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クランプの意味とは?単管と分けて全12種類をわかりやすく紹介

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公開日時 2023.02.16 最終更新日時 2024.01.31

こちらの記事では、クランプについてご紹介いたします。

 


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クランプの意味とは

クランプとは「締め具」や「締める」という意味です。語源は、英語からきており「clamp」となります。

看護としての「クランプ」や工具としての「クランプ」など、使われる領域によって意味が異なります。これは語源が異なるからです。今回は主に工具としての「クランプ」について説明します。

最近では「クランプダンス」など、別の意味でつかわれる言葉もあるのでしっかりと正しい意味を押さえておきましょう。

単管クランプとは

単管クランプとは、建築現場の足場や畑・果樹園の棚、小屋や車庫の骨組みを単管パイプで組むときに、単管パイプを繋ぐために使用する締結金具のことです。

建設用に使用される単管パイプは、単に単管とも呼ばれ、外径がJIS規格で48.6mmに定められていて、それに合わせて単管クランプが作成されています。

単管クランプに、直交クランプ、自在クランプ、3連クランプ(直交、自在)などの種類があります。

出典:7. 寸法・質量および断面性能|JFE

単管クランプのベース

単管クランプのベースは、地上に設置して足場を固定する資材で、単管パイプを地面に固定するときに、地面に単管パイプを立てるために使用します。

単管クランプのベースは、固定ベースと自在ベースの種類があり、単管クランプの固定ベースは地面に直角に単管パイプを固定するのに対して、単管クランプの自在ベースは角度を付けて単管パイプを固定できます。

ジャッキベースは足場の最下部に使用して土台の高さを変えるために使用する鉄製の調製パイプです。屋根などの傾斜のある場所で使用する、可動性の自在ジャッキベースもあります。

クランプと万力の違いとは

クランプと万力は、どちらも材料を固定するための道具として使われています。

万力とは、機械製だったり机や作業台に固定されている設置型のものです。作業台に設置されている万力に材料を固定するイメージです。

一方でクランプとは、設置型ではなく、クランプと材料を一緒に作業台に固定するイメージです。クランプは様々な種類とサイズがあり、小さな材料を固定することも可能です。

クランプや万力の特徴を活かして、固定したい材料に合わせて使い分けることをおすすめします。

クランプの使用用途5つ

クランプとは、どんな用途で使用されるのでしょうか。クランプは材料の固定、接着時の固定等に使用する工具で、クランプは便利な工具で、適切な種類のクランプを使用することにより、一人でも作業をスムーズに行えるようになります。

ここでは、材料同士を接着できる、穴あけができる、材料を固定して切断できる、研磨ができる、様々な方向から固定できるといった5つの使用用途について詳しく見ていきましょう。

1:材料同士を接着できる

クランプの用途に、材料同士を接着できることがあります。

接着剤を材料につけて接着する場合、接着剤が乾いてくっつくのに時間がかかります。乾くまで持っているのは大変なため置いて乾かそうとすると、ずれてしまったりします。

クランプで挟んで置いておくことで材料同士がずれずに接着剤を乾かすことができるのです。

ネジを締めて固定するタイプのクランプを使用するときは、パットが動かない種類のものにしましょう。

2:穴あけができる

クランプの用途に、穴あけができるということがあります。材料に穴あけするときに、クランプで固定すると、まっすぐで正確な穴が開けられます。

板などに穴をあけるとき、床においてやると床に傷がついてしまわないか心配でしょう。しかし、クランプで穴をあけたいものを固定してやることで、宙に浮いた状態で穴をあけることができます。

クランプを使用することで穴あけをスムーズに行うことが可能です。

3:材料を固定して切断できる

クランプの用途として、材料を固定して切断できることもあります。

板などの材料を切るときに固定できないと動いてしまって切るのに苦労しますが、クランプで材料を固定することで、効率よく切ることができます。作業台に材料を固定するために、ハンドルで締め付けるC型クランプ、てこの原理を用いたF型クランプなどの種類を用います。

クランプを使用することで材料を固定して切断することが可能です。しっかり固定して、安全に材料を切断しましょう。

4:研磨ができる

クランプの用途には、研磨ができることもあります。

材料を研磨するときは、そのままだとすべったりしてやりづらいです。しかし、クランプで材料を固定して研磨するとやりやすくなります。

クランプを使用することで材料を固定して研磨することが可能です。精度の高い製品を研磨するときは、クランプによって製品が歪まないように均等な力がかかるように注意します。

クランプ2つ以上で材料をしっかり固定することをおすすめします。

5:様々な方向から固定できる

様々な方向から固定できることもクランプの用途の一つです。

クランプは、用途や材料に合わせていろいろな種類や大きさのものがあります。クランプには、ハンドルで締め付けるC型クランプ、てこの原理を利用したF型クランプ、バネの力で挟み込むバネクランプなどさまざまな種類のクランプがあります。

材料や加工方法によってクランプの種類を選択します。様々な種類のクランプを組み合わせて使うことで、いろいろな方向から固定することが可能です。

クランプの種類9つ

クランプの種類9つ

クランプを使って材料を固定することで安全に作業をできることがわかってきました。

クランプとはどんな材料を固定できる工具なのでしょうか。

クランプには様々なタイプのものがあり、固定したい材料や使用用途によって使い分けることが可能です。

ここでは、トグルクランプ、G型クランプ、ラチェットバークランプ、バネクランプ、C型クランプ、ベルトクランプ、ハタガネ、F型クランプ、コーナークランプの9種類のクランプについて詳しく見ていきましょう。

1:トグルクランプ

トグルクランプは、ワンタッチで材料を固定することができる補助工具です。下方押さえ型と横押し型と引き止め専用型の種類があります。

てこの原理とトグル機構を使って、小さな力で操作できて大きな力を発揮します。

下方押さえ型のトグルクランプは、ハンドル位置によって横型と立型の種類があります。横押し型は、シャフトを出し入れして材料を固定します。引き止め専用型は、引っ張って材料を固定します。

材料の状態によっていろいろな方法で固定することができます。

2:G型クランプ

G型クランプは、材料を固定するときに使用します。

材料を挟みネジで締め付けて固定します。材料の厚みや形状に合わせて大きさを変えることも可能です。ハンドル部分がグリップ状になっているので操作が簡単です。

G型クランプは、C型クランプと構造的にはほぼ同じですが、ハンドル部分がクリップ状になっていて、C型クランプよりしっかり握ることができます。操作が簡単で、G型クリップの方が、C型クリップより早く締め付けることができます。

3:ラチェットバークランプ

ラチェットバークランプは、材料を固定したり接着したりするときに使います。

片手でレバーを握るだけで簡単に締め付けることができます。空いた手で材料を押さえながら作業ができるのでしっかりと固定することが可能です。締め付ける力は他のクランプより少し弱めですが、スピーディに締め付けれるので様々な種類の作業で使用できます。

また上部の部品を取り外して反対側に取り付けることで、材料の締め付けだけでなく押し広げることもできます。

4:バネクランプ

バネクランプは、スプリングクランプとも言われています。

樹脂製と金属製の種類があり、材料に合わせて使い分けることが可能です。

バネクランプの原理は洗濯ばさみと同じで簡単に薄い板同士を接着するときに固定したり、つかんで固定したりと様々な用途で使用できます。

脱着が早く、材料を傷つけづらいメリットがあります。デメリットとしては、バネタイプなので厚すぎるものは挟むことができません。

容易に使用できるので材料に合わせて種類を使い分けて使うことをおすすめします。

5:C型クランプ

C型クランプは、強い力で材料を締め付けることができます。

ネジを締めたり緩めたりする動きで材料を固定するので、容易に使うことが可能です。

材料に触れる部分が金属でできているものが多いので、強く締め付けすぎると材料がへこんでしまうことがあります。

いろいろな大きさがあり、材料の大きさによって使い分けることが可能です。クランプのサイズによりっ固定できる対象が限られるので、種々のサイズを揃えましょう。

6:ベルトクランプ

ベルトクランプは、4つの辺をもつ額縁や箱などを4つの部品とベルトを使って接合するときに使う道具です。

ベルトクランプは、内側に材料を置き、周囲をベルトで締め付けて、四方から圧力を掛けられるクランプです。四隅が材料と密着し、それをベルトで均等に締め付けます。

4つの部品を均等に締め付けて固定するのはとても難しい作業です。しかし、ベルトクランプを用いると容易に固定することが可能です。

7:ハタガネ

ハタガネは、材料を締め付ける道具です。

接着するときの固定や同じ位置に印をつけるときに使用します。また板を固定するときは、2本使って表と裏から締め付けて固定します。

日本で昔から使用されている固定用工具で、締め付け時の調整がやりやすい特徴があります。材料を挟み固定するアゴに当たる部分があり、アゴ全体を使って締め付けるので薄板などの固定も可能です。

いろいろな大きさがあり、材料によって大きさや使う本数を変えて使う道具です。

8:F型クランプ

F型クランプは、材料を挟んで固定したり締め付けたりする道具です。

アルファベットのFの部分をスライドさせることで材料を挟むことが特徴です。

材料を傷つけないように先端にゴムがついているものや締め付ける速度が速いもの、レール部分が太くなっていて大きな荷重がかけられるようになっているものなど様々な用途に合わせて選ぶことが可能です。

使用する材料に合わせてF型クランプを選択して使うことをおすすめします。

9:コーナークランプ

コーナークランプは、材料同士を直角に仮止めするための道具です。

コーナークランプは、シングルハンドルタイプ、ダブルハンドルタイプ、直角定規+固定クランプタイプ、ベルトタイプの4つの種類があります。

シングルハンドタイプは、1つのハンドルで材料を締め付けます。一度の締め付けで固定することができるので簡単に使用できますが、締め付ける力はあまり強くありません。

ダブルハンドルタイプは、材料を90度方向の外側から2つのハンドルで材料を締め付けて固定することができます。締め付ける力が大きいので大きな材料にも使用できます。

直角定規+固定クランプタイプは、直角定規に固定クランプで締め付けることができます。固定クランプには様々な形状があるので制作物の形状に合わせることが可能です。

ベルトタイプは、ベルトで挟んで固定します。ベルトで囲むことができるフレームなどの固定に使用できます。

単管クランプの種類3つ

単管パイプを組むときに、単管パイプを締結する金具である単管クランプの種類には、直交クランプ、自在クランプ、3連クランプの3種類があります。

他に特殊な単管クランプの種類として、垂れ木(木材)と単管パイプを固定する垂木止めクランプ、板を挟み込み固定する板止めクランプなどの種類もあります。

単管クランプの種類である直交クランプ、自在クランプ、3連クランプなどの種類の特徴について以下に説明します。

1:直交クランプ

単管クランプの1つである直交クランプは、2本の単管パイプを90度に直行させてつなげて固定できる締結金具です。

直交クランプの特徴は、角度を直角でキープし、強度が強く、単管パイプを通す穴と、それを締め付けるナットが付いています。

直交クランプの耐荷重は約500kgです。

2:自在クランプ

自在クランプは、単管パイプを好きな角度でつなげるように、2個のクランプの接続部が動く構造にした締結金具です。

自在クランプの特徴は、接続部が動き、自在に角度を変えられて固定されないことと耐荷重が直交クランプより低いことです。

自在クランプの耐荷重は約350kgです。

3:3連クランプ

3連クランプは、3本の単管パイプを締結できるように、3個のクランプからなる締結金具です。

3連クランプは、直交タイプおよび自在タイプがあり、直交タイプは90度で固定するのに対して、自在タイプは角度を変えて固定できる特徴を持ちます。

3連クランプの耐荷重は直交タイプが約500kg、自在タイプが約350kgです。

基本的なクランプの使い方

クランプは、材料を固定して作業しやすいようにしてくれる便利な道具です。

クランプの基本的な使い方は、材料を挟んで一時的に作業台に固定するというとてもシンプルなものです。

クランプは設置型ではないので、固定したい材料を様々な場所に固定することが可能です。また材料に合わせて様々な種類から最適なものを選択して使用することができます。

最適なクランプを使って材料を固定することで、安全に作業しましょう。

使う際の注意点

クランプを使う際の注意点として、2つ考えられます。

まず1つ目は、不安定な場所に固定しないようにすることです。クランプは平面に設置することで効果を発揮するので、不安定な場所に固定すると材料が動いてしまい本来の機能が発揮できません。固定した時に動かない場所にしっかりと固定して使用しましょう。

2つ目は、強く締めすぎないようにすることです。あまり強く締め付けすぎてしまうと、材料にひびが入ったり傷がついたりします。

クランプを使う際の注意点に気を付けて正しく安全にクランプを使いましょう。

用途別にクランプの種類を使い分けよう!

クランプは、材料を作業台に固定したり様々な作業のサポートをしてくれる便利な道具であることがわかりました。またクランプは、用途や目的によって様々なタイプのものがあります。

ホームセンターにクランプを探しに行くと、いろいろな種類やタイプのものが販売されています。初めはたくさんのタイプや種類があってどれを使ったらいいのか迷ってしまいます。

固定したい材料や用途に合わせて作業しやすいクランプを選んで、安全に使用しましょう。

 


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