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公開日時 2018.11.28
最終更新日時 2022.04.06

ヘルメットを被っていると防げる危機!「飛来物」とは

建設現場でヘルメットを被っていない人はいないのではないでしょうか。
ヘルメットは安全対策上欠かせないものであり、ヘルメットを被れば多くの危険を防ぐことができます。
脳のある頭部は非常にデリケートな部分であり、そこを守るヘルメットは非常に大切です。
この記事ではヘルメットで防げる事故のうち、飛来物によるものを学んでいきます。
作業員の安全管理をする現場監督であれば知っておくべき内容なので、ぜひご一読ください。

飛来物用のヘルメットとは?


丈夫なヘルメットならばなんでもいいわけではありません。
ヘルメットには「飛来・落下物用」「墜落時保護用」「電気用」などの種類があります。
このうち飛来・落下物用ヘルメットは、その名の通り飛んできたものや落下してきたものが衝突した衝撃から頭部を守るものです。
「飛来・落下物用」と「墜落時保護用」および「電気用」のすべてに対応している万能なヘルメットもあります。
どの用途のヘルメットを使うかは建設現場によって異なります。
建設現場に入るときには用途にあった最適なヘルメットを被り、また現場監督として作業員へ最適なヘルメットを被るように指示と指導を徹底してください。

飛来物とは?


飛来・落下物による死亡事故は全死亡事故の6%を占めていると言われています。
主に横方向から飛んでくるものを飛来物、上から落ちてくるものを落下物といいます。
「建設現場で横方向から何か飛んでくるのか?」と思う人もいるかもしれませんが、意外なほど飛んできます。
例えば強風に煽られたトタンなどがわかりやすいでしょう。
トタンが頭にぶつかればかなりの衝撃があるとイメージできるはずです。
また、他の作業員が抜いた釘が勢い余って飛んできたり、グラインダーの砥石が割れて飛んできたりした例もあります。
石などを削ったときに石の破片が高速で飛んでくることも多いようです。
こういったものは細かい破片になるので目に入った事例が多いのですが、ヘルメットをしていない頭部に大きな破片が衝突した結果痛みでバランスを崩し、高所から墜落するおそれもあります。
工事現場の飛来物は意外と多いので、しっかりと飛来・落下物用のヘルメットを着用しておくことが大切です。

飛来物から命を守るためにヘルメットの着用を!

ヘルメットは交換できますが頭や命を交換することはできません。
現場監督たるもの、建設現場でのヘルメット着用を周知徹底してください。
また、変形したり割れたりしたヘルメットは安全性に問題があるので適宜交換してください。

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