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自社の重機が故障 修理箇所や修理費用について【油圧ショベル編】

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公開日時 2023.02.15 最終更新日時 2023.02.15

建設工事作業現場に欠かせない重機のひとつで、地盤の掘削や積込などに使われるのが油圧ショベルです。
土木作業や解体作業などでは、油圧ショベルの使用頻度が多くなるので機体の部品の消耗も増えます。
今回は油圧ショベルの代表的な部品である、油圧シリンダーとアタッチメントが故障・破損した場合の原因やその修理費用などについて紹介します。

油圧シリンダーの交換に掛かる修理費用


油圧ショベルは本体側から先端に向かって、ブーム、アーム、バケットとパーツが続いており、これらを作業装置と呼んでいます。
作業装置部分にはブームシリンダー、アームシリンダー、バケットシリンダーと3つの油圧シリンダーがあります。油圧シリンダーはパスカルの原理により、数千kgにもなる掘削力を出せるのです。
ピストンを押したり引いたりすることで力を発揮する油圧シリンダーですが、長い期間屋外での作業を続けることにより、サビや老朽化など様々な不具合が生じることがあります。例えば油圧ホースや配管の不具合、パッキンやシールなどの摩耗、シリンダー自体の損傷などが生じ、油漏れなどが起こります。

油圧シリンダーの交換については、部品の分解をして判断するケースが多いようです。シリンダーなどの部分からの油漏れかどうかによっても、交換部品や修理内容が異なります。
例を挙げると、ある修理会社の場合、分解基本料だけで2万円と設定し、その他に部品代と修理費を計上しています。
部品の交換には技術を要するため、資材代もさることながら作業工賃が高額のケースが多いようです。

アタッチメントの交換に掛かる修理費用


油圧ショベル本体の先端部はアタッチメント方式で、作業用途によって作業具を交換できる機種もあります。
アタッチメント作業具も固い地盤や鉄製品、コンクリートなどを対象に頻回に使用されるため、亀裂や破損などの損傷も多くなります。交換するアタッチメントの種類や作業内容により、資材代や作業工賃で料金算出されますが、会社によっては要した時間や出張費なども計上されるようです。
ある会社のアタッチメントの価格の1例を挙げると、スタンダードバケット2~3トンで10万円前後、20トンで50万円前後。メーカーや容量、性能などによって多岐多様です。

重機の修理費用は、破損状況や機種、メーカー、作業工賃、出張修理費など様々な状況をもとに算出されます。そのため業者の見積りにより、大きく異なることもあるようです。

いずれも、作業後の動作等のチェックや定期のメンテナンスで不具合を早期に発見し補修を行うことにより、修理費用も安く済むことがあるので心がけておくと良いでしょう。

修理は納得できる内容と料金で依頼

修理の発注については、想定した修理代金より見積りの金額がかけ離れて高額になることもあり、ちょっとしたトラブルになるケースもあるようです。
至急修理が必要な場合もあると思いますが、購入したメーカーや重機製造元にまず相談し、何社か見積もりを取ることも、納得できる修理となるポイントです。

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