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東京タワーの建築方法と工期

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公開日時 2023.02.28 最終更新日時 2024.01.31

かつてNo.1の高さを誇った東京タワーですが、現在でも観光スポットとして人気があります。
そんな東京タワーも2018年に60周年を迎えました。当時はどのようにして建設されたのでしょうか。
東京タワーの建築方法や工期などについてご紹介します。

 


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概要

東京タワーの正式名称は「日本電波塔」といいます。
ただの電波塔としてだけでなく、日本のシンボルとして設計されたといわれています。
1958年に完成して以降、約60年にわたり日本のシンボルとして存在し続けています。
設計は通天閣や名古屋テレビ塔など日本を代表する塔を多数手がけた「内藤多仲」です。
耐震構造の父とも呼ばれ、東京タワーはトラス構造を使用した設計となっています。
トラス構造とは、部材を三角形に組み合わせてつないでいく構造です。
なんと部材と部材同士は完全に固定されておらず、回転や振動に対して強い抵抗をしないため、地震などに強いとされています。
また軽くて丈夫なので、東京タワーだけでなく、多くのタワーや橋などに採用されています。
しかしそれまで数多くの塔を設計した内藤多仲にとっても、333mの電波塔は初めての経験で、約3ヶ月間構造計算に明け暮れたといわれています。

建築手段

当時は現代のような重機はほとんどなかったため、ほとんどが手作業によって行われたそうです。
鳶職人たちが一つ一つ鉄骨を組み上げるという、今では考えられないような途方もない作業の末に東京タワーは作られました。
現場には常時400人もの関係者がつめかけ、朝から晩まで12時間ほどフルで活動したとされています。
当時は落下防止の手すりやネットもあまりない中、高度200m以上で、幅30cmほどの鉄骨の上で作業した姿は今でも伝説となっています。
さらに鉄骨と鉄骨を接合する作業も、鉄骨を熱するところから上の作業場まで運搬し、ハンマーで打ち付けるところまで全て手作業というのですから驚きです。
工事に携わった人数は約22万人にものぼったそうです。
またその特徴的な赤と白は航空法に指定された色で、使用したペンキは33,000Lと、なんと25mプール約50杯分といわれています。

施工期間

約3ヶ月構造計算に費やしましたが、東京タワーの建設自体は1年3ヶ月という驚きの短い工期で作られました。
地震の多い日本の風土に合わせてトラス構造を採用するなど、当時としては最先端の構造計算が施されています。
また約22万人もの鳶職人の手作業によって完成した東京タワーは、高さNo.1を失っても今なお日本のシンボルとして輝き続けています。

 


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