けて実施され両方の試験の点数で合格となります。
第1次試験は、学科試験で土木工学や施工管理、法規の科目からの出題となり、第2次試験は実地試験で施工管理法が実施され、開催は年に1回となります。
前年度の試験で合格した科目部分は、翌年は免除となり再受験への優遇があります。

出典:試験日時・試験地・試験の内容について|一般財団法人全国建設研修センター
参照:https://www.jctc.jp/wordpress/wp-content/uploads/tebiki_1z01_03.pdf

2級造園施工管理技士

2級造園施工管理技士の受験条件は、国が定める指定学科と実務経験年数の条件を満たしていることです。
2級造園施工管理技士は、主任技術者として現場の工事業務に携わります。
現場での工事全体の施工管理や安全管理などに必要な人材となり、もし現場に主任技術者がいない場合には、受注業務に影響が発生します。
2級造園施工管理技士になるには、国土交通省が所管する国家資格の取得が必須となります。
また、キャリアアップには必要な資格となります。

出典:2級造園施工管理技術検定|一般財団法人全国建設研修センター
参照:https://www.jctc.jp/exam/zouen-2

受験の条件は?

2級造園施工管理技士の受験条件は、国が定める指定学科と実務経験年数の条件を満たしていることです。
指定学科とは、国土交通省が定める大学や短大、高校などの学科です。
また、造園施工に関する実務経験の条件も合わせて定義されています。
この両方の条件を満たしていないと、受験資格はありません。
具体的には、大学の指定学科を卒業後、実務経験が1年以上や短大や高専の指定学科を卒業後、実務経験が2年以上必要です。
高卒では、卒業後、3年以上の実務経験が必要とされています。

出典:2級造園施工管理技術検定受検資格|一般財団法人全国建設研修センター
参照:https://www.jctc.jp/exam/zouen-2

試験内容について

2級造園施工管理技術検定の試験内容は、第1次試験と第2次試験に分けて実施され両方の試験の点数で合格となります。
第1次試験は学科試験で土木工学や施工管理、法規の科目からの出題となり、第2次試験は実地試験で施工管理法が実施され、開催は年に1回となります。
前年度の試験で合格した科目部分は、翌年は免除となり再受験への優遇があります。

出典:試験日時・試験地・試験の内容について|一般財団法人全国建設研修センター
参照:https://www.jctc.jp/wordpress/wp-content/uploads/tebiki_2z02_02.pdf

キャリアアップのための資格取得のポイント3つ

造園業への転職を実現するために、資格取得を達成してキャリアアップを図りましょう。
造園工事を実施する会社は、造園施工管理技士の人材を必要としています。
そのため、転職の際には、有利となります。
また、転職後の昇進にも影響を与えます。転職を目指している方やキャリアアップを考えている方は是非、資格取得を実現してください。
この章では、資格取得のための3つのポイントを詳しく紹介しましょう。

1:どの造園工事業を請け負っている企業に転職したいか明確にする

造園工事業の中でも特定の造園工事業の専任技術者になるためには、より多くの資格が必要です。
もし将来的に特定の造園工事業の専任技術者になりたい、特定の造園工事業を請け負っている会社に転職したい場合はそれに応じた資格を取りましょう。

2:条件は多岐にわたるためしっかり確認する

造園業に転職するための、施工管理技術士の資格は誰でも取得できるものではありません。
定められた受験資格条件をすべてクリアし、国家試験に合格しなければ取得できません。
そのための条件は、多岐にわたり定められていますので、事前によく把握しておくことが重要となります。
まず、資格検定が受験できる要件として指定の大学や短大などを卒業しているか、造園業の実務があるかが問われます。
しかし、指定学科を卒業していなくても実務経験が15年以上あれば受験は可能です。
キャリアアップのために、条件をよく理解しておきましょう。

出典:1級造園施工管理技術検定|一般財団法人全国建設研修センター
参照:https://www.jctc.jp/exam/zouen-1

3:実務経験を付けること

造園施工管理技士になるには、まず造園業を営んでいる会社や団体に転職することです。
資格取得の条件に、造園業関係の実務経験が必要とされています。
そのために、まず造園業の会社に就職し、技術や現場経験を積むことから始めます。
資格条件の経験年数に達したら、国家資格取得に挑戦するのが良いでしょう。
造園施工管理技士は、1級と2級のどちらを受験するのかは本人のキャリアアップ状況で決めてください。

建設キャリアアップシステムにおける造園業界の工事レベル判定とは

造園業においての建設キャリアアップシステムとは、工事に携わる技能者を4段階の能力で評価する取り組みであり、技能者の処遇改善を目的とした取り組みのことです。
建設業法対象の35種類の業種を対象に、機能者レベルを1から4までに区分して能力の評価を実施します。
造園業界も、建設業法の対象であるためこのキャリアアップシステムが実施されています。
また、キャリアアップシステムへの評価登録は、技能者が所属する事業者が自ら実施します。

出典:能力評価基準|国土交通省
参照:https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/content/001338952.pdf

そもそも建設キャリアアップシステムって?

建設キャリアアップシステムとは、国土交通省が開始している建設業技能者の処遇改善を目的とした能力評価制度のことです。
建設業に携わる技能者は、他の業種と違って個人が現場での経験を積んでいくため、能力評価がされにくく処遇の向上に結びつかない状況です。
そのため、処遇改善や技能の研鑽を図る目的でキャリアアップシステムが導入されました。
このキャリアアップシステムの登録業種は、建設業対象全体で35業種となっています。

出典:建設キャリアアップシステム|国土交通省
参照:https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_fr2_000033.html

1級造園施工管理技士を保有している場合

造園業者のキャリアアップシステムの能力評価基準では、1級造園施工管理技術士を保有している技能者は、レベル3の「職長・班長経験者」と評価されます。
キャリアアップシステムでの就業日数評価は、5年(1075日)で職長・班長経験日数評価は1年(215日)と評価されます。

出典:能力評価基準【造園】|国土交通省
参照:https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/content/001338952.pdf

2級造園施工管理技士を保有している場合

造園業者のキャリアアップシステムの能力評価基準では、2級造園施工管理技術士を保有している技能者は、レベル2の「中堅技能者」と評価されます。
キャリアアップシステムでの就業日数評価は、3年(645日)で中堅技能者の経験日数は特に評価対象となりません。

出典:能力評価基準【造園】|国土交通省
参照:https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/content/001338952.pdf

造園業界におけるキャリアアップを目指そう

造園業における施工管理技士は、造園業務に必要な資格者です。
施工管理技士は、造園業者が行う工事全体の施工管理や品質管理などを担います。
造園業界へ転職を考えている方やすでに働いている方でキャリアアップを目指している場合は取得しておきたい国家資格です。
造園施工管理技士は、1級と2級の資格となりそれぞれ業務の実施内容が違ってきます。
1級は工事全体の管理を実施し、2級は現場の工程管理など技術面での管理を実施します。
資格試験は、年1回学科試験と実地試験が実施されます。
今回紹介しました造園施工管理技士の資格があれば、造園業への転職や就職の際に需要は高く、会社選びの選択肢が広がるでしょう。
また、造園業で仕事している方も将来キャリアアップを考えているなら資格取得に挑戦しましょう。


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