【熱中症対策】建設現場での体調管理について紹介
近年猛暑により熱中症にかかる人が増加している中、熱中症対策どうしていますか?厚生労働省が発表したデータによると、建設業は最も熱中症を起こしやすい業種となっています。
建設業では体調管理が必須です。面倒くさがりでも明日からすぐにできる個人向けの熱中症対策をご紹介します。
この記事でわかること »
熱中症対策に有効な飲食物
経口補水液
熱中症対策には、水分補給を行うことが効果的です。人間は何もしなくても1日に500から1500mlの水分を失いますが、暑い日の外の作業ではなんと3000mlの水分を失うこともあります。
こまめに水分を取るのが鉄則ですが、単純な水ではなく、経口補水液を摂取するのが最も効果的です。大量に汗をかくと、体内から水分と電解質を失います。
ひどくなると点滴を打たなければいけないのですが、経口補水液は、「飲む点滴」と言われるほど、暑い日のカラダに必要な成分がたっぷり詰まっています。
塩飴
ポケットに忍ばせて、定期的に口にしたいのが、塩飴や塩のタブレットです。個包装されているものは、作業中に手軽に摂取できるので、積極的に取り入れましょう。
塩のタブレットを口にすることで、水分も飲みやすくなるのでおすすめです。
熱中症対策のための便利道具
冷却タオル
熱を出した日に、濡らしたタオルをおでこに当てて熱を下げるのは、誰でも経験があることだと思います。綿のタオルでもひんやりしますが、これを科学的に進化させた「冷却タオル」「クールタオル」が注目されています。
冷蔵庫などがなくても、水に濡らして絞るだけで冷えを持続させてくれる特殊繊維を使用しており、炎天下の作業中でも、1~4時間ほど冷えを持続させると言われています。
冷却スプレー
「暑い!」と思ったら、すぐ冷やすことができる冷却スプレーもバッグの中に入れておくと便利です。中でも、肌に直接ではなく、服の上から噴射できる冷却スプレーは場所を選ばずに活用できるので非常に便利です。
後付けファン
熱中症対策に空調服が人気ですが、値段が高く、デザインも限られるため買うのを躊躇するという方も多いのでないでしょうか。そんな方におすすめなのが、後付けファンです。
小型軽量で簡単に設置でき、手持ちの服が空調服に大変身。熱気がこもりやすい服の中を爽やかにしてくれます。
出来ることから試してみよう
手軽にできる熱中症対策を紹介しましたが、もちろん対策をしたからといって必ず熱中症を予防できるというわけではありません。
毎朝出発前に気温を確認し、高温になる日には特に体調に気をつけて作業を行うようにしてください。
編集部
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